ロシアでコスプレイベントが!?その内容は?盛り上がりは!?
未だ近くて遠いというイメージがついて回るロシア。 政治的な要因や漠然としたイメージ問題から近寄りがたい印象を持つものも少なくないが、そんなロシア国内では今、コスプレが空前の盛り上がりを見せているという。ロシア全土では大規模なコスプレイベントが複数開催されており、日本文化の発信イベントにも関心は高い。そんなロシアと日本を繋ぐ、コスプレ文化交流イベントが開催されたというので日本側主催者である大森拓也氏を直撃した。 ーまず、どのような経緯でロシアでのコスプレイベント開催に至ったのでしょうか。 大森拓也 今、ロシア国内でのコスプレ熱が凄いんです。交流自体は数年前からあるのですが、2~3年前と比べても来場者が十倍以上に膨れ上がっています。今回はそんなロシアのブラゴシチェンスク市が160周年記念のイベント内で大々的にコスプレ日露交流をやろうということになり、お声掛けいただきました。ここ2年間はロシア人コスプレイヤー団体を日本に招待する企画ばかりで、日本人コスプレイヤー団体をロシアに連れて行く企画は初めてでした。 ーロシアでは日本のアニメが流れていたりするんですか? 大森拓也 1996年に美少女戦士セーラームーンが現地で放送され、これが瞬く間に子ども達の間で大ヒット、それにつられて大人たちもアニメを観だすという、最近の日本で言えばラブライブ!的な現象が発生しました。 続く2000年にはポケットモンスターが放送開始となり、「日本のアニメが凄い!」という地盤が築かれた印象です。 ーそのアニメ人気からコスプレにも火が付いたという印象でしょうか。 大森拓也 ロシアは日本からのイメージ以上にインターネット上に自由な空間が広がっています。そういった空間でコスプレ写真が共有され拡散され、広まっていったという印象です。 コスプレ人口が急激に増えていて、イベントへの来場者も多いのですが、日本と違うのは会場に来る人がほぼ全員コスプレイヤーという点ですね。いわゆるカメコ(コスプレイヤーを撮影しに来場するカメラマン)がほとんどいないため日本のイベントと雰囲気が全く違います。 ー今回のイベントも同様にコスプレイヤーの来場は多かったですか? 大森拓也 そうですね。地元コスプレイヤーの参加だけでなく、日本からのゲストコスプレイヤーも8人。そんなコスプレイヤー同士が日露合同チームでパフォーマンスを披露し、さらに市の160周年イベントということでたくさんの来場があり大成功といえる内容になりました。 ーこの成功を踏まえて今後の世界イベント展開など視野は広がりましたか? 大森拓也 今回のような大人数での参加、そして長期滞在というイベントが本当の意味での「文化交流」になるんだということを肌で感じました。 やっぱり1~2人だけでの短期間遠征だと個人的な交流や繋がりで終わりがちなんです。ですので、今後はイベントの開催回数を減らしてでも大人数長期滞在という有意義なイベントを開催していきたいですね。 ーありがとうございました。次回はロシアと日本の文化交流について聞かせてください。