松岡充、小林幸子が超会議で語った「ニコニコの未来」
4月29日(金・祝)、30日(土)の2日間、千葉県・幕張メッセにて開催したニコニコ超会議2016。 今年も多くの来場者を記録し、様々な話題を集める企画が目白押しとなった。 その中でも、音楽関係者の間で注目を浴びたのが、松岡充と小林幸子が「ニコニコ」について語った「松岡充×小林幸子 松岡充の超世の中ヲタしい事だらけ!~ラスボスと対談してみた~」だろう。 松岡充といえば、ロックバンドSOPHIAとして活躍、俳優としても仮面ライダーシリーズを初め多くの役で高い評価を得ている。その松岡が長年精力的に取り組んでいるのが「ニコニコ」での活動だ。ニコニコの黎明期から様々なアプローチを行い、ニコニコを知り尽くしている男としてユーザーからの人気も高い、まさに第一人者である。 そして、小林幸子といえば昨年末の紅白歌合戦でニコニコと「奇跡のコラボ」を実現させ日本中を驚かせた記憶も鮮明に残る。ニコニコと革命的な取り組みを精力的に行っている。 まさに、音楽とニコニコ、そしてユーザーとの「三位一体」となる文化を引っ張る二人の歴史的な対談となった。 ニコニコ超パーティーの裏で挨拶を交わした程度だという二人。松岡は「マジか!共演できるなんて」とオープニングから興奮気味。『千本桜』をBGMに登場した小林幸子。松岡は「今回、出演を迷ったんですが、小林幸子さんがゲストならやりたい!と話していたんです!」と裏事情を早々に告白。小林幸子が「ラスボスと呼ばれる理由」や、ボカロ楽曲の素晴らしさをトークしながら、それぞれが“ニコニコ”と出会ったきっかけを話し合い、小林幸子の「ニコニコの歴史」を共に振り返った。 番組は、突然松岡がゲームを提案。松岡が勝ったら「小林さんのプライベートな事を聞いていいですか!」とまさかの展開に。しかし負けたら、松岡がからし入りのシュークリームを食べるという罰ゲームあり。意気込む松岡だが、まさか一発目で負け、直ぐにカラシ入りシュークリームを食べることに。「からしは女の子の次に好き!」と豪語するが、食べた瞬間に悶絶!その後もゲームは続き連勝の松岡は「初恋の人のタイプ」「勝負下着の色」を聞き出すことに成功! 番組は終盤、「ニコニコの未来」へ。小林は「世界中の人がニコニコで友達になれる」と期待し、「みんなが同じ気持でいれば戦争は起きない。そういうことを発信していくべき」と提言。 松岡も「作品は文化、言語を超えて届く」と可能性を話し、「何かをスタートするのに遅いということはない、いまが一番新しい、知らないことを恥じることはないんです」と、ニコニコとの様々な新しい試みに挑戦する小林も話す。 放送終了後、松岡に話を聞いた。 -超音楽祭に続き、お疲れ様でした!小林さんからも「世界中の人がニコニコで友達になれる」とお言葉がありました。 松岡 ニコニコでの発信もあるし、付随していろんな日本のアニメとかアイドルとかオタク文化が輸出されている状況なので、幸子さんが言われていることを、ニコニコが旗振りとしてドンドン広めていくべきなんだと思います。そのニコニコの中で我々日本のアーティストも、ネットでしょという考え方ではなくて、もうわかろうよ、というメッセージが幸子さんの言葉に入っている気がするんですね。影響力がある人達が、ニコニコの良いところを使いながら創っている作品、ステージって言うものの言霊だったり、魂がある、スピリットがあるものを届けることが人と人を繋げるものだと思う。そういったことが、本来僕らアーティストがやるべきことだから、すごくもっともな素晴らしい言葉をおっしゃって頂けたなと思います。すごく嬉しかったですね。 -松岡さんがニコニコに挑戦をした当時、小林さんのような超大物が参加すること想像できましたか? 松岡 いやいや、全く無いです、ビックリしました。さっき番組でもいいましたけど、幸子さんがコミケでCDを手売りで売ったって話し、実は同じ時期に自分も考えていたんですよ。