武藤彩未“ムトーの日”に「もう一回自分試したい」
4月にデビューからわずか1年で渋谷公会堂でのワンマンを即日ソールドアウトさせた武藤彩未(19)が、6月9日・10日に「A.Y.M. ROCKS」と題した2daysライブを渋谷CLUB QUATTROにて行った。 場内は超満員の中、バンドを従えたステージでは、最新アルバム『I-POP』のナンバーや、80年代アイドルソングのカバーをロックアレンジで披露。熱い盛り上がりを見せた2日目、6月10日(ムトーの日)の「A.Y.M. ROCKS ~MUTOな夜~」公演のステージで、7月にライブハウスツアー「TRAVELING ALONE」を開催することを発表した。 「一緒にMUTOの夜を過ごしてくれますかー?」武藤彩未本人による開演前のアナウンスに、すでに会場は大盛り上がり。大きな手拍子でステージに迎え入れられると、本人のイニシャルをもじった『A.Y.M.』からスタート。『Doki Doki』や『Daydreamin’』などアップテンポなナンバーを畳み掛けた前半戦。中盤は、松田聖子の『Rock’n Rouge』や、中森明菜の『北ウィング』、小泉今日子の『なんてったってアイドル』など、彼女が影響を受けたという80年代ヒットソングをロックアレンジでカバー。さらに、かつて武藤が所属していたアイドルユニット・さくら学院の楽曲の中でもクールなダンスナンバー『オトメゴコロ。』を披露。後半は、掲げられた無数のタオルが軽快に回った『RUN RUN RUN』や、拳を突き上げる軽快なロックチューン『HAPPY CHANCE』で会場は一体となり、本編ラストの『彩りの夏』まで大いに沸いた。 アンコールでは『明日の風』、『OWARI WA HAJIMARI』など3曲を披露したが、ヒートアップした会場の熱はそこでは収まらず、鳴り止まない拍手と歓声の中、ダブルアンコールでもう一度『彩りの夏』を熱唱。全19曲、約2時間のステージを締めくくった。 今回のステージは、武藤自身が全面プロデュース。カバー曲のセレクトを含めたセットリストも、ステージのセットとして掲げられていた“A.Y.M. ROCKS”という立体文字も、武藤が自分で作ったもの。これはアンコールで発表された7月に開催するライブハウスツアー「TRAVELING ALONE」への決意の表れだったのかもしれない。カヴァー、オリジナル曲、ソロ、そしてバンドスタイルなど様々な挑戦を重ねることで経験も実力も着実につけてきた武藤が、2年前と同じ「TRAVELING ALONE」というタイトルで、一人きりのツアーを回るという。「今まで立ってきたステージに、もう一回一人で立ちたいと思います。今は素敵なセットやバンドメンバーのおかげでライブ感もすごく出てると思うんです。だからこそ今、もう一回自分を試したいんです。」と、熱い思いを語った。 アイドルグループが円熟期を迎える中、強い意志をもってソロアイドルの道をまい進する武藤彩未。この「TRAVELING ALONE」ツアーは、また一つ彼女を成長させることだろう。