今年の選抜総選挙ではNGT48が台風の目となるか?
先日、候補者が出揃い、本格的に動き出した第8回AKB48選抜総選挙。それぞれが想いを胸に抱き、立候補・辞退を決断した。そんな中で、今年一番この日に気持ちを込めているのは、NGT48メンバー、そしてファンではないか。 グループ唯一の全員立候補、昨年の福岡ヤフオク!ドームから、今年はHARD OFF ECOスタジアム新潟とNGT48の地元へと会場を移しての開催となり、期待値は跳ね上がっている。 ただ、本格始動から約半年強、現在のNGT48の全国的な知名度は未知数な中、今回の総選挙は彼女たちにとってはまだ早いのではないか?とも思える。というのも、過去の総選挙結果を見ると、活動初年度のメンバーがランカーとなった例は少なく、過去のデータではセンタークラスのメンバーがほとんどだ。初年度で選抜入りを果たすことがいかにして狭き門なのかを示している。さらに昨年80位にランクインしたHKT48チームKIVの本村碧唯が13116票を獲得しており、この得票数が一つのボーダーラインとなる。年々投票数も増している現状、さらなる上積みの可能性もあると考えるとより厳しい見方をせざるを得ない。 それでもバラエティ番組「AKBINGO!」「HKT48 vs NGT48 さしきた合戦」への出演、そして劇場でのパフォーマンスで着実に研鑽をつみ、何より地元開催ということでただならぬ闘志を沸々と滾らせるメンバーたち。だからこそ、その狭き門を崩す存在が現れてほしいというロマンを抱くファンも多く、SNSを中心にすでに盛り上がりを魅せている。その壁を突破してくれそうな、メンバーは一体いるのか?今稿では注目するメンバーを取り上げてみたい。 先日発表されたAKB48、44枚目のシングル選抜に北原里英と共に名を連ねた加藤美南(愛称:かとみな)と高倉萌香(愛称:おかっぱ)は、その筆頭となり得そうだ。 加入当初からNGT48のエースとして注目されてきた加藤は人気、知名度共にNGT48の中では、北原、柏木を除けば頭一つ飛びぬけた状態。公演ではバトントワリングで培われたアクロバットで魅せる「側宙」はファンだけでなくマスコミの度肝を抜き、何かとフワフワしがちなNGT48のトークにおいてシッカリとした受け答えでスポークスマン的役割も、北原と共に担う。松井玲奈を彷彿とさせる涼やかなルックスも見事と、柏木由紀も自身のラジオにて「NGT48のセンターとしてどこに出しても恥ずかしくない」と称したほど、非の打ちどころがない存在。 急成長を果たしている14歳の高倉はNGT48 初オリジナル曲『Maxとき315 号』センターを務めたことで、加藤と共にNGT48の顔となりつつある。時に見せる不思議な挙動と、大事を前に泣き出してしまうなど打たれ弱い面が見られたりと年相応だが、ステージ上で放つ輝きはやはり大きなものを秘めているとしか言えない。 さらに注目メンバーを見れば、NGT48から一番乗りで立候補を表明した高校一年生の本間日陽(愛称:ひなたん)。ふんわりしたイメージとは裏腹に、新国立劇場バレエ団経験者という超エリートアスリート。その経験に裏打ちされたしなやかなパフォーマンスを駆使し、劇場公演で頭角をメキメキと現している。年齢からは想像できない所作からにじみ出る優等生ぶりと愛らしいルックスは、キャプテン・北原をして「王道アイドル系」と言わしめた。時に年相応のボンヤリとした受け答えが見られ、完璧なだけではない隙も彼女の持ち味だ。 王道と言えば、ツインテール姿も麗しい猫系顔の美少女・中井りか(愛称:りかたん)も忘れてはいけない。“NGTの釣り師”の通り名があるように、丁寧な握手会対応は着実にファンの心を掴んでいる。その姿は彼女が敬愛する渡辺美優紀を彷彿とさせる。握手だけでなくマメなブログ更新、モバメの配信数の多さなど応援する人間に向けての対応はどれをとっても見事だ。自らを「お姫様」と呼ぶなど、柏木曰く“あざとい”キャラではあるものの、お高く止まるどころか時にネガティブ発言が飛び出す自称:豆腐メンタルの持ち主でもある。そのポンコツぶりがまた中井の魅力を底上げしている。 ルックスと言えば、その超絶美形ぶりにNGT48初見の人はおろか、目の肥えたファンですら驚愕した山口真帆(愛称:まほほん)も、独特の世界観から繰り出される絶妙なトークでただのキレイなだけの子とは一線を欠いた輝きを放っている。 バイトAKBを経てドラフト2期生としてNGT48に加入した西潟茉莉奈、荻野由佳(愛称:おぎゆか)の二人は初期メンバーとしてNGT48の屋台骨と言うべき活躍を見せている。西潟は一歩引いて物事を見るNGT48のバランサー的役割、そのキャプテンシーはさすがの一言。獲得時、北原が彼女に見出した年下メンバーをまとめる牽引者としての役割は見事今のNGT48でも発揮されています。13期、14期のオーディション落選、15期の候補生からも落選と苦労人である荻野は、その苦節を晴らすかのように公演では持ち前の全力感溢れるダンスで魅了する。 控えめかつ純朴さが素晴らしい村雲颯香(愛称:もふちゃん)、コロコロした愛らしさの持ち主な最年少メンバーの小熊倫実(愛称:つぐみん)、唯一の関西出身者でグイグイと行く姿勢が持ち味の太野彩香(愛称:アヤカニ)らも徐々に才覚を発揮しつつある。まだ走り出して間もないながらもダイヤの原石がゴロゴロと転がっている。 そしてキャプテンの北原里英、兼任メンバーである柏木由紀も共にブログで今回の総選挙にかける熱い想いを綴っている。彼女たちの奮闘はきっと初参戦のNGT48メンバーにとって心強いだろう。 これだけの短期間で十二分に個性を発揮しているメンバーが揃っているということは、本番までの2ヶ月ほどの間に、何かワンアクション起こればもしやすれば…との期待も高まる。要素は確実に揃っている、後は残された期間の間で彼女たちがどう戦うのか…。速報発表そして本番の舞台で彼女たちが輝く瞬間が訪れるのを楽しみにしたい。 写真(C)AKS