HERO セミファイナル完遂!熱狂の一夜
2月14日からスタートしたHEROの全国ワンマンツアーONEMAN TOUR 2015「リトライ」。そのセミファイナル公演が、7月5日(日)にTSUTAYA O-EASTで行われた。 LIVE DVD用の収録も兼ねて行われた、この日のライブ。前説では、同ツアーの2月と3月のTSUTAYA O-WEST公演時に前説を担当したお笑い芸人のピスタチオとジョイマンがふた たび登場し、笑いで場内を温めていった。 ライブは、切なさを秘めながらも「あなたに出会えて良かった」という感謝の想いを綴った『さよならの仕方』から幕を開けた。場内を埋め尽くした1000人を越すファンたちが一斉に左右へモッシュすれば、大きく手を振り、身体を折り畳み、求めたい感情を思いきりぶつけだした。このHAPPY感満載な楽しさこそ、HEROのライブ。冒頭から、いい感じで場内に熱が上がってゆく。 銀テープが発射。その合図と同時に、『風の中で…』の演奏に合わせ、満員の観客たちが両手で肩を組み合い「Hi!Hi!」と叫びながら跳ね出した。『もしもボタン。』でぐちゃぐちゃモッシュで入り乱れながら大騒ぎすれば、『歌詞が出来ねぇ2014』では、熱い「YEAH!!」のコール&レスポンスを描いてゆく。途中、凄まじい勢いでヘドバンする姿も。歓喜のパーティに触れていると、感情の高ぶりが止まらない。 JINと満員の観客たちが一斉にタオルを振り出した。販促ナンバー『タオルの神様』を通し作りあげた、大はしゃぎの風景。疾走するハードビートナンバー『アルコ&ピッツィカート』では、観客たちが左右にモッシュすれば、ヘドバンしたりと、熱狂に身を預けていた。SARSHIの掻き鳴らすギターの音が炸裂。場内中の人たちが「Hi!Hi!×4」と声張り上げた『Days』。サビの雅な歌メロパートでは、場内中に手の花咲き誇る風景も広がっていた。激しい演奏とハートフルな歌が寄り添いあった姿が、とても胸に心地好い。 ド頭から全力でヘドバンしてゆく風景広がった、HERO流ダークヘヴィナンバーの『翼が折れて迷宮に迷い込んだ漆黒の天使』。漆黒ソングも、ライブへ熱狂の彩りを加えてゆくうえでは、とても魅力的な煽り系の表情だ。『めっちゃ好き』では、誰もがタオルを振りながら。サビではハートマークを作り、「めっちゃめっちゃめっちゃ好き」と舞台上へ歌いを届けてゆく。JINも、その様を見て「めっちゃ好きだそ、お前ら」と叫んでいた。 YU-TA、yusukeのアグレッシブなビートを感じて、気持ちがどんどん昂ってゆく『Not Title』。華麗に手の花を咲かせた、『たった一つの花』。サビ歌始まりの『セツナウタ。』で、JINの歌声に合わせ満員の観客たちが跳ねだせば、『「古今集」春・113』では、SARSHIが熱いギターの雄叫びを響かせていた。HEROのライブではお馴染み、絶叫と熱狂を描くに欠かせない『人間定義』でも、JINの叫びに合わせ、会場中の人たちが両肩を組みながらヘドバンや左右へモッシュしてゆく風景が登場。 「大きな声で」「出てこいや!!」。最後を飾ったのは『超過激愛歌』。場内には、笑顔で燃え盛る祭りの風景が生まれていた。気合いを込めて暴れるのではない、顔をくしゃくしゃにした満面の笑顔で祭り騒いでゆく。それが、HEROのライブ一番の魅力であり楽しさなのは間違いない。 会場中の人たちが手にした指輪を光らせた。「そいやそいや×2」の掛け声を合図に、観客たちが一斉に騒ぎだした。アンコールは、熱狂祭り販促ナンバー『光る指輪 大明神』からスタート。観客たちが歌詞を口づさみ、光る指輪を揺らしながら飛び跳ねてゆく光景は、なんて美しいんだろう。終盤では、ピスタチオとジョイマンも乱入し、一緒に熱狂を祭り上げていた。 観客たちが両肩を組み「Hi!Hi!×4」と叫び出した。『feeling』を通し作りあげた、はしゃがずにいれない、騒がずには気持ちがおさまらない高揚一体化した気分。最後に届けた『「ソプラノ」』に描き出した、熱い歌の掛け合い。サビでは、JINの歌に合わせ、会場中の人たちが一緒に歌を重ねていた。最後まで熱気と熱狂が入り交じる空間へ誰もが身を浸しながら、忘れたくない楽しい思い出として、この日のライブを、心に、身体中に刻み込んでいた。 演奏終了後にスクリーンに映し出されたのが、GRAND FINALの会場の発表のNEWS。12月23日・品川インターシィホールを舞台に、「JUDGMENT」~Dead or Alive~と題したライブを通し、HEROはこのツアー2015年を締めくくる。聖なる日の前前夜に、ぜひ一緒に熱狂を交わしあおうではないか。 PHOTO:菅沼剛弘TEXT:長澤智典