ワルキューレ美雲ΔJUNNA&フレイアΔ鈴木みのり リリイベが大盛況
5月14日、ラゾーナ川崎プラザにてTVアニメ『マクロスΔ』OP&EDテーマシングル発売記念イベント「歌は神秘!“ワルキューレ” ワクチンミニライブ@ラゾーナ川崎プラザ」が開催。ワルキューレのエースボーカル、美雲・ギンヌメールの歌を担当するJUNNAと、フレイア・ヴィオン役の鈴木みのり出演のもと行われたこのイベントは、『マクロス』らしい、まさしくデカルチャーなライブだった。 その予兆は、開演前から感じられるものだった。イベントスペースのあるラゾーナ川崎の2F広場はもちろん、吹き抜けになっている上層階・5Fまで観覧スペースは人でいっぱい。さらにこの日のハイタッチ&お渡し会のために用意されたCDも、イベント開始1時間前に完売するというデカルチャーっぷり。改めて、本作の人気とふたりへの期待の大きさが伺える。 そんな観客たちの前に、作中のワルキューレのようにinterludeに乗せて、JUNNAと鈴木が登場。挨拶代わりに、まずはそのまま挨拶代わりに「恋! ハレイション THE WAR」を披露する。この爽やかなポップチューンをふたりの生でのハーモニーが彩り、特に2コーラス目の冒頭では、向い合っての息を合わせていた。かと思えば、間奏や自らの担当でないパートでは、それぞれがステージをぐるりと囲んだファンに向かって笑顔で手を振るひと幕も。 曲明け、フリースペースでのイベントは初ということもあって、改めて観客へと自己紹介。大人っぽい歌声で堂々たるパフォーマンスを見せたJUNNAが15歳であることを告げると、会場からはどよめきが。一方鈴木は、自身の自己紹介前と合わせて元気いっぱいにフレイアとしても挨拶。彼女もしっかりこの場に“連れてきた”形となった。 その後、1曲目を歌い終えての感想をそれぞれ「緊張してたけど、盛り上がってくれてすごくうれしいです(JUNNA)」「こんな大きなところで歌えると思っていなかったので、うれしいです(鈴木)」と語る。さらにリリース後の心境の変化やレコーディングの思い出をなどに話が及んだあと、それぞれがメインを執る楽曲を続けて披露していくことに。 まずは「いけないボーダーライン」から。JUNNAの艶っぽいボーカルワークに、独特のリズム感で刻まれるサビの締めのメロディ。そしてその歌声末尾の絶妙な下げ方。それらいずれもがとにかく大人びていて、リスナーをゾクッとさせる。この日のフィーリングでしか聴けないであろうその歌声の塩梅を、観客も存分に楽しんでいた。また、鈴木もハモリでそれをしっかり下支えし、ここでも良好なコンビネーションをみせる。 そして今度は、「ルンがピカッと光ったら」で鈴木が魅せる。イントロのセリフをアレンジしたり、間奏では“ワクチンライブ”であるこの日のステージになぞらえて「みんなのヴァール化を防ぐためにお願いがあります!」との言葉から「ほいな!」でのコール・アンド・レスポンスを展開。さらにサビでの「Wow woh wow woh」も超満員の観客と大合唱し、会場全体を巻き込んだ盛り上がりを作り出した。JUNNAも鈴木とシンクした振付で双子感を出し、曲のラストにはふたり揃って「ゴリゴリアターック!」とシャウトを決める。 2曲続けてそれぞれの特色あふれる楽曲をやりきったふたり。そんな彼女たちから、ここで重大発表!7月6日にワルキューレの1stアルバム『Walkure Attack!』が発売されることと、夏開催のツアーの追加公演の開催が発表され、会場は喜びの大歓声と拍手に湧いた。追加公演の詳細は『マクロスΔ』第8話を皮切りに発表されていく予定なので、彼女たちの歌声を感じたい方はぜひチェックしてほしい。 そんな興奮冷めやらぬなか、その『マクロスΔ』OPテーマ「一度だけの恋なら」をラストナンバーとして披露。こちらは先ほどとは一転、背中合わせから始まる対称的なフリからスタート。鈴木のパート中に顔を伏せるJUNNAの姿は、観ている者からはまるで、美雲の心を自らに宿そうとしているかのように映った。そうしてフレイアと美雲として、ふたりはサウンドに負けないパワフルな歌声を響かせていく。最後の最後まで彼女たちはラゾーナの観客をとりこにし、曲の最後ではふたり揃ってのワルキューレサインでキメてみせた。 その後、ふたりがワルキューレサインをした観客をバックに記念撮影をしようかというところで、またもやサプライズ。なんと『マクロスΔ』の総監督・河森正治氏が登場!3人と観客とでの記念撮影が行われることとなった。撮影が終わると、「川崎地区のヴァールの発生危険率が低下した」とのことでライブパートは終了。本当に、何から何までデカルチャーな時間だった。 そしてライブ終了後は、JUNNA・鈴木が再登壇。ハイタッチ&特典お渡し会が開催された。ふたりとも参加者一人ひとりと、笑顔で言葉とハイタッチを交わし、大熱狂のイベントは幕を下ろした。 主題歌シングルのリリースに加え、この日発表されたワルキューレ1stアルバムやツアーの追加公演など、ますますその盛り上がりの度合いを加速していく『マクロスΔ』。ストーリーに散りばめられた謎や秘密、そして様々な人間ドラマの展開とともに、音楽面からもこの作品をぜひ楽しんでほしい。 Text:須永兼次