レキシ 映画的ツアー「IKEMAX THEATER」全公演大盛況の内に千秋楽
昨年12月1日の札幌・Zepp Sapporo公演を皮切りにスタートしたレキシのワンマンツアー「IKEAMAX THEATER」の千秋楽公演が昨日11日(月・祝)沖縄・ミュージックタウン音市場で開催され、北は札幌から南は沖縄まで、全国11都市11公演にわたったツアーは大盛況で幕となった。 今回のツアー「IKEMAX THEATER」は、そのツアータイトル通りに映画をテーマにして組み上げられ、映画館に来ているような感覚でライブを楽しんでもらおうというレキシならではのライブコンセプトとなり、随所に遊び心満載の演出が散りばめられたライブとなった。 レキシ初の沖縄ワンマン公演ともなったこの日の千秋楽は、定刻の18時30分に開演。いつもであれば、ホラ貝の音色で舞台の幕開けを告げるが、今回のツアーでは、ステージ上のスクリーンに突如映し出される映画予告編映像からスタート。この予告編映像は、映画館での本編の上映前に流される予告映像のオマージュで、このツアーのためにレキシはもちろん今回のツアーメンバー全員が自ら役者として出演して制作されたオリジナル映像。 今回のツアーはライブのコンセプト上、札幌、沖縄以外はすべて座席ありのホール公演となっていたが、この日はツアー初のスタンディング公演となり、満員御礼のスタンディング公演ならではの熱気に包まれていた。開口一番「ついにファイナルだよー!やっぱスタンディングのライブハウスはいいねー」とMCし、1曲目『姫君Shake!』でライブ本編がスタート。 バンドメンバーが再度ステージ上に戻ってくると米俵も登場し、「今年初の年貢納めますよー」とのコールで『年貢 for you』がスタート。途中からは映画「ゴーストバスターズ」のテーマに変わり、“年貢バスターズ”でのコール&レスポンスが始まり、映画「スタンドバイミー」に繋がったと思いきや映画「戦場のメリークリスマス」で会場のオーディエンスと即興の歌詞をつけて一緒に歌うシーンもあり、「もう少し茶番に付き合って!」と最終的にはたまたまライブに来ていた、となりのトロ遺跡(朝倉真司)をステージに呼びこみ、TAKE島流し(武嶋聡)と共にタイタニックの名シーンを披露し、会場は爆笑の渦に包まれた。そして、「アンコールあるから最後の曲ではないけど」とのMCのあと、頭上のミラーボールを指さし、「空を見上げるとキラキラした武士がございました」のコールで大歓声があがり『きらきら武士』を披露。会場全員の両手が一心に左右に振れ最高潮の雰囲気のなかライブ本編が終了した。 一度レキシとメンバーが退場したステージに、またしてもスクリーンの幕が開き映像が登場。「『ミッション稲ホッシブル』と題づけられた、村を救う幻の稲穂を探しに行くというストーリーのオリジナル小編ムービーがスタート。映像には、レキシ扮するイケディアナ・ジョーンズ、今回のツアーメンバー全員ほか、いとうせいこう、シャカッチ(ハナレグミ)、やついいちろうが数々の名作の主人公に扮し役者ぶりを披露、そして最後は映画「ボディーガード」のケヴィン・コスナーに扮した旗本ひろし(秦基博)までもが登場し会場が沸く中、ステージに照明があたり、スパンコールのドレスにヘアバンドをした映画「ボディーガード」のホイットニー・ヒューストンの出で立ちで登場したレキシと映像の中のコスプレそのままのバンドメンバー、そしてプレッシャーかかる前振りの後にやついいちろうも登場し『ALWAYS LOVE YOU』を真面目に歌い上げると、「縄文土器、弥生土器、どっちが好きー!」の掛け声に会場がこの日一番の大歓声で応える中、本ツアーを締めくくる『狩りから稲作へ』がスタート。会場は待ってましたとばかりに稲穂を上下に揺らし、定番の「キャーッツ!」を今かと待ち構えるなか、途中で映画「風の谷のナウシカ」が挟み込まれ、それはそれで気持ちよく合唱する中、いきなりの「キャーッツ!」で演奏が終わり会場は騒然に。レキシが「いつも同じ“キャッツ”ではない、今そこにある“キャッツ”を感じてほしい、気持ちよく歌っているなかにいきなりキャッツはくるんです」と会場を諌めつつ、そして深く感謝をしつつ、最後は会場全体で今年初の“キャッツ納め”をやり切り、約3時間に及んだ千秋楽公演をもって、ツアー全公演は大盛況で幕を閉じた。 なお、昨年12月16日に開催され1万人即日完売となった「IKEMAX THEATER」の東京・両国国技館公演の模様は、1月30日(土)フジテレビNEXTにて21:00~22:30の90分ダイジェスト放送でオンエア予定。 カメラマン(C)田中聖太郎