GACKT 7年ぶりの「VISUALIVE」 1万2千人のファンと圧巻のフィナーレ
3月19日から始まったツアー「GACKT WORLD TOUR 2016 LAST VISUALIVE 最期ノ月-LAST MOON-supported by Nestlé」が7月3日(日)さいたまスーパーアリーナでフィナーレを迎えた(1万2千人を動員)。 7年ぶりに開催したGACKTのコンセプトツアー「VISUALIVE」は「音楽」「映像」「パフォーマンス」を余すことなく表現するライブ。約3ヶ月に及ぶ30箇所42公演のツアーとなった(総動員12万人)。 今回、「LAST VISUALIVE」と銘打ったように、このコンセプトライブも最後となるか?そのファイナルの模様をレポートした。 ライブは15分押しの16時15分からスタートした。 スクリーンに映し出された義経演じるGACKT。ライブを見に来ているのにもかかわらず「映画」から始まる演出からして、唯一無二なライブを想像してしまう。物語は源義経と兄頼朝との戦い。幾つもの矢が刺さった義経=GACKTに頼朝の命令により放たれた矢が、まさに刺さろうとした瞬間に『ARROW』が流れ、ライブがスタート。 花びらが散りゆく映像の中歌い上げる『花も散ゆ』、切ないバラード『RETURNER~闇の終焉~』と続く。熱き思いを『RIDE OR DIE』では歌いあげ、『暁月夜-DAY BREAKERS-』へ。そして場面は二幕目へと続く。 こちらは時代を遡った義経と、兄,頼朝との回想。2人の再会。義経の「義」を受け取ったにもかかわらず、兄頼朝「疑心」が招く悲しい未来への暗示。ライブを見ているにもかかわらず、まさに「自分」も物語の一人になっているように錯覚してしまう。 ステージは「ライブ」に戻り、美しい音色をGACKT本人が奏でる『泡沫の夢』、『斬~ZAN~』へと続く。『傀儡が如く』では、キレの良い「ロボットダンス」を披露。まさにタイトルにある「傀儡=あやつり人形」かの如く、不気味さと、重厚さが織りなす濃厚な世界。まさに義経と、兄頼朝の不安な関係を演出しているようだ。そして『揺籃歌-LULLING-』を歌いあげ第三幕目へ。源義経と平教経との友情を表現する映像から一変し、スクリーンにはファンにはおなじみの神威♂楽園「イケメン研究部」のメンバーによるゲーム大会へ! 今までの張り詰めた心を解きほぐすが如く、楽しいゲーム大会の映像では客席から大爆笑のウェーブが巻き起こる。 そしてライブに戻り、弾けたステージが展開された。『ONE MORE KISS』、『MIRROR』の疾走感が気持ち良く、自然と声が出てしまう。(ファン)「GACKT―!」(GACKT)「聞こえませーん」のコール&レスポンスが絡み、会場はさらに一体していく。 MC中には明日7月4日に誕生日を迎えるGACKTへ“サプライズ”でDJ KOO(TRF)、サウンドプロディーサーTAKUMIから誕生日ケーキ&花束のプレゼントが!!会場全体で本日のBirthdayEVEを心から祝った。 ライブに戻り『U+K』、『舞哈BABY!! -WooHa- (ウーハーベイビー)』、『恋のFRIDAY!!!』と会場を一体化させる楽曲が続き、梅雨のジメジメを吹き飛ばすような爽快な時間が繰り広げられた。 『キミだけのボクでいるから』はア・カペラからスタート。盛り上がりを浄化するような、爽やかなメロディーに胸が清くなっていく。映像とともに『P.S. I LOVE U』がスタート。深い愛情を表現する言葉に自然と胸が熱くなってくる。 そして、いよいよ四幕。義経のもとに集まる仲間たちとの宴。安らぎを感じながらも夢の中の話から目覚めた義経。最初の一幕の身体中に矢を受けたところに戻る。そして、先に行った仲間たちの元に向かうかの如く、、、ステージでは椅子にもたれ座り、崩れ堕ちそうなGACKTが『雪月花 -The end of silence-』を披露。仲間たちへのレクイエムのようだ。 メンバー、ダンサー、映像に映し出されたドラマの出演者とともにまるで包まれるように演奏は終了。4時間強にも及ぶライブは、エンドロールが流れ、この長きに渡るツアーが本当に終了したことを告げた。 と、突然新たな啓示が!エンディングロールにこの「VISUALIVE」の「2017年 ワールドツアー始動!」が告げられた。さらに10月からアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』のオープニングテーマ『キミだけのボクでいるから』、そして怪人二十面相として声優出演することも決定!!さらにワールドツアーを経て「日本」での凱旋公演も開催することが決定した。情報はオフィシャルHPに随時アップされていくので心待ちにしてほしい。