石橋凌ツアーファイナルにシーナ&ロケッツ鮎川誠がサプライズ出演
3月20日、石橋凌(58)が全国ツアー『Neo Retro Music 2015』のファイナル公演を東京・お台場Zepp DiverCityでおこなった。 今年の1月28日にリリースした、渾身の最新ミニアルバム『Neo Retro Music』からの新曲はもちろん、ARB時代の自身の作詞作曲による代表曲『魂こがして 』『喝!』『Daddys shoes』など全26曲を披露。日本を代表する鉄壁のミュージシャン、池畑潤二〈Ds〉、渡辺圭一〈B〉、藤井一彦〈G〉、伊東ミキオ〈Key〉、梅津和時〈Sax〉に、ホーンセクション3名を加え、生で聴く音楽の楽しさを体現したステージだった。 サプライズはダブルアンコールで起きた。石橋のMCによって「ツアーのリハーサル中に悲しい知らせがありました。シーナ・フォーエバーでね……。皆さんの心の中にいつまでも輝き続けていかれる事を信じてます。ロケッツは健在です。誠さんは元気です。ギター鮎川誠!」。先日最愛の妻シーナを亡くしたロックバンド、シーナ&ロケッツの鮎川誠(66)を、石橋がスペシャルゲストとして呼び入れた。鮎川は「オレはいま世界で一番悲しい男やけど、凌が電話くれて一緒にロックンロールしようち誘ってくれた!」と叫び、スタンダード・ナンバー『Johnny B.Goode』『STAND BY ME』『MOJO WORKING』をプレイ。悲しみをロックンロールで昇華する友情が美しかった。 ラストは、日常への希望を込めてカバー曲『What a Wonderful World』を歌い上げ、ARB時代のロックナンバー『パブでの出来事』で締めくくった。最高のメンバーと最強の音楽を奏で、喜びを分かち合う石橋凌の笑顔が素敵な夜だった。写真/渡邉俊夫