HKT48が提示したAKB48グループの新しいコンサートの形
HKT48が横浜アリーナ公演を終了した。今回のコンサートは、昨年9月よりスタートした初の全国ツアー「HKT48全国ツアー ~全国統一終わっとらんけん~」のツアーファイナル。連日超満員、2日間で36000人ものファンが駆けつけ、大盛況で幕を閉じた。 今回の公演は、怪獣を使用した大掛かりなマジックや、吹奏楽の演奏(BOOWYの『ONLY YOU』コピーまで)、そして指原の総選挙公約であった水着披露など様々な仕掛けが披露された。 これまで、AKB48グループの大規模コンサートではサプライズ発表や卒業が大きなトピックスとなることが多かった。それは、何が起きるかわからないというハプニング性の高い面白さを生み、AKB48グループの躍進の大きな起爆剤となってきた。 今回の横浜アリーナでも、指原莉乃が映画監督を行うというサプライズがあったものの、ツアーを通して「腰を抜かすほど」のサプライズはなかった。 サプライズには頼らない…指原莉乃がHKT48で描こうとしているもの、それは「エンターテイメント性の高い公演」ではないだろうか?徹底してダンスが上手く歌唱がうまい「パフォーマンス路線」でもなく、今までのAKB48グループで多く見られたサプライズ性の高いものでもない。総合的にエンターテイメント性が高くショーとして完成度の高いコンサートをHKT48で作り上げようとしているのではないか? 最近では明治座での座長公演でも、演劇と歌謡ショーという新しいHKT48が見られた。明治座公演と今回のツアーを総合的に見てみると、まさに老若男女誰が観ても楽しめるコンサートを指原とHKT48が目指しているように感じた。 純粋にかわいいアイドルが見たいファンには「なこみく」や宮脇咲良などの圧倒的なアイドル性の高いメンバーを、小さい子供には怪獣、古くからのアイドルファンにはクスリと笑わせるような細かい演出、女性ファンにはカッコイイ姿を…徹底的に構成が練られているから、誰もが楽しめるコンサートが作り上げられている。それは、彼女が熱狂した国民的アイドルであったモーニング娘。にも通じ、アイドルとしての枠を乗り越え様としているようにも見える。 今後、人気はさらに加速しさらに大きな会場でのコンサートを次々と決定していくだろう。その時にHKT48がどんなステージを見せてくれるのか?いまから楽しみで仕方ない。一部写真=(C)AKS 【HKT48関連ニュースはクリック】※【クリックでゲット!】HKT48楽曲!