Acid Black Cherry 18万人動員!アルバムツアーがついに完結
ロックバンドJanne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクトAcid Black Cherry(以降:ABC)。2月に発売したアルバム『L-エル-』のアリーナツアーのファイナル公演が日本武道館で行われ、自身のアルバムツアーとして自己最多の18万人を動員した。 この日来場した1万人のチケットは一般発売開始1分以内でSOUL OUTする盛況ぶり。 今回はアルバムツアーという事で、ライブで盛り上がる定番曲だけではなく、アルバム「L-エル-」の中から全楽曲を披露。yasuの唄声で満員の会場を魅了しつつ、楽曲の世界観、曲調とリンクした照明が演出となって会場を盛り上げた。 会場が暗転し、今回のアルバムのコンセプトになっている一人の女性エルの一生を表現した映像が会場に流れる。オープニングナンバー『Loves』が唄われ、程なく逆光に照らされたyasuの姿が現れると会場は大歓声に包まれた。続いて主人公エルの激動の人生をサウンド化したかのような激しく攻め立てられる1曲『versus G』を披露、『liar or LIAR ?』の冒頭ではステージ前方で特効の爆発と共に、yasu含めたメンバーがステージ前でパフォーマンスし、ファンのテンションは一気にヒートアップ。 頭のMCでは「武道館!今日は最後まで暴れて帰ってくれ!」と煽ると勢いそのままに『Greed Greed Greed』、『黒猫~Adult Black Cat~』などシングル曲を畳み掛けるように披露。 エルの人生の絶望部分を表現している楽曲『INCUBUS』ではCDのジャケット写真をイメージしたであろう影をつけた照明が印象的だった。 今回のツアーでも、MCの内容はTwitterでファンから募集したものをメンバー全員で楽屋トークのように繰り広げた。ステージでの圧倒的なパフォーマンスとは正反対のゆるーいトークも、ABCの魅力である。 「まだ元気あるか?後半戦飛ばしていくぞ!最後まで暴れて帰ってくれ!」というyasuの煽りから始まった後半戦一発目は、ライブでも人気のナンバー『ピストル』。MCで緩んだ会場を一気に引き締めるアップテンポなロックナンバーを披露。まだまだ暴れ足りないyasuは「おまえらこんなもんか!?もっと声出せよ!もっと暴れろ!武道館、もっと暴れていこうぜ!」と煽り、『少女の祈り』と『cord name【JUSTICE】』で勢いをつけた。そして、本編ラストナンバーは最新アルバムでも特に人気がある『エストエム』。yasuの掛け声とともに、会場にはヘドバンの嵐が巻き起こった。最後の最後まで頭を振り続け本編を駆け抜けた。 ダブルアンコール明けのMCでは3月からスタートした長いツアーを共にしてくれたファンへの感謝を述べつつ、アルバム『L-エル-』に込められた想いを語り、「きっと僕が年をとっておじいさんになった時に、この『L-エル-』といいうアルバムと、このツアーを思い出した時に色々感じるものがあると思ったそんなツアーでした。」と語った。 最後には主人公エルの人生に重ね、「皆さんの人生の中にも、辛いこととか楽しいこととかいっぱいあると思うんですけど、人生のヤマを決めるのは本当に自分次第だと思うんで、「エル」のように、愛されることをやめずに、自分の夢があったら一生懸命頑張ってほしいなと思います。ありがとうございました。」と話すと会場は大きな拍手で包まれた。 「よっしゃー武道館!まだ元気あるかい!アンコール、みんなで悔いがないように暴れて帰ろうぜ!」と煽り『少女の祈りⅢ』と『SPELL MAGIC』を立て続けに放ち、「武道館!もう一曲だけいいですか?ここにいるみんなに届けます。」と『20+∞Century Boys』を披露しライブは終了。 全20曲、ファンと共に一気に駆け抜けた、18万人を動員したアルバム『L-エル-』のツアーファイナル日本武道館公演だった。 尚Acid Black Cherryの今後の予定は、今回のアリーナツアーのライブCDが来年1月27日に、アリーナツアーと並行して行われたライブハウスツアーの映像が来年2月17日に発売となる。 本日の武道館公演の映像化も決定しており、まだまだAcid Black Cherryから目が離せない。