tkmk爆女祭~3日目 アニソンも数多く熱狂!
渋谷CLUB CRAWLを舞台に5月10日(日)から16日(土)まで一週間連続で開催中、Caramel主催によるガールズロックバンドを中心に集めたイベント「tkmk爆女祭(BAKU-ON-SAI) vol.0-渋谷編-」。 3日日となった5月12日(火)のイベントには、SORAMIMI/逢瀬アキラ/ダイアナガーネット/Caramel/CherryHeartsが出演。この日は、アニソンナンバーもいろいろと流れていた。 SORAMIMI SORAMIMIのライブは、躍動的なバンドスタイルにアレンジしたアニソンナンバー『ふしぎなメルモ』からスタート。アニソンカバー盤も出しているように、この手の楽曲も、彼女たちの魅力の一つ。テンポアップした演奏に合わせ、会場中の人たちも心地好く身体を揺らしていた。続く『ピポパポ』では、唸る激しい演奏が炸裂。コケティッシュさとポップなセンス、ぶっ太い音をぶつけてゆく演奏をミックス。可愛らしさを前に押し出したうえで、しっかりライブ感を活かしているのが嬉しい。チャーミングなYAKAの仕種に胸キュン気分。『Jump!!』では、ウキウキ弾む楽曲に合わせ場内の人たちも跳ね続けていた。妖しいムーディな香り振りまき大人っぽくせまった、歌謡スウィングナンバー『Omm Rise』。弾けたロックンロールな演奏も魅力、6月にシングル発売も決定した『J.K.P!!』は、青春の香り抱いたカラフルポップな歌。観客たちも、歌に触れながら笑顔ではしゃいでいた。最後に届けたアニソンナンバー『おジャ魔女カーニバル!!』では、熱い歌の掛け合いも登場。この曲を聞いて大はしゃぎしたくなるのも納得だ。SORAMIMIの持つガーリーな魅力にヤラれたね。 逢瀬アキラ Caramelのメンバーも「赤い彗星軍」のはっぴを着て、客席前方ではしゃいでいた。真っ赤なザクのフィギュアを持って舞台へ登場。片手に手錠をぶら下げ、鞭を片手に逢瀬アキラは、歌謡ロックな『東京シュルレアリズム』を、妖しく、華激で、刺激的に歌いだした。唸る激しい演奏が炸裂。『BIND』を通し、楽曲は一気に暴走。なんて挑発的で凛々しいステージングなんだ。逢瀬アキラの描き出す熱狂に嬉しくかしづいてゆくのも納得だ。続くパーティロックな『Dancing 13th Baby』では、赤いサイリウムを片手に歌唱。場内にも数多くの真っ赤なサイリウムの光が大きく揺れていた。どれも、最近のアニソン風なノリを持っているところがポイント。「2.5次元ロックアーティスト」と名乗るのも納得だ。ドラマチックなデジタルハードロックナンバー『Ms.Amyは夢遊病』をピストル片手に歌えば、キュンキュン弾むガーリーなポップ曲『kiss me Darlin’=Love me Darlin’』を通し、会場中の人たちのハートを熱狂でドキ胸させた逢瀬アキラ。最後は、しっとりとラブバラード『冷たい夜に』を歌唱。思いきり二次元愛を炸裂させたそのライブからは、萌えなヒットポイントを沢山いただけた。 ダイアナガーネット アメリカはワシントンD.C.出身、アニソンをこよなく愛するダイアナガーネット。冒頭を飾ったのは、自己紹介ナンバー『DIANA ANTHEM』。日本大好きっぷりをアピールした曲を聞き、彼女の背景を一気に理解。気分をガンガン高揚させてゆく曲調なのも嬉しいじゃない。ここからは、ガーリーなバンドが歌ったアニソンカバーを披露。JUDY AND MARYの『そばかす』を伸びやかに歌えば、Hysteric Blueの『春~spring~』を抑揚たっぷりに歌唱。場内の人たちも、親しんだ歌の連続に、舞台上へ熱狂で想いを返していた。2曲とも、彼女は満面の笑顔で楽しげに歌っていた。本当にアニソンが大好きで、本気でアニソンシンガーになりたい気持ちが、はしゃぐそのステージングからしっかり伝わってきた。続く『Spinnig World』は、「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマとして流れていた、ダイアナガーネットのオリジナルアニソン曲。