Gero 初の野音単独公演でライブツアー完結
ニコニコ動画で話題を呼び、2013年にアニソンシンガーとしてメジャーデビュー。その後も歌手活動に留まらず、TVやラジオ、映画出演といった幅広いジャンルで活躍を続けるアーティスト「Gero」が、秋色に染まる日比谷公園の野外大音楽堂で「Gero Live Tour 2015 -Re:load-」を行った。 今回の公演は、7月中旬から全国22カ所23公演にかけて行われたライブツアー「Gero Live Tour 2015 -ZERO-」に続けて開催されたいわば24公演目にあたる集大成のワンマンライブ。 オープニングBGMが流れ始めると、ステージ上に設置されたLEDディスプレイに映し出されていた「Gero Live Tour 2015 -ZERO-」のロゴが「Gero Live Tour 2015 -Re:load-」のロゴに変わり、沸き上がる歓声のなかメンバーが登場。 Geroの代名詞的な楽曲である「The Bandits」からライブはスタート。 突き上げるようなロックサウンドが撃ち出されると、さらにそれを突き破るように「いくぞ日比谷ファイナルー!!」とGeroの痛快なシャウトが響き渡り、会場を埋めた2500人のファンのボルテージは急上昇。 その後は『名古屋のデブ』『OIRAN UTOPIA』『モノクローム』などと彼の活動の歴史の中で育ってきた様々な表情の楽曲たちが日比谷の夜に鳴り響く。 王道ロックサウンドの『アンチェインゲイザー』では「飛べや日比谷ー!!」の合図とともに2500人のファンとメンバーが一体となって会場を踊るように揺れ動かし、一変して『Love-Letter』では切ないラブバラードのメロディーに流されるように Geroの優しくも切ない歌声が心に溶け込んでくる。 後半に突入してからのメジャーデビュー曲『BELOVED×SURVIVAL』では、5色のバルーンが投げ込まれ、ポップなサウンドとともに会場を跳ねまわり、本編ラストの曲となった『しゃよう』では2500人のヘッドバンキングが大波のようにステージに向かってぶつかっていった。 アンコールでは、10月21日にリリースされたばかりのニューシングル『DREAMER』のミュージックビデオで使用された衣装を纏ったGeroとSLHが登場。 アイドルも顔負けのダンスチューンを披露し黄色い歓声をあげてファンも大興奮。そして『空の青さと思い上がり』では、夜の野音の会場に青空が映し出されたように青色のサイリウムが輝き、「Gero Live Tour 2015 -Re:load-」は感動のフィナーレを迎えた。 – ライブは自分たちだけでは作ることはできない、スタッフの方々に支えられて、そして一緒に歌って、跳んで、楽しんでくれるみんなが居てくれてはじめて僕たちはライブができる。 – ステージでそう語ったGeroの言葉が表現する通りこの日野音に集まった全ての人が一体となって最高に楽しいライブを感じることができたのではないだろうか。 PHOTO:浜野カズシ TEXT:松本孝之