わーすた 業界注目のコンベンションライブに出演
2016年4月14日に東京・SHIBUYA TSUTAYA O-EASTにて、「PLATINA PREVIEW vol.3 」が開催された。 「PLATINA PREVIEW vol.3 」とは、大手レコード会社“エイベックス”が2016年イチオシの若手&新人アーティストを集めて行ったコンベンションライブであり、今年で3回目の開催となる。 2014年に行われた第1回目の「PLATINA PREVIEW」には、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得するなど、現在、飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を遂げ、国内外で大活躍の和楽器と洋楽器のサウンドを見事に融合させる8人組バンド、和楽器バン ドや、4月6日に発売されたばかりの松井玲奈のSKE48卒業後初のシングル『シャボン』にてコラボレーション参加(「松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン」名義でリリース)をするなど、音楽好きはもちろん芸能界に多数のファンを持つ、唄とアコーディオンの姉妹ユニット、チャラン・ ポ・ランタンも出演するなど、業界も注目のコンベンションライブである。 そんな注目の「PLATINA PREVIEW」に、今回は6組の若手&新人アーティストが出演した。 コンベンションのトップバッターを飾るのは、17歳で作家デビューを果たした次世代プロデューサー女子鈴木まなか。自らのDJプレイで、自身の作品をNONSTOP MIXで披露した。代表作である『Flower / 秋風のアンサー』や、『こんどうようぢ / ぱんっ!!!!!』を織り交ぜ、フロアを温めた。 そして、2組目のアーティストとして鈴木まなかがサウンドプロデュースを務めるアイドルグループわーすたが登場。5月4日に世界110ヶ国でアルバムデビューをする彼女達は、『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』をフレッシュに披露した。サビの「マジでトリケラトプス強い!~」という歌詞は、脳内ループしてしまうインパクト大の楽曲であり、充実した笑顔のパフォーマンスは期待に満ち溢れていた。鈴木まなかの独特な音楽世界の今後も楽しみである。 3組目のアーティストは、現在動画サイトにて人気沸騰中のバイオリニスト石川綾子。ゲストドラマーに超絶技巧でお馴染みの現役早大生ドラマー『川口千里』を迎え、ロックバイオリンの魅力を存分に披露したステージとなった。1曲目は人気沸騰中のアニメ「おそ松さん」のオープニングテーマ『はなまるぴっぴはよいこだけ』のカバー。原曲を大胆にロックアレンジしたオープニングナンバーは16分刻みの激しいフレーズと川口の高速ツーバスの競演となった。MCで見せる石川の“萌え”要素満載な雰囲気と、演奏時のファイティングスタンスとのギャップも魅力の1つと言える。2曲目は石川本人作曲の『PASSION』。こちらはキーボード扇谷研人とのラテンアンサンプルが心地良い、石川の超絶バイオリンを最も体感出来るナンバー。僅か2曲のステージではあったが相当なインパクトを残した石川綾子。アニソンロック+バイオリンの新たなスタンスを初披露した、文字通りの“ショウケース”となった。 4組目のアーティストは、少数派ではなく万人受け、暖かみのある歌詞と歌声で爽快な風を巻き起こす歌モノ4人組ロックバンドGoodbye holiday。昨年7月にメジャーデビューをしたばかりの彼らは緊張感漂う会場の中、安定のライブパフォーマンスと少し毒吐いたMCで来場者を魅力した。新曲『弱虫けむし』がNHKみんなのうた6-7月に決定し、新曲『奇跡の星』が谷原章介主演のテレビ東京系金曜8時のドラマ「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~」の主題歌に起用されるなど、今後の活躍に注目して欲しい。 5組目のアーティストは、今年1月27日にアルバム『ルール違反』でデビューしたばかりの加治ひとみ。デビュー曲である『ルール違反』で登場し、歌詞の世界観そのままに、しっとりと歌い上げた。2曲目には4月から始まったアニメ「双星の陰陽師」のエンディングテーマとして書き下ろした『アイズ』を熱唱。加治の真骨頂であるバラードでは堂々たるステージで観客を魅了した。そして3曲目にはまだ配信も発売もされていない加治にとって初のダンスナンバーの新曲『In My Hi-Heel』を初歌唱。それまで履いていた長いドレスの衣装を外し、ミニスカートにニーハイブーツというセクシーなスタイルで、バックダンサーを従えダンスパフォーマンスも初披露した。「ハイヒールで世界征服!」といった女の子をフックアップする印象的なフレーズの歌詞とキャッチーな振付となっている。この曲は夏にリリースを控えており、同世代の女性の共感を呼びそうなナンバーだ。今後の成長が楽しみな加治に注目してほしい。 最後にトリを務めた6組目のアーティストは、昨年9月にTVアニメ「食戟のソーマ」オープニング曲『ライジングレインボウ』で華々しくメジャーデビューを果たしたロックバンド、ミソッカス。ステージに登場するやいなや、いきなりテンションMAXで、デビュー曲『ライジングレインボウ』を披露。間髪入れずにキーボードで始まるキラーチューン『マッドシュリンプス』を演奏し、畳み掛けるように、3曲目の『闇夜のキャラバン』へと続いた。『闇夜のキャラバン』はフジテレビ系水曜22時ドラマ「無痛 ~診える眼」の挿入歌に起用されたミソッカスの代表曲の1つである。その後も、観客を激しく煽るロックバンドらしいMCで会場を沸かせ、アッパーチューンである『ホリデイ』『ワルイトモダチ』を続けて披露された。ミソッカスの魅力はカオティックなミクスチャーでありながら、人懐っこいメロディが随所にちりばめられた独特のスタイルであり、いい意味で大人にならず、前のめりな衝動が爆発しているかのような所だ。彼らの魅力を短時間で凝縮したステージに、会場は最高のボルテージのまま幕を閉じた。 今回出演したバラエティに富んだ6組の若手・新人アーティストたちが2016年の音楽シーンの中でどのように光り輝いていくのか楽しみだ。