初めて聞く人がほとんどとはいえ、空へ駆け上がるよう開放的な疾走ナンバーだけに、誰もが手拍子やPPPHノリで舞台上へ熱狂を返していた。どんな壁も、一瞬にして壊してゆくアニソンのパワーと、彼女の天真爛漫なキャラクターは、まさに無敵だ。最後に歌った『残酷な天使のテーゼ』では、客席にサイリウムの光も。アニソンを共通言語に、終始、場内には熱狂が続いていた。 Caramel 初日、2日目と、7日間連続開催に掛けノンストップで7曲演奏してきたCaramelだったが、この日はイベント初のMCも加えたことで6曲披露。この日のCaramelは、tkmk爆女祭限定Caramel物販Tシャツを衣装にしての登場(サイズはLのみ。平均身長149cmの彼女たちが着ると膝上丈になっていた)。ライブは、初日最後の曲として演奏した『月下のナミダ』から幕を開けた。哀愁性と高揚感をミックスさせた楽曲に触れ、ゆっくりと、でも、大きく身体を揺らしだした観客たち。先の2日間は、冒頭からテンションマックスで向かっていたが、この日はじっくりと感情のアクセルを踏み込んでゆく姿が、そこにはあった。つかみを持ったポップな歌も魅力的。演奏は、ダンスロックナンバー『スナイパーガールZ』へ。客席は、早くもヒートアップ状態。いきなり高ぶり出したテンションに若干演奏がついていけない面もあったとはいえ、熱いホームな空気は、このイベントの嬉しい特色にもなっていた。唸るグルーヴが身体を揺らしだした。触れた人の気分をどんどん高揚させてゆく『LoversMoment』。カバー曲『君の知らない物語』でも、キラキラとした演奏が気持ちをウキウキはしゃがせていった。胸をドキドキさせるパワーポップナンバーの『Tailwind』。そして…。「毎日が幸せな日であるように、ときめくイベントにしていきたいと思います。みなさんが幸せになれますように」。ルミのMCを受け、最後に奏でたのが『MissYou&LoveYou』。心をときめかせるガーリーな歌を通し、場内をカラフルな色に染めながら、Caramelは次のバンドへ熱いバトンを繋いでいった。 CherryHearts 「爆女祭アゲていこうぜー!!」。CherryHeartsのライブは、明るく弾け飛んだ晴れな爆弾曲『Hello』を叩きつけ、舞台と客席が熱狂で入り交じった様からスタート。 メンバーも観客たちも思いきり身体を折り畳み、この瞬間を存分にはしゃぎ倒してゆく。めっちゃ楽しいパーティロックな風景じゃないか。続く、爆裂ロックンロールナンバー『青春レジスタンス』でも、観客たちが一斉に飛び跳ねれば、笹宮千穂の煽りに熱い声を返していた。いいね、この熱狂でグチャまみれになった楽しさが。カラッとしたガーリーなロックナンバーの『ねがいごと』でも、熱狂は、天井知らずで上がり続けていた。場内に生まれた大きな輪。『スイートボイスコール』の演奏が始まったとたん、大勢の人たちがサークルモッシュを始めた。その輪の中には、ライブを終えたばかりのCaramelのメンバーの姿も。サビでは、沢山の人たちが大きく手を振り、舞台上に歌を返してゆく。何もかも忘れ無邪気に熱狂していける、それがライブを楽しむってこと。メンバーが左右に動く『My Way』のステップに合わせ、場内でも観客たちが左右にモッシュしていけば、『Rise goes ON!!』では大勢の人たちがタオルを振りまわし、CherryHeartsが作り上げた超ゴキゲンなパーティ空間の中、全力ではしゃぎ続けていた。止まない、熱狂の声。ふたたび舞台に姿を現したCherryHeartsは、『Hi-Jump!!』を通し、床を揺らすほど?!観客たちを暴れさせていた。まさに、トリに相応しい熱狂を持って、CherryHeartsはこの日のイベントをシメてくれた。 4日目は…。 4日日となる5月13日(水)のイベントには、Hysteric Lolita/THE LEAPS/Bitter & Sweet/Caramel/ザ・ヒーナキャットが出演。ゴシック系やユニット好きな方、ぜひ足を運んでください。 PHOTO: 山下弘毅/TEXT:長澤智典