HEROがインディーズ復活宣言
インディーズという環境へ舞い戻り、誰にも、何にも縛られることなく自由に活動を開始したHERO(ヒーロー)。 「今年は精力的にリリースやライブ活動を行っていく」と宣言したHEROが、2月4日(水)に、2015年リリース第一弾であり、HEROにとって初の両A面シングルとなる『「Not Title」/タオルの神様』を発売する。 1曲目に収録した『「Not Title」』は、読売テレビ「にけつッ!!」のエンディングテーマになっており、疾走する演奏の上で、ヴォーカルのJINが今にも張り裂けんばかりの感情を持って歌いかけてゆく情熱ナンバー。「メジャー時代に一度ボツになった楽曲なんですけど。JINくんから「メジャーでボツと言われたサビはそのまま活かし、メジャーでOKだった部分はガラッと変え、メジャーでは嫌がられたマイナーコードで押し通す」と聞き、「おっ!!」と思ったんですよ。僕らの中でのビジュアル系と言えばマイナーコードのイメージなんです。だからこそHEROは、その逆を表現してきたわけですけど。この『「Not Title」』では、あえてマイナーコードのビジュアル系っぽいスタイルを狙った曲として作りました」(SARSHI)という意図を持って製作。そのラディカルな姿勢こそ、HERO自身の掲げるインディーズ魂の現れだ。 2曲目には、汗や涙を拭くときやライブで熱狂する際に振りまわすなど、いつもお世話になっているタオルへの感謝の想いを込めた「物販ソング」『タオルの神様 〜血迷ったシリーズPart1〜』(テレビ朝日「お願い!モーニング」2月度エンディングテーマソング)を収録。この手の遊び心を、シニカルさを持って堂々と表現出来るのもHEROの絶対的な強み。「よくライブ中に物販の宣伝をしてる人らがいますけど、「いちいちMCで説明するくらいなら、歌にして伝えたほうが早いじゃん」「買って欲しいなら歌えばいいじゃん」という考えから出来た曲なんですよ。今回、わかりやすく導線を引いたので、これで、間違いなくみんなが物販でタオルを買ってくれると思います」(JIN)と語るよう、その商魂逞しい姿が、むしろ潔い! さらに、今回のシングルのTYPE-A/Bには、それぞれ『「Not Title」(SARSHI & YU-TA & yusuke ver.)』『タオルの神様 ~血迷ったシリーズ Part1~(SARSHI & YU-TA & yusuke ver.)』と題した、3人の演奏陣が歌ったバージョンも収録。その歌は、●痴というレベルさえ超越した凄まじさ。でもメンバーらは、「(JINが歌ったバージョンよりも)僕らのほうがソウルフルな歌です。魂はかなり込めてます!!」(YU-TA)。「僕らはソウルを大事にしてるので。そこは讓れないですね」(yusuke)と語っている。バンド初心者の方が聞くと、「このレベルでいいなら俺たちにも出来る」と勇気をもらえるはずだ。 HEROは、2月14日のTSUTAYA O-WESTを皮切りに7月5日のTSUTAYA O-EASTまで続く「HERO ONEMAN TOUR 2015「リトライ」」を発表。その間にも数多くのイベントライブも入れてるように、今年のHEROは、かなりのライブ本数を詰め込んできた。これは、メジャーデビュー以降ライブ本数を抑えてきたことからの反動。本来、ライブを通し伸し上がってきたバンドだけに、改めて1から環境を構築しようとの想いから、今年は細かく各地のライブハウスをまわろうと決断。じつはシングル『「Not Title」』の歌詞にも、ラブソングに見せかけファンたちへの想いを記している。今回のツアーを楽しむうえで、その連動性も感じていただけたら幸いだ。ツアー初日となる2月14日・TSUTAYA O-WESTのライブには、お笑い芸人のピスタチオも登場。彼らとヴォーカルJINとの絡み合いも楽しい見どころになりそうだ。 今後も、まだまだリリースやライブの追加も発表予定中。インディーズという姿に立ち返り、自由奔放に羽ばたき続けている。むしろ、何処へ飛んでいくのかわからない今のHERO。その翼の行く先へ、みなさんもしっかり付いてきてもらいたい。「互いの重なった想いが素敵な未来を作っていく」はずだから。(TEXT:長澤智典)