世界を股にかけるコスプレイヤー「ウサコ」その運命を変えた出会いとは!?
前回のインタビューではアニメの主人公さながらに仲間を増やしていくスタイルが印象的だった、コスプレイヤー「ウサコ」。そんな彼も当初は自分からオープンにコスプレに挑むことはなく、消極的な姿勢で燻っていたという。 彼を現在のように大きく進化させた存在とは一体…。 今回はその秘められたエピソードに迫る―― ――それではウサコさんのコスプレライフに置ける「最初の出会いが運命を変えた」という言葉の詳細をお聞かせください。 ウサコ 前回お話したとおり、僕はコスプレ業界に飛び込んで間もなく素敵なイベントに呼んで頂けるという幸運に恵まれたわけですが、初めて参加系のイベントに行った時の話をさせてください。そして仮に自分に置き換えて想像してみてください。 正直、ハロウィンでもないし、いきなりコスプレなんて出来ないじゃないですか。恥ずかしいし(笑) ――(笑)確かにそうですね。 ウサコ イベント会場にいても手持ち無沙汰ですし、知り合いなんて一人もいませんし、コスプレ衣装に着替えるのも恥ずかしくなってきて、居場所が無く私服のまま会場をフラツイていたんですよ。 そうしたら既にコスプレ衣装に着替えて会場を散策している人がいたんです。近づいてみると、僕がコスプレをインターネット上で勉強するにあたり参考にしていた人達の一人だったんです。 ――確かにイベントにはコスプレ界の有名人が多数来場している場合もありますよね ウサコ 恐る恐る「MAXXさんですよね」と話しかけ、自己紹介をしたんです。そうしたところ、「なんで着替えてないのー!」と着替えを促され、そのまま会場に来ているコスプレ界の友達を続々と紹介してくれたんです。同じように最近初めたばかりの方から中には超有名人まで。僕にとってはその繋がりが今も広がっているというイメージですね。 ――なるほど。そこからMAXXさんと急激に親しくなったわけですか? ウサコ 話しているうちに年齢も家も近いという、ご近所さんであることが判明したんです(笑) ――これはまた運命的ですね(笑) ウサコ コスプレ界には「相方」という表現があるんですが、まぁパートナーというかバディという印象ですけども、そこから僕らは「相方」として活動することになりました。 前回お話しにありました「るろうに剣心」相楽左之助コスプレで悠久山安慈と対決という一枚ですが、この悠久山安慈もMAXXさんです。 ――画像を拝見する限り、MAXXさんもウサコさんと同じく強靭な肉体という印象ですね! ウサコ そうですね。肉体造形の方では僕が師匠でした(笑) ――「相方」として素晴らしい関係性ですね(笑) ウサコ でも聞けばMAXXさんも昔はオープンな人柄ではなく、持病に悩んでいる時期があったそうです。その殻を破ってくれたのがやはりコスプレというわけなんです。自分のコンプレックスだった部分がコスプレではそれが役にたった、こんな風に自分を認めてくれる場所があるんだと嬉しくなったそうです。ぶっちゃけるとスキンヘッドのキャラなんですがこれがまた頭も形も綺麗で(笑)身長も180cm超えでカッコイイ外国人の人みたいなんですよね。そんな事もあってどんどんのめり込んでいったそうです。 ――コンプレックスを活かすなんて素敵過ぎるエピソードですね! ウサコ そうなんですが、MAXXさんとのお別れは余りにも突然でした…。 2014年のとあるイベント参加していた時に体調を崩しその後、帰らぬ人となってしまいました。 ――そんな大事件が…。 ウサコ ちょっと話が飛んじゃいますがコスプレってまだまだマイナーな趣味でレイヤー同士本名や年齢を名乗らなかったり、どんなコミュニティーもそうですが派閥があったり、表面上が仲良しでも実際の繋がりが薄かったりする場合が割とあったりすんですよ(もちろんそれが全てではないです!)。そんな事はどうでもいいくらい僕にはショックな事だったんで周りにどう思われようがMAXXさんの訃報はなんとか伝えたいとSNS上で発信しました。すると凄い勢いで拡散され、お通夜には大勢が人が参列してくれてご遺族も驚かれていました。僕はその時、改めてMAXXさんの人望に驚かされましたね。僕は彼に恩返しが全然出来てなかったし、せめて残った家族の人に何かしてあげたかったし、そうする事で僕自身気が紛れました。 ――そうだったんですか…。では、ウサコさんの活動は今もMAXXさんの意思を継ぎ、MAXXさんの築いた地盤の延長線上にあるといった印象でしょうか。 ウサコ そうですね。意志というと大げさですが、僕が初めて出会った時も最後のお別れの時もコスプレだったMAXXさん。彼との時間がなければ今のウサコはないと思います。 これだけ大きくなり色々な意見を持つ人がいるコスプレ界の中で、誰ひとりとして悪く言う人もなく、厚い人望に包まれていた彼のような存在を目指して行きたいですね。 あと僕が色んな国でコスプレをすると天国で喜ぶと思いますのでオファーまってます(笑) ――今回も貴重なお話ありがとうございました。 【クリック】ウサコTwitter 【クリック】ウサコby Tokyo Otaku Mode