幸子さんがやると聞いて、大先輩の幸子さんがやるんだ、ということで、無礼ではあるんですけど一回、自分がやる前にどんな化学反応が出るのか、見させていただきたいなと思ったんです。自分でも予想をしていたんですけど、ニコニコだろうが、コミケだろうが、ネットだろうが、テレビだろうが関係ないな…みんなが求めていて、求めている人に発信をして行けば、ジャンルを超えて世代を超えて手を伸ばすんだなとわかった。幸子さんのそういった行動を見させて頂いて、僕もニコニコとのつきあい方を改めて建設的に考えるきっかけになりました。去年超会議の超音楽祭に出た時、その時に4回出てますからニコニコの祭典だと思って向かったんですね。ニコニコの祭典だからニコニコで生まれたボカロ曲を歌って、自分の曲はやらないと思いながらやっていたんだけど、なんか思っていたニコニコの世界じゃなくなってきていると感じたんです。ニコニコらしさが好きだったし、なんとなく世界感が変わってきたねって話をスタッフにもしたんです。今回の、超音楽祭に関しては出演を迷っていたんです。超パーティーはニコニコらしさが満載なので、古参出演者としては嬉しいので迷いはないんですけど…。出演を少し迷っていた時に、「松岡充の歌を、MICHAELを聞かせて欲しい」と提案をされたんです。アニメファンがいて、コスプレファンがいて、オタクカルチャーが好きで来ている人もいる、そういった様々な人たちにもMICHAELを伝えて欲しいと言われました。レギュラー番組を立ち上げて7年、超会議・超パーティー6回目にして初めてMICHAELの曲を歌わせて頂いて、疎外感も全く無かったし、オーディエンスが傍観的に見ている感じもなかったし…これは、ボカロ曲をカバーさせて頂いた表現の中で出来たユーザーとの絆があるから、初めて聞くMICHAELもその場で受け入れてくれた…それって僕らがデビューした頃とすごく似ているんです。噂や好奇心だけでもわざわざチケットを取り、ライブ会場に駆けつけてくれたところからのスタートでしたから…。 やっていてすごく楽しかった。だから、当初今回の出演は迷ったんだけど、出演してみて前回よりもすごく充実感があるし、なんか僕にとってのニコニコの未来が見えた気がします。 -同世代の中村獅童さんの出演も刺激を受けたと話していました。 松岡 超歌舞伎では、伝統芸能の歌舞伎と最先端の3Dグラフィックの融合ってだけじゃなくて、中村獅童君がニコニコの世界でやるよっていうのが凄い!とにかくあれは中村獅童君でしか出来なかったと思うんです。勿論、素晴らしい歌舞伎役者の皆さんが他にもたくさんいますが、あのステージは獅童君にしかできなかったステージだと思います。彼の立ち振る舞いにとてもロック魂を感じました。獅童君に失礼かもしれませんが、僕の表現したいこととすごい近いものを感じました。挑む姿もそうだし、一つになりたいんだよっていうことを、自分の挑戦と表現で見せてくれたと思います。10数年ぶりにお会いして、久々に再開したのがニコニコで、獅童君も向こう張って全力でやっている…自分も頑張ろうと思えましたね。楽屋でお会いしたんですけど凄い嬉しかったですね。さらに今日、小林幸子さんじゃないですか、常に前を向いて進んできた人って、ニコニコを通るんだなって嬉しかったですね。 -さっき話した「ニコニコが変わってきた」と言うのは、進化したってことになる? 松岡 そういうことでした!去年は目の当たりにしすぎて、あまりにニコニコの初期を知りすぎているから違和感があったんだけど、今回でよくわかったと思います。新しいニコニコはもうスタートしています。 ■Matsuotterの裏世のヲタチャンネル(ニコニコチャンネル)http://ch.nicovideo.jp/matsuotter 松岡充×小林幸子 松岡充の超世の中ヲタしい事だらけ!~ラスボスと対談してみた~ ※生放送タイムシフトは5/7 23時59分まで視聴可