AK-69 自身最大規模となるホールツアーの幕が上がる
2004年のソロデビューから、ぶれることなく着実に実績を残し、一歩一歩前進してきたAK-69が、総動員数自身最多の25000人超となる全国ツアーをスタートさせた。 インディペンデントのHIPHOPアーティストとして初となるホールツアーの一発目の会場となったのは、千葉県の市川市文化会館 大ホール。記念すべきツアー初日を祝う為、非売品タオルを来場者全員にプレゼントという嬉しいサプライズもあり、インパクトある本ツアーのメインビジュアルをあしらったタオルを来場者は嬉しそうに受けとっていた。また、物販スペースの長蛇の列も印象的だった。 印象的なショートムービーをオープニングとし本編がスタート。闘う全ての人達を鼓舞する楽曲『ロッカールーム ?Go Hard or Go Home-』は、4人のダンサーを引き連れ歌い、巨大なセットと印象的な照明に煽られ会場のボルテージは一気に最高潮へ。MCでは「地元名古屋のお客さんが数十人しかいない小さいクラブから始まって、ただひたすらに名前と顔を売ってきた。その輪が少しずつ全国に広がって、今こうやってみんなの前でライブが出来る事、本当に感謝しています。ありがとう。」と、初日に駆けつけてくれたファン達に感謝の意を伝えた。 今回のホールツアーでは、各エリアを代表するスペシャルゲストが参戦するのも一つのトピックだ。今回登場したのは地元千葉HIP HOPのアンダーグラウンドシーンを牽引するKLO-D。短い時間ながらも会場を盛り上げ、MCではAK-69との出会いなどを語った。 AK-69が登場し、立て続けに楽曲を披露。人気曲『And I Love You So』では、ミラーボールの幻想的な光を背に不変の愛を歌い、HIP HOPのライブでは珍しく歓声より大きい拍手が起こる一幕もあった。 AK-69の放つ言葉には、聞き入ってしまう何かがある。それはきっと嘘がなく、等身大の自分の想いや感情をストレートに伝えているからだろう。夢見た事を実現するために、努力を重ねステップアップしてきた姿が多くの人を勇気付け、その言葉に共感するのだ。「自分自身に自信が持てなくて、周りと比べても劣っていると感じてたとしても、お前はお前なんだ。この世界に一人しかいない、他の誰でもない自分を誇れ。」そんなMCから始まった『ONE』では、会場中が人差し指を天に掲げ大合唱が起きていた。様々な楽曲を、飽きさせない演出と構成で歌いきり本編は終了。 鳴り止まないAKコールの中、ツアーTシャツを着たAK-69が再登場しアンコールがスタート。身体全体で曲を表現するダンサーズ、サウンドを支えるDJ RYOWとステージ上でAK-69と共に闘うメンバーの紹介や、裏方としてこのツアーを支えてくれるスタッフ達、そして、応援してくれるファンの皆に改めて感謝を伝える。「作られたアーティストとは違う、このままのスタイルで闘い続けて届けたい。」今回のホールツアーのテーマ曲でもあり、次回作の鍵となる楽曲『The Throne』で幕を閉じた。 アンコールを含め合計45曲、時間にして約2時間半。オープニングムービーからラストの楽曲まで、来た者を夢中にさせてくれる公演であった。これからまだ12都市12公演が控えているが、これは、また新たな伝説の始まりに過ぎない。そして、ホールツアーの真っ只中、3月25日にリリースされるニューアルバムにも期待が膨らむライブだった。 AK-69ハイブリッドなHIPHOPヤミツキ