STARMARIEアジアツアーファイナル!「ファンのみんなを絶対武道館に連れていく」
8/19発売ニューシングル『メクルメク勇気!』がTVアニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」の新エンディングテーマに決定し、勢いに乗るSTARMARIE。 そんな彼女たちが6月22日、渋谷TSUTAYA O-EASTで「STARMARIE ASIA TOUR 2015 ~FANTASTIC~ powered by e-earphone」を敢行した。 メンバーの木下望と高森紫乃がMCで語ったとおり、長く続いた3人体制から昨年突然の1名脱退により、木下は当時辞めることも考えたというほど存亡の危機に立たされたSTARMARIE。そこに、中根礎子・松崎博香・渡辺楓の新メンバーが加入したのがちょうど一年前の6月22日だった。その記念すべき一周年のワンマンライブに平日にも関わらず、大勢のファンと関係者が集まった。 ライブ開始前、スクリーンに、STARMARIEと縁のある浅田祐介・吉川友・ささかまリス子・日高央(THE STARBEMS)・古川未鈴(でんぱ組.inc)からお祝いメッセージが流れ、ライブはスタート。妖艶な黒の新衣装、「ネット・オークション・ベイビーズ」のジャケ写に使われた衣装、橋爪もも制作のオリジナル衣装への着替えを挟みつつ、本編18曲を全くMCなしでパフォーマンスし、メンバーと同じく休みなくフリコピし続けたマリスト(STARMARIEのファン)が初見の観客や関係者を圧倒し、魅了した。また、この日初披露された新曲『ブレアと天才科学者の功罪』をモチーフにステージ全体が構成され、照明や背景映像など細部にわたり丁寧な演出が施されていた。 アンコール途中で始めてMCを行ったSTARMARIEのメンバーは、スタマリ史上最も長いMCだったのでは?と思えるほど長く時々、涙しながら心のこもった言葉で語った。 高森紫乃は新しく加入してくれた三人への感謝の言葉をあらためて伝え、これまで高森・木下が新メンバー三人に一方的に注意していたダンスレッスンで、新メンバーが高森・木下を注意してくれることも増え、本当にいい関係になってきたと語った。 木下望は、これまで自分たちのことを「踏みドル」(他グループの踏み台になり、どんどん追い抜かれていくアイドル)と呼んでいたという話を明かした。現在の状況をやっとここまで来たと語り、これまでCD複数枚購入を積極的に推奨せず、オリコンチャートに固執してこなかったSTARMARIEだが、8/19発売『メクルメク勇気!』については「勝負なんです。順位を獲りたいんです。」とファンにCD購入を強くお願いした。最後に、STARMARIEは今年から年齢がファンタジーになったので、最年長の私もどこまでもやれる気がすると語り、会場の笑いを誘いつつ、「ファンのみんなを絶対武道館に連れていく」と宣言した。 松崎博香は、言いたいことが話せなくなるからと手紙を用意。最近やっとメンバー同士ため口で話せるようになったことやこの加入しての一年はアジアツアー、アニメタイアップなどいいことばかり続き、これまでSTARMARIEの下地を作ってくれた木下と高森に感謝の言葉を述べた。 中根礎子は、他のグループでかつて活動していたが、アイドルになったきっかけが当時のSTARMARIEを観て感動したことがきっかけだったと語り、メンバーが脱退し、二人になった時、「私が二人を助けたい」と思ってオーディションに応募したことを明かした。アイドル活動を辞めて、社会人として働いていた中根は「全てを捨ててきた。STARMARIEに人生を賭けている。」と語った。 渡辺楓は、STARMARIEに加入する際に、父親を亡くし、加入後の活動の忙しさと充実で悲しみを紛らわすことができた。「本当にこのグループに入ってよかった。」と語った。 東京を皮切りに、札幌、台湾・台北、浜松、インドネシア・ジャカルタ、大阪、フィリピン・マニラ、名古屋を巡り、東京に帰ってきたSTARMARIE。初めて行った海外でのワンマンライブや主催イベント、多くのお客さんが初見の大観衆の海外イベントでのパフォーマンス、言葉が通じなくても感動を共有できたグリーティング、現地のファンが用意してくれたサプライズのプレゼント。ジャカルタでは、メンバー全員が食あたりで、現地の人気テレビ番組出演前に、高森が40度の高熱で倒れ救急病院へ搬送。四人でのパフォーマンスを覚悟しながらやったリハーサル。だけど、「絶対、しのはむは来る」と信じて待った本番までの時間。五人で乗り越えた、他アイドルグループには絶対ない経験と時間が彼女たちのステージに凄みを増す要因となっている。武道館は一つの通過点で、彼女たちの夢はワールドツアー。アジアツアーを終えたばかりの彼女たちは7月4日、5日に台湾公演と、またアジアへと旅立つ。 写真撮影:でこい・瀬長明日香