蛇足 卒業へ向けてのカウントダウン ROOT FIVE ベスト盤発売!
ROOT FIVEのメンバーが定期放送中、ニコニコ生放送「ROOT FIVEのタイトル未定!!」。3月25日放送の同番組内で「蛇足のROOT FIVE卒業」が告げられた。その衝撃は大きく、悲しみに暮れるファンたちも多くいた。 「ROOT FIVEからの卒業を発表した当初は、いろんな重い反響はありましたけど。今は、だいぶ落ち着いてますね」(蛇足) 「発表後もいろんなイベントに登場していますが、僕ら自身が、MCで『蛇足さんもお歳を召されたから、そろそろ卒業ということで』というように、彼の卒業発表を重く伝えないようにしてます。もちろん、僕らも含め、みんなの中に『寂しい』気持ちはあるけど、僕ら自身が蛇足さんの発言を『前向きな決断』として受け止めているように、そこはみんなにも伝わっているんじゃないかな??」(けったろ) 今はまだ、いつもと変わらぬ姿勢で活動しているROOT FIVEだが、ROOT FIVEの蛇足としての最後が、10月31日に昭和女子大学 人見記念講堂で行うライブの日と決まった現在、5人としてのROOT FIVEとしての活動に、カウントダウンが始まっていることは事実だ。 蛇足の卒業を間近に控えた9月30日(水)に、ROOT FIVEはベストアルバム『the BEST of ROOT FIVE』を発売する。タイトルのFIVEは、蛇足のメンバーカラーを表して紫色なに。本作は、3-TYPEで発売。「オリジナル楽曲ベスト」と「ボカロカバー楽曲ベスト」をマストな形に、数多くのMVを収録した「DVD盤」もセットになっているタイプもある。 「オリジナル楽曲ベスト盤」は、シングル曲や作品の表題歌など「ROOT FIVEの顔」となる楽曲たちを収録。新録として、これまでCD未収録だった「聖闘士星矢 黄金魂」の主題歌『聖闘士神話(ソルジャードリーム)』と、“Love”シリーズの最新作『Love Flower』を収録。「ボカロカバー楽曲ベスト」には、これまでカバーしてきたボカロ曲を集約しつつ、ファンクラブの「カバーして欲しい楽曲」で一番リクエストの多かった『威風堂々』を新録カバーしている。 さらに「メモリアル盤」のDVDの中だけに収録している「蛇足卒業パーティ映像~さよなら蛇足さん~ROOT FIVEメンバーpresents 蛇足のマジ卒業パーティ!!」では、主賓の蛇足に向け4人が手作りの料理を用意。負けたらタイキックを食らうという罰ゲーム付きで、誰がどの料理を作ったのかを蛇足が当てるゲームも収録。最後に4人が蛇足へ向けて語りながら送った手紙のシーンなど、見どころ多い内容に仕上がっている。 気になるのが、CD/MVで収録。卒業する蛇足を送り出す様にも見えてくる、”ROOT FIVE流卒業ソング”の『Love Flower』だ。 いつもはクールな…あまり表立って感情を表さない蛇足が、「みんなとなら何処までも行ける気がした」や「もう少しだけ一緒に夢を見させて」とソロパートを歌う。しかも最後には、4人が声を重ね、送り出す人へ向けて歌えば、最後の最後に蛇足が、新たな始まりを告げるうえでの想いをソロで歌いながら幕を閉じてゆく。これは、ROOT FIVE以前からメンバーらと懇意な繋がりを持ち続け、同時に『Love Doctor』『Love Treasure』など、”Love”シリーズを一手に手がけてきたhalyosy氏の、新たなステージへ進む5人へ向けてのエールとも捉えられる。 加えて、蒲公英(ぽこた)や勿忘草(koma’n)、白詰草(けったろ)、秋桜(みーちゃん)と、メンバーカラーに合わせた花の名前を歌詞に投影。旅立つ人へ、それぞれに担当カラーの花言葉 (メッセージ)を送る形で歌えば、ラップのパートには、メンバーに関連した楽曲のタイトルを幾つも記したり、歌詞に過去のLoveシリーズに綴った言葉を用いたりと、5人のことを深く知っている人ほど実感覚える仕掛けを幾つも施した、まさに“Love”シリーズの集大成作にも仕上がっている。 『Love Flower』は、10月に東名阪、そして台湾を舞台に行われる蛇足参加ラストツアー「ROOT FIVE TOUR 2015″FIVE”~定年退職~」の中でも披露される。むしろ、蛇足が卒業するまでの限られたライブステージの中でしか、『Love Flower』を聞く機会はないように、この貴重なチャンスをしっかり目撃し、共に涙してほしい。 メンバーは「毎回涙込み上げそうだから、『Love Flower』を1回もまともに歌いきれずに終わってしまうのかな??」(ぽこた)と、早くも涙隠せないライブになりそうな気配を感じていた。ただ一人、蛇足だけは「俺を泣かせる構成や演出をしてくれるんだよね」とスタッフたちに注文していた。ツアーのタイトルに記した「定年退職」の言葉は、koma’nが命名。そのセンスもROOTFIVEらしい。 ところで、卒業について、彼はこう語っている。「時が来た…」(蛇足)。彼の意識に、それ以上も、それ以下の理由もない。ROOT FIVEから羽ばたくその時期をみずから感じ取ったからこそ、蛇足はその決意を下したに過ぎないこと。補足として彼の発言を記すなら、「今後も音楽活動は続けていくように、次のステップに踏み出す時期が訪れた」ということなのだろう。 蛇足の卒業まで、カウントダウン始まった今、ぜひ「5人のROOT FIVE」の姿や記録に触れ、永遠の記憶として心に刻んでいただきたい。最後に、ふたたび蛇足の言葉を。 「今回のツアーで核になるのが、『the BEST of ROOT FIVE』であり、『Love Flower』という楽曲。ぜひ『Love Flower』の歌詞とMVを見ていただき、その中に隠されている想いや想い出、気持ちを探ってください」(蛇足) TEXT:長澤智典