乃木坂46が紅白で魅せた圧倒的なアイドルの力
乃木坂46が、初めての紅白歌合戦に挑戦をした。楽曲は『君の名は希望』を歌唱し、先の日本武道館公演にてキャプテン桜井玲香から「37人全員で紅白の舞台に全メンバーで参加します」との発表通り全員で紅白のステージに立った。 初出場となる乃木坂46だが、すでに西武ドームでのLIVEやCDなどのセールス的にもAKB48や嵐に次ぐ存在にまでなっている。 乃木坂46のメンバーが、今回の紅白歌合戦で存在感をしっかりと示せたのか? 乃木坂46とはどんなアイドルグループなのか? AKB48グループが前田敦子や大島優子、高橋みなみなどの初期メンバーから現在の指原莉乃まで一貫してサプライズという名の「革命」を行い続け、アイドルの常識をことごとく壊してきた。アイドルという昔から人気のあるジャンルにて、革命者として、しっかりと自分たちのポジションを築き上げたからこそ誰も到達できない存在とまでなった。 AKB48が独自路線を切り開いてきたここ10年は、「アイドル戦国時代」などと呼ばれながらも、多くのアイドルグループが自分たちのポジションを確立できずに消えていった。その中で、「AKB48の公式ライバル」というトンデモナイ肩書を持って生まれたのが乃木坂46だった。すでに、圧倒的な人気を誇っていたAKB48の公式ライバルなだけに、メンバー・スタッフのプレッシャーは相当なものだったろう。 しかし、乃木坂46はそのプレッシャーに押し潰されるどころか、確実にAKB48とは違う独自のポジションを確立し、唯一無二な存在へと歩み始めている。 それは、「アイドル」としての存在感。可愛い、綺麗、純白、キラキラ…80年代から続く、我々日本人の考える「アイドル」のイメージをしっかりと体現し、現代のフォーマットへ落とし込めているのが乃木坂46だ。 MVにて実験的な映像作品を作り、舞台を中心に演技活動も活発。モデルとして活動するメンバーも多い。その全てが「アイドル」としての力をしっかりと乃木坂46が持っているから相乗効果で人気を拡大していっている。 「サプライズ」でメンバー達はプライドをズタズタにされながらも歯を食いしばって這い上がってくる…まさに、「努力は必ず報われる」を目印としてトップを走り続けるAKB48とは違う、圧倒的な「アイドル」としての存在感が乃木坂46最大の魅力だ。 今回初出場となる紅白歌合戦の取材を続けて改めて思わされた。