Split BoB × eggman 企画「夜遊びプレゼンス-AFTER VISION-」Liveレポート
絶叫する乙女たちの夜遊びは、ヤバいくらいに刺激的。 愛知県は岡崎市をベースに活動中のSplit BoB。彼女たちが東京を舞台に、6月より4ヶ月連続で主催イベント「夜遊びプレゼンス-AFTER VISION-」を開催。その第一弾が、6月21日(日)にShibuya eggmanを舞台に行われた。出演したのは、Split BoBを筆頭に、名古屋をベースに活動中のMinmin(ex.CHOCOLATE CHIP COOKIES)と絶叫する60度が。大阪からは、GIRL FRIENDが。東京からは、BAND-MAID(R)と凸凹凸凹-ルリロリ-が参加。熱いライブを繰り広げてくれた。 絶叫する60度 なんなんだ、この凄まじい熱狂は!!。キレたアイドル??歌謡ロック??高揚系パンク??いや、カテゴリーなんかどーでもいい。カバーナンバー『君をのせて』の歌が始まったとたん、メンバーも観客たちも頭の血管を一気に10本はブッ千切ったテンションで絶叫し出した。爆走フリーキーナンバー『大惨事ぼっち戦争』を歌い、場内に描いた、のけ反り暴れてこそのHAPPY感。メンバーも、全速力で駆けながら観客たちを挑発し続けてゆく。気持ちを暑く高ぶらせる感情激烈高揚歌『逆襲という名の旋律』。ノンストップな衝動の連続と暴れる観客たちのバトルにより、場内は早くもブチ上げ状態だ!!熱を持った歌に魂が武者震い続けた『三年days』。和耽美な風と激しい祭りビートをミックスアップ。『空蝉の花』で魅せた暴動絢爛雅な熱狂。ダイブする観客まで登場。最後に叩きつけた『Only Place We Can Cry』まで、一切歌を止めることなく、会場を祭り続けた絶叫する60度。名古屋からやってきた衝撃は、とんでもなくヤバかった。 GIRL FRIEND 正直、演奏レベルはまだまだだ。でも、人の心を揺さぶる基準が上手い下手でないことは、 みなさんもご存じだろう。平均年齢14.5歳だから仕方ない??、むしろ、その逆だ。『逆三角』へ触れたとたん、純粋で真っ直ぐな歌へグッと心惹かれたのも、彼女たちの無垢だからこその強い想いに頬を染めたからだ。心地好く上がった熱をさらに高めた『影法師』。こんなにも飾り気のない気持ち映し出した歌を、乙女の告白のようGIRL FRIENDに歌われては、観客たちが4人に惹かれ、自然と声張り上げ騒ぎだすのも当然だ。彼女たちの歌や演奏は、まだ何色にも染まってない。だからこそ、不器用で真っ直ぐな情熱が、触れた人の心を素直に揺さぶっていく。夢追いかけるうえでの希望と確かな自信、そこで生まれる不安。今、心に抱いている素直な想いを、しっとりとしたバラードに乗せて歌いあげた『15の素直』。ビートは一気に駆けだした。キラキラと輝く想いに気持ち高ぶった『四足歩行』や『吠えろ』。最後にぶつけた『360』まで、GIRL FRIENDの歌にはどれも思春期の揺れ動く心模様が映し出されている。その感情には、つねに夢追いかける確かな希望がある。真っ直ぐな想いに、忘れていた”素直さ”を教えられた。 凸凹凸凹-ルリロリ- なんて可愛くも挑発的なステージングなんだ。キュートさが武器になるのは、女性にとっては大切なこと。要は、それをどう輝かせる術を持てるかがバンドの支持への別れ道。ブインブインに唸る衝撃的なグルーヴ音とコケティッシュな歌を重ねたスタイル?!。キュートなGS歌謡ロックナンバー『恋のスパイダー』に、まずはズキュンと胸を撃たれた気分。気持ちをドキドキはしゃがせてゆく??。青春のときめき与えてくれたのが、歌謡ムード抱いた『ハイヒールキック』。もしや凸凹凸凹-ルリロリ-って、僕らを惚れさせようとしてる??。だから会場の人らが、可愛い衝撃に気持ちギュッとつかまれ、絶叫しながら大騒ぎしてたんだろうけどさ。「everybpdy go」の熱い掛け合いも飛びだした、爆走ポップチューン『every body go』。奏でた音に触れた瞬間、一気に熱狂のアドレナリンが身体中に沸き立った。スリリングなのにカラフルな色を感じさせる『クロブチメガネとベビードール』。気持ちはしゃぐ爆弾ポップロールの数々に、大勢の人たちが最後までタオル振りまわし熱狂し続けていた。 