山本彩だけじゃない、NMB48今年注目のメンバー
NMB48が「第66回紅白歌合戦」へ出場し『365日の紙飛行機』を歌唱した。非常に評価が高く、2015年でグループが1年を通して成長した姿を見せた。 個々のメンバーの活躍も目立つようになり、個性の発揮が大きく出た1年だった。 山本彩の活躍は誰もが認めるところだが、他のメンバーでも新境地を開いたメンバーがいる。 人気メンバーのひとりでもある上西恵は、3月まで放送していた「※AKB調べ」(フジテレビ系)で、全48メンバーが選ぶ美乳・美へそランキングで優勝、美脚ランキングで9位につけた、この結果が全国に知れ渡り、ソロ写真集の発売までこぎつけた。今では48グループ内でトップのビジュアルクイーンとして大きな注目が集まり、セクシーキャラが浸透してきている。 破天荒でアイドルらしからぬ存在だが、サブカル系腐女子として木下百花も話題を呼んだ。これまでアニメや漫画が好きで、イラストやコスプレなども披露し、同性愛ネタが大好きで、コンサートでも自らが演出してメンバーを巻き込み「百合劇場」と題した小芝居をやってしまう程だ。その集大成として、10月に大阪城ホールで行われた5周年記念公演で、全メンバー総出演で「百合劇場」を1時間以上も行い話題となった。本来コンサートの1コーナーでやっていた企画なのだが、コンサートそのものを木下が演出して、記念公演の成功へと導いた。 木下のように腐女子をキッカケに飛躍したのが三田麻央である。アニメや漫画好きであり、イラストはプロ級の腕前だ。BL(ボーイズラブ)好きでもあり、同人誌を収集して、家の本棚にはBL漫画で溢れているという。そんな趣味に注目が集まり、7月に「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演。番組では「BLが本当に好きで、家に漫画が500冊くらいあるんちゃうかなあ。BLは恋愛ドラマを見てキュンキュンするのと一緒で、ひとつの恋愛が、成熟するまでの過程がすばらしいんですよ」と力説。その話しを聞いていた他の出演者は完全に呆れていたが、三田は最後までBL愛を貫いていった。これだけでは飽き足らず、番組終了後にはネットでBLファンから叩かれまくり、炎上してしまったが、これが世間に注目されるキッカケになったのである。 2013年にドラフト1期生としてNMB48に加入した須藤凜々花の躍進にも注目だ。NMB48に加入したのが17歳であり、その時から大好きな哲学をアピールしてきた。これまで哲学好きアイドルなど存在しなかったこともあり、デビュー当時から注目度も高かった。トークでは、哲学を絡めた須藤ならではの独特な言い回しが注目されている。これまでにいなかったタイプのアイドルだが、その素質を買われ7月に発売された12thシングル『ドリアン少年』では、多くの先輩を押しのけてセンターに抜擢された。さらに秋元康氏と麻雀が打ちたいという願望があり、秋元康氏に直訴したところ「りりぽんのトップ目とったんで!」(TBSチャンネル)という番組までスタートした。良い意味で何を考えているかわからないのが須藤の特徴でもあるが、誰にも持っていないものもたくさんあるので、これまでのアイドル像をすべてブチ壊して、本当にトップを取れる存在は須藤なのかもしれない。 AKB48グループの次世代センターとして注目されている渋谷凪咲も今年は大きく飛躍した。2013年に48グループの次世代メンバーで結成されたユニット・てんとうむchu!の一員に選ばれ、さらにAKB48と兼任となり、知名度もアップした。しかし、更なるステップアップまでいかず頭ひとつ抜け出すことができなかった。停滞気味なところがあったが、渋谷のファンが大きな頑張りを見せ、今年の総選挙では、58位で初ランクインを果たした。ここからソロの仕事も急増し、10月から放送されていた「AKB48の今夜はお泊りッ」(日本テレビ系)にも出演するようになり、番組の司会のおぎやはぎが渋谷のリアクションや発言を気に入り、しっかりいじってもらえるようになった。この番組の出演をキッカケに、一皮剥けた渋谷になったのではないかと思う。 これまで山本彩ばかりが注目されていたNMB48だが、山本彩以外にも面白い存在のメンバーががまだまだ多くいるので、2016年は大きな期待を持ちつつ様々なメンバーに注目したい。 (ブレーメン大島)