AKB48グループで「愛されすぎ」斉藤真木子の魅力とは?
AKB48ニューシングル『ハロウィン・ナイト』のカップリング、アップカミングガールズによる『君だけが秋めいていた』はエバーグリーンな仕上がりが見事な良曲です。北川綾巴、大森美優ら若手メンバーを中心に初々しい魅力を発揮する中、今曲で一番の輝きを放っているのは、間違いなくセンターを務めるSKE48・2期生、斉藤真木子。 2009年に初舞台を踏んで以来、常に公演を大切にし続け、2014年9月には公演出演回数500回を迎えるという偉業を達成。欠員あらば即駆けつける姿勢もあって、SKE48全チームに出演するなど、“公演番長”の異名を誇る斉藤。まさにSKE48を裏で支える屋台骨の彼女に、今、光が注ごうとしている。SKEシングル選抜未経験等、大舞台を多く踏んできたわけでない彼女だが、その支持は熱い。 まず斉藤を語る上で外せないのは、ハイスキルかつ熱と圧を感じさせる表現力が素晴らしいダンスだ。「総監督」高橋みなみが755にて「彼女のダンス、パフォーマンスが大好きで尊敬していますねん!」と記すほどだ。あまりの激しさに首がもげてしまうのでは?とこちらが心配になるほどの全力ぶりに加え、キッ!と真っ直ぐ見据える瞳には、もはや楽しさを通り越し、畏怖の念すら抱くほどの迫力すら感じるほど。どの公演でもそのダンスは映える。その姿は松井珠理奈をして「悔しい」と言わしめ、多くの研究生、メンバーたちは憧れを抱くという。 斉藤を語る上で外せないのはパフォーマンス面だけではない。後輩育成では彼女の人柄が現れている。ステージを何より大切にする彼女は、しばしばグループのパフォーマンスに口をとがらせる。特にSKE48 5期生は2011年10月の入団後、一切妥協を許さない斉藤の薫陶を受けることに。アメ少な目、ムチ多め…な濃い斉藤からの愛の下で育った彼女たちは、日ごとに成長。2012年頃の研究生公演は最高に面白い!との評価を得ていた。5期生は「とにかく怖かった」と、斉藤の鬼軍曹ぶりに戦々恐々としたと度々語っていたが、常々その表情は笑顔。このことから彼女がいかに真剣にメンバーのパフォーマンスに向かい合っていたかが分かる。「誰もが通る道、真木子」SKE48若手メンバーは斉藤の下でステージングを学び、やがて選抜の大舞台へと旅立っていくのだ。 一方パフォーマンス面での強さはMCでは成りを潜め、一気にイジラレキャラへと変わる。「面白くない関西人」とまで揶揄される喋りは、スベリを通り越してつまらない!と先輩、同期、後輩関わらずストレートに言われるほど。このキャラにかこつけて、この夏のSKE48全国握手会では「スベり女王まっきぃブルーの瞬間冷却パック」なる冷却材を発売。使用方法は叩いて割るだけ。だがパッケージには彼女がドン!とプリント、彼女の顔を叩かなければ使用できないのだ。酷暑が続いた今夏、握手会場では斉藤の顔をぶん殴り熱さをしのぐファン、ひいてはメンバーの姿が見受けられた。公式グッズでのこのイジられ方を見るにいかに斉藤が愛されているかを証明している…はず。肝心の斉藤も嬉々として自分の顔をグーで叩いていたそうだ。 そんな彼女の人柄に惚れた人間は数知れず。厳しさの中に優しさと真摯さがあるためか、コッテリ絞られたはずの後輩たちは必ずと言っていいほど斉藤を慕う。また、誰に対しても分け隔てなく接する性格ゆえ、交友の広さも特筆すべき。AKB48、NMB48、HKT48と垣根を越えて多くのメンバーと交流を図っている姿が彼女のGoogle+を観れば一目で分かる。 SKE48メンバーが一般家庭に泊まり、2日間で家族の一員になれるか?を検証するバラエティ「SKE48 ムスメにいかが!?」では大道芸人・風船太郎宅にステイ。持ち前の人懐っこさで一気に距離を縮め、最後には100点満点のムスメと言われるほどの仲に。 また、今年に入り酒問屋・マルト水谷の「速達生」のCMに単独で抜擢されるという、快挙を成し遂げた斉藤。抜擢された理由が営業部課長の推しメンだという、まさに愛された結果が勝ち取った初の単独仕事と言える。 よく笑い、よく怒り、真っ直ぐ。人間力の塊!としか言いようがない魅力に溢れまくっている斉藤。加入してから6年。ここ最近の活躍に加え『君だけが秋めいていた』のセンター経験によって、全国が斉藤真木子という存在を発見し、さらにこの溢れんばかりの魅力に気が付いてほしいと切に願うばかり。同時にその時は誰も通り過ぎずにいてほしいものです。 写真=(C)AKS (田口俊輔)