指原莉乃 選抜総選挙24万票の圧勝で2連覇「どうか1位として認めてください」
第8回AKB48シングル選抜総選挙の開票が、HARD OFF ECOスタジアム新潟行われ、6月1日の速報順位発表で2位発進だった指原莉乃(HKT48)が、2位の渡辺麻友に7万票以上の差を付け、243,011票を獲得し、総選挙史上誰もが成し得なかった2連覇を達成した。 3位の松井珠理奈(SKE48)のスピーチが終わり、やはりこの2人の一騎打ちなのかという、張りつめた空気の中、徳光和夫がおもむろに2位の封筒にハサミを入れた。「発表いたします!第2位になりましたのは!」と静寂の会場にこだますると、渡辺も指原も手を組み祈るような仕草で一点を見つめる。徳光が長い間合いの後「AKB48」とコールした瞬間、「やったーー!!」と拳を上げガッツポーズ、さらに「やーーーった!!」と雄叫びを上げる指原。HKTメンバーも狂喜乱舞して、その瞬間決まった指原2連覇を喜んだ。 AKB48総選挙特集ページはクリック あらためて1位でコールされ、得票数が24万票を越えたことに指原が目を丸くしたのはもちろん、渡辺もびっくり、山本彩(NMB48)に至っては両手を高々と上げて”お手上げ”ポーズで茫然。大いに沸いた。指原はその得票数を噛みしめるように天を仰ぎ、しっかりとした足取りで立ち、深々と礼をした。 1位の証し女王のガウンを纏った指原はセンターマイクに進んだ。 「みなさん、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。あっちゃんもゆうこちゃんも達成できなかった連覇。私なんかがと言う気持ちはありますが、達成できたこと心から嬉しく思っています。ありがとうございます。おこがましいんですが、ひとつだけお願いがあります。私もこの1位で3回目の1位になります。どうか私を1位として認めてください。私はスキャンダルで仕事が増えましたし、”スキャンダル成金”と思われてもおかしくないような仕事っぷりなんですが、(そんことないよー!の会場の声に)そんなことあるでしょ!(笑)。だけど、私はあっちゃんや、ゆうこちゃんや、まゆとは違って”企画モノ”だと思われもおかしくない。自分でもちゃんとそう思っています。間違えた事ばかりだし、叩けばホコリしか出てきません。だけど、今まで1位を獲ってきたメンバー同様、ファンの絆は熱いと思っています。なので、私の1位は当たり前じゃありません。”私の1位は倒せない”そういう事ではなく、私のファンのみんなが無理に無理を重ねて頑張ってくれた1位です!どうか私に心からのおめでとうをお願いします…」と語ると、波が打ち寄せるように会場からの「おめでとうコール」が響き渡り、そこで初めて涙をみせた。 さらに「いつかみんなみたいに”おめでとう”って言ってもらえる1位になりたいって思ってました。本当に幸せです。ありがとうございました。そしてHKTのメンバーのみんな、たくさん上位にメンバーがなり、みんなのうれし涙に幸せをもらい、ランクインできなくても、メンバーの順位を素直に喜べるみんながいること、とても幸せです。いつも数えきれないほどの幸せをホントにありがとう!みんながグループのセンターになり、一桁の順位になり、どんどん大きくなっていくことが、私の心からの幸せです。みんながいるから頑張れます。 そして個人的なことなのですが、2月に大好きな祖父が他界しました。忙しい事を理由に会いに行けなかったことの後ろめたさから、大分に帰ったことはたくさんあったのに、まだ祖父に会いに行くことが出来ていません。ですが、支えてくれるメンバー、そしてこうしてお祝いしてくれるファンのみなさんがいる。そう思うと、今こうやって1位としてこの場に立っていること、祖父が喜んでいると思います。あらためてトロフィーを持って大分に帰って、1位になったことを報告したいと思います。それも含めてみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。」(全文)とスピーチした。 徳光からは「連覇はスゴいね」と労をねぎらうと、「幸せですね。ただ私はまゆや横山が引っ張って作っていくAKBが何よりも大好きなので、2人の後ろに立って引っ張ってもらって迷惑を掛けないよう頑張りたいと思います」と語り、さらに徳光から「2位の麻友さんに一言ある」と聞くと、「んーーー」と考えたあと「普段は恥ずかしくて、私なんかがこんなこと言っていいのかなと思って言ったことありませんでした。私は”ライバルはいない”とずっと恥ずかしくて言ってきましたが、私にとって最高のライバルはまゆです!これからも国民的アイドルとまた呼ばれるよう、素敵なグループを作って行きましょう!」との言葉に、渡辺も目を潤ませていた。 下馬評では、速報1位の渡辺の逃げ切りでは?との論調も多かったが、結果は指原の圧勝劇で幕を閉じた第8回総選挙。新潟の地に新たな伝説が作られた熱い1日だった。 写真(C)AKS