AKB48チームA 5年半ぶり新公演で意外なメンバーの覚醒
AKB48にはチームA、チームK、チームB、チーム4、チーム8というチームがあり、この5つのチームが劇場でほぼ毎日公演を行っている。 今でこそ5つのチームがあるが、2005年12月8日にAKB48が誕生した時の初期メンバーはチームA所属となりこのチームAがチーム制度の基盤となっている。 その中で、組閣などで何度もシャッフルを繰り返しながらも、変わらずにずっとチームAでいたのが高橋みなみ。まさに、高橋みなみが先頭で引っ張っていったチームであり、まさにAKB48の象徴ともいえるチームである。 そのチームAが、2010年7月以来となる新公演をスタートした。これまで新公演をやると言われながらもなかなか実現せず、小嶋陽菜も「本当にやるのか?」と当日まで不思議に思っていたというほど。メンバーもファンも待望の公演となる。 そんな記念すべき公演だが、チームAの象徴でもある高橋みなみが今回の新公演には卒業が予定されているため参加しない。初めて高橋のいないチームAの公演となるのだ。 公演タイトルは「M.T.に捧ぐ」。M.Tこと高橋みなみに捧げる公演となるが、新生チームAには、高橋の戦友でもある小嶋陽菜を筆頭に、横山由依、島崎遥香、宮脇咲良(HKT48兼任)、白間美瑠(NMB48兼任)など豪華なメンバーが揃っている。 その新公演のオープニング曲となった『始まる。』は、横山のスピーチから始まり、かなり気合の入った攻撃的な曲である。これまでの「アイドルの王道」を強く感じたチームAとは思えない程のインパクトがあり、本気度の高さを感じさせてくれた。 さらにAKB48の新曲『君はメロディー』でセンターを担当する宮脇咲良のソロ、横山由依総監督のソロ、さらに小嶋陽菜と島崎遥香の2人が歌う『リスケ』など新たな試みがあり、息の抜けない公演である。 多くの注目曲が披露されたが、その中でもあえて注目したい曲がある。宮崎美穂、大家志津香、中村麻里子、小笠原茉由、中西智代梨が歌う『負け男』というユニット曲だ。普段はお笑い担当と言われるメンバーが集まったユニットだが、ステージでは真剣な姿でカッコ良く、これまでのイメージをイイ意味で覆してくれた。特に宮崎美穂の存在感は抜群である。メンバーの中では年長者であり、キャリアもあり、もちろん実力もあったのだが、これまでの公演ではあまり目立つことはなかった。そんな宮崎が、先月行われた「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2016」でコーナーMCを担当し、トークスキルの高さを披露。メンバーとの際どいトークなどで話題となり、これまでの地味なイメージを吹き飛ばした。これがきっと自信に繋がったのだろう。総合プロデューサーの秋元康氏からもSNSで最近絶賛されている宮崎の覚醒は本物と言えるのではないだろうか。 見どころ満載の新公演となったが、これまであまり見ることの無かったメンバーの新たな一面が見られる貴重な公演となりそうだ。宮崎を筆頭に大きく飛躍するメンバーもたくさん出てきそうな予感を感じた。