サマンサタバサスタッフとの競演で見えたAKB48の親近感
2013年の「32rdシングル選抜総選挙」で下馬評を覆し女王の座を射止めた指原莉乃がセンターを務めた『恋するフォーチュンクッキー』は、その親しみやすい振付けが浸透し、様々な企業や団体が、ミュージックビデオを真似て凝った構成で挙って動画をアップした。AKB48 Official Channel!で公式として公開されたほかに自主制作されたものも含め、その数は相当なものに膨れ上がった。 そんな中“サマンサタバサグループ”が国内・海外各店舗スタッフ、本社従業員からモデルまで参加した『恋するフォーチュンクッキー サマンサタバサグループ STAFF ver./』が公開されると、「この会社みんな美人!」「「可愛い子たち」率はナンバー1」「完成度高い!」など一躍話題になった。再生回数が671万回を突破し、その年のYoutube年間再生数・動画トップ5にランクインしたほどだ。翌年、渡辺麻友がセンターの『心のプラカード』でもその実力を如何なく発揮、そして今年の選抜総選挙シングル『ハロウィン・ナイト』も公開済みの“日本一楽しい最強企業”が、ついに本物のAKB48との競演が実現する日を迎えた。 ヒルトン東京で行われたサマンサタバサの「ハロウィンパーティー」会場は、ゴージャスな雰囲気に包まれ、全国から集まった500名は思い思いのハロウィンコスチュームで楽しいひと時を過ごしていた。 そこに集まった多くの報道陣。自分の会社のパーティーにこんなカメラが並ぶのは、なにかただらなぬ事が起きるのか?と勘繰った社員もいただろうが、MCは淡々と過去の”サマンサタバサVer.”作品を紹介。スタッフらも鑑賞し、知り合いや自分たちが映ると歓声を上げ盛り上がっていた。 しかし突然暗転。「こんばんはーっ!」と指原莉乃がスポットライトに照らされると、その瞬間に悲鳴にも似た声援が会場を包んだ。 『ハロウィン・ナイト』選抜メンバーから、直前に出演した「ミュージックステーション」で見せた衣装そのままで、指原莉乃・渡辺麻友・柏木由紀・横山由依・松井珠理奈・渡辺美優紀が登場。「みんなで『ハロウィン・ナイト』踊るよー!」の号令で500名のスタッフは大盛り上がり。 僅か20分ほどの登場だったが、駆けつけたメンバーひとりひとりに黄色い声援が飛び、さらに特別に撮影もOKとなり、500名がお目当てのメンバーに必死でシャッターを切り、指原らも笑顔でポージングし応えていた。 いわば一企業のレクリエーションに、指原、渡辺(麻)、柏木、横山、松井、渡辺(美)という人気メンバーが揃った、まさに夢のような『ハロウィン・ナイト』だったに違いない。 「会いにいけるアイドル」の誕生から10年、今や国民的アイドルに成長したAKB48だが、「恋チュン」から始まった“選抜総選挙シングル”での「みんなで歌い、踊れる」曲たちには、広い世代、男女問わず支持される、“親しいアイドル”AKB48が息づいている。