稀代のメロディ・メイカー元チェッカーズ鶴久政治 ベスト盤に注目
1980年代に一世を風靡した7人組バンド「ザ・チェッカーズ」のメンバー鶴久政治が、3月31日に『Graffiti -鶴久政治ベスト-』をリリースする。 鶴久政治はチェッカーズと並行して1989年よりソロ・シンガーとして活動。1997年までにデュエット企画を含めたシングル14タイトル と、企画盤、新録曲を収めたベスト盤を含むアルバム5タイトルを世に送り出した。『Graffiti -鶴久政治ベスト-』では、それらのポニーキャニオンからリリースされた楽曲から、鶴久政治が自らセレクト。2010年に配信限定で発表した『結風~あなたへ~』を加えた全31曲がCD2枚に収録されている。 鶴久政治は『WANDERER』(1987年)、『Jim & Janeの伝説』(1988年)、『夜明けのブレス』(1990年)といったチェッカーズ後半期の代表的なシングルに於いて作曲を担当し、メンバー中でも 優れたメロディ・メイカーとして知られている。ソロ音源ではそのほとんどの作曲を手掛けていて、『Graffiti -鶴久政治ベスト-』は、ある曲では弾け切った、またある曲では哀愁溢れる、多彩で心に残るメロディが詰まったラインナップとなっている。 昨年11月のテレビ朝日系「しくじり先生」では、自身はリーダー的なキャラクターではなく、チェッカーズ再結成に率先して働きかけるのは難しいが、「メンバーがもう一度集まれば、きっとわかりあえる」と呼びかけるなど、チェッカーズへの愛に溢れた鶴久政治。チェッカーズとソロ・シンガーの両面で愛された過去にいま一度思いを込めて、ソロ音源をチェッカーズ&マサハル・ファンに問いかける。 ベスト盤リリースに向けて公開されたHPに掲載された本人からのメッセージには、「今年は歌を通して皆さんと直接触れ合える機会がある事を願っています」とある。近年はテレビのバラエティ番組を中心に活動をしてきた鶴久政治だが、2016年は今回のリリース以外にも、シンガー243による80年代アイドルの名曲カ バー・プロジェクト「243PROJECT」をプロデュースするなど、音楽活動に意欲を見せている。今後、鶴久政治の音楽面での動向に注目したい。