Minmin ド頭から,歪んだギター音暴れる暴走ロックナンバー『明日の記憶』をぶち噛ましたのが、岡崎からやってきたMinmin。演奏はズクズク激しく疾走してゆくが、その上に乗ったMinminの歌がとてもキャッチーで耳心地好い。その絶妙なバランス感が、良いね。空へ駆けるよう心昂りだした『Frenemy』の演奏。でもMinminの歌は、熱を帯びながらも心地好いポップ感を抱いたまま胸に響いてゆく。駆けだす熱狂へ重ねるように流れた『ゴールドスクリュー』。自然と身体が揺れていく。それ、楽しいってことだよね。ドキドキはしゃがせるエネルギッシュな歌と演奏に、嬉しい熱狂のときめきを憶えた『Snow days』。ザクザクとした激しい衝動音の上で、スウィートに歌った『Sky Dance』。この絶妙なエモーショナルさが、たまんない。最後の爽やかロッチチューンの『エアガール』まで、メロディックなギターロックサウンドの楽しさをMinminは示してくれた。 BAND-MAID(R) 「お給仕始めます」って、いきなり超重量級な轟音スタイルで挑発されちゃ、熱狂に溺れるしかないじゃん。経験を重ねるごと、ラウドな姿勢を強化してゆくBAND-MAID(R)。自分たちの求めるべきスタイルが明確になって以降、彼女たちのライブには感情揺さぶるスリリングさがあふれ出るようになってきた。『REAL EXISTENCE』に拳振り上げ、絶叫の声を上げれば、 激しくドライブした『Don’t Let Me Down』でも、美悪魔な5人は熱く熱く挑発していた。ツインテールのメイド服姿でメタルしてゆく姿にも、視線はヤラれっぱなしだ。重く激しくグルーヴしてゆく演奏。頭上へハンマー叩き落としたような衝撃放つ轟音ヘヴィナンバーの『Don’t apply the brake』。荒れ狂う音のウネリを通し感情を熱く高揚させてゆく感覚が、たまんない。挑発的な姿勢も提示。腹の奥底までズンッと響くミッドヘヴィな演奏に、身体が大きく波打った『アルカディアガール』。開放的な表情を通し、カラッとしたパーティ気分をプレゼントした『Be OK』まで、騒いでこそのロックな宴をBAND-MAID(R)は描いてくれた。 Split BoB トリを飾ったのは、イベントの主催バンドのSplit BoB。彼女たちが仕掛けた”夜遊び”は、ゾクゾクッとするほどスリリング。 腰をズンッと揺らすヒステリック&妖艶メロなグルーヴナンバー『ハジマリノトキ』が、これから始まるパーティはヤバいくらいに刺激的だぞと宣戦布告していった。キラキラとしたサイケポップな鍵盤の音色とズクズクとした激しいギターサウンドが、疾走するビートの上で絡みあう。キャッチーなのに何処かアバンギャルドな衝撃伝えた『Skillful trump』。演奏が進むごと、ドーパミンがあふれ出てゆく高揚感がたまんない。揺れる感情へ導かれるがまま、想い吐き出すように歌った疾走ロックナンバーの『BE READY』。心の内側から気持ち揺らしていく楽曲も、心地好い刺激だ。スリリリグでハードな演奏に、騒がずにいれない衝動を憶えた『スターになれない』。やばいくらいに気持ちがいきり立ってきた。メッチャ魂揺さぶるつかみを持った楽曲じゃないか!!。最後の『マヤカシ少女』でもSplit BoBは、身体中の血液を逆流させる高揚を与え、思いきり感情をスパークさせていった。大声張り上げ無邪気に踊り狂う人たちの姿が、何よりもこの日のライブの成功を証明していた。止まない熱狂のコールを受け、ふたたびステージへ登場。アンコールで演奏した『forget-me-not』を通し、ふたたびSplit BoBは心地好い一体感を描きながら、次の主催イベントへ熱気のバトンを渡していった。 「夜遊びプレゼンス-AFTER VISION-Vol.2」 Split BoB主催による「夜遊びプレゼンス-AFTER VISION-Vol.2」は、7月19日(日)にShibuya eggmanで開催。出演は、Split BoB/Chelsy/たんこぶちん/HEAD SPEAKER/ ANARCHY STONE/凸凹凸凹-ルリロリ-の計6バンド。こちらにもぜひ足を運び、大騒ぎしてください。 PHOTO:村浩章TEXT:長澤智典