カメレオ主催ライブに「戦友」集結!熱狂のパフォーマンスで魅了
1月18日(日)、カメレオが『カメレオ 3周年記念3DAYSライヴ「めちゃ×3みなさんのおかげでした!~戦友バンド編~」』を、渋谷公会堂にて行なった。 毎年恒例となっているカメレオの結成記念ライヴ。結成3周年にかけ、3日間に渡って行なわれた今年、初日は彼らが始動ライヴを行なった池袋BlackHoleにて、2日目をバンド最大キャパとなる渋谷公会堂にて、それぞれワンマンライヴを開催。彼らのこれまでを集約した感動的なライヴであり、4月のシングルリリースや47都道府県ツアーを発表するなど、今後の展開に多くのカメコ・カメオ(カメレオファンの愛称)が歓喜したが、最終日となる3日目は、渋谷公会堂にてカメレオ主催のライヴイベントを行なった。 出演したのは、ギルド、Royz、Moran、ユナイト、DIVに加えて、スペシャルサポーターとして迎えられた、人気お笑いコンビ・よゐこの濱口優(の友人)が率いる、世界初のヴィジュアル系×ブサイク=ブジュアル系バンド・禿夢の計6組。所縁のある文字通りの「戦友」達と共に、5時間40分に及ぶ祝祭を繰り広げた。 客席の電気が落とされると、映画「となりのトトロ」の『さんぽ』がSEとして流れ始め、カメレオの5人がステージ下手から行進しながら登場。そのまま上手へと捌けて行くというお約束をした後、オープニングナンバーとして『WE ARE KAMELEO!!』披露した。最新アルバム『5 BEST』に収録されているこの曲は、各メンバーのパーソナリティー(半分以上はだいたい悪口)を歌詞にしたもの。ヘッドセットマイクを付け、まるでバンドマンとは思えないダンスパフォーマンスを繰り広げる5人は、早くも客席に熱狂の渦を巻き起こした。 そんな開幕式を経て、トップバッターとして登場したのはRoyz。現在ワンマンツアーの真っ最中であるにも関わらず、2つ返事でOKを出したという彼らは、『JOKER』『Supernova』と、煌びやかでありながらヘヴィなバンドサウンドで一気に駆け抜けて行く。「せっかくだからホールに似合った曲を持って来ようと思っていたんだけど、激しい曲にしました!」という昴(Vo.)の発言通り、攻めのセットリストでオーディエンスのヘッドバンギングを何度も誘発していた。 また、ベースの公大が、カメレオのベーシストであるKouichiに、昔借りたタクシー代のおつり(500円)をステージ上で返金するという場面では、客席から大きな拍手が送られていた。 2番手に登場したのはMoran。彼らにとって2015年一発目のライヴであることと、カメレオの3周年を祝して、普段とは異なった和装で登場した5人は『堕落へと続く偏愛の感触』でライヴスタート。官能的なサウンドで幕を開けると、そこから『秒魔』『グロテスク ライド』と徐々に会場の熱気を高めて行く。「ステージには魔物が棲んでいて、それはときどきバンドを苦しめるけど、今日は素晴らしい力を与えてくれそうだ」と話していたボーカルのHitomi。心の中に潜む闇を解放するかのごとく放たれる激しい熱は、『Break the silence』でピークに。ラストに届けられた「同じ闇の中で」は、そんな闇を愛おしく感じさせるような優しさに満ち、幻想的な空気が会場を包み込んでいた。 続いてステージに登場したのはDIV。カメレオとは同じ事務所に所属している彼らは、「一発目から会場を夏にしてくれますか!?」と、CHISA(Vo.)が煽り、代表曲の『夏の行方』で渋谷公会堂を激しく揺らす。続けて『BUTTERFLY DREAMER』『LOVE IS DEAD』と、ライヴの鉄板曲を立て続けに繰り出して行ったのだが、その一挙手一投足、一音一音が気迫に満ちていて、いつにも増してエモーショナル。そこからも、『SECRET NIGHT』や『Point of view』と、終始パワフルなラウドサウンドで捲し立てた。 全曲終了後、ちょび(Ba.)が「カメレオ最高!」と絶叫。言葉少ななステージは、祝祭に華を添えるのはオーディエンスを熱く盛り上げることであるという4人のアティテュードをしっかりと物語っていた。 ライヴが中盤戦に差し掛かったところで、ステージにはスペシャルサポーターである禿夢が登場。 テレビ番組での共演がキッカケとなり、カメレオのZepp DiverCityワンマンにも出演した彼らだが、主催イベントを開催するにあたって、カメレオのHIKARU.とKouichiが禿夢のライヴに乱入。出演を直談判して、今回の出演に至った。カメレオメンバー達と登場した禿夢は、自身の代表曲『リアルフォーティー』と、カメレオの『アゲていこう歌↑』を計11名で披露。 その後、ゲストメンバーとしてギターにMoranのSIZNAを、ベースにDIVのちょびを、ドラムにMoranのSoanを、そしてダンサーとしてRoyzの昴と公大が急遽参加し、ゴールデンボンバーの『女々しくて』を披露。途中で本家の後輩でもあるギルドの4人が、鬼龍院翔のコスプレをして乱入。Kouichiが「ここがピークなんじゃないか?」と振り返るほどのスペシャルセッションに、客席は大きな興奮に包まれていた。 そんな興奮を更に煽るべく、ステージに登場したのはユナイト。DIVと同じくカメレオとレーベルメイトである彼らは、HIKARU.がいつも頭に付けている光るツノを、メンバー全員がつけて登場。客席を驚かせると、『イオ』『ディストリー』と、疾走感のあるキャッチーなサウンドでスタートダッシュをかけた。そこから一転して、『ice』『FCW』では重量級サウンドで客席にヘッドバンギングを巻き起こすという、ポップとヘヴィの両極を行く、これぞユナイト!ともいえる、幅のあるセットリストを展開。 「今日のイベントを見ていて、カメレオは本当にファンのことを考えているバンドだなと思った。方法は違うけど、僕らも見てくれた人達を幸せにしたい」とボーカルの結。自分達の想いを告げた後、ドラマチックな『small world order』でステージを締め括った。 パネルで顔を隠してステージに登場するという、かつてカメレオがしていたパフォーマンスのオマージュをしたのはギルドの4人。しかも、メンバー全員がカメレオから衣装を借りるという力の入れように、オーディエンスは大興奮していた。 そんな意表をついた登場でありながらも、『ウソじゃない』『MASK』と、持ち前の高いプレイヤースキルをいかんなく発揮した楽曲を連発。ボーカルのRYUICHIもパワフルなハイトーンを轟かせる。そこから先日リリースしたカヴァーシングル『LOVEマシーン』で客席を熱く盛り上げ、「もう一曲カバーやってもいいですか!?」とカメレオの『21世紀マン』を披露。「普段は仲間だけど、ステージに上がったらライバル同士」という意志の元、終始熱いパフォーマンスを繰り広げた。 そして、いよいよ主催者であるカメレオが登場。1曲目の『お化け』のイントロで、Takashi(Gt.)のギターストラップがいきなり切れるというハプニングがありつつも、インターネットに溺れる人間をヘヴィなサウンドで憂う『新人類』や、5人ボーカル曲の中でもとりわけポップなサウンドとダンスで魅せる『時給¥850』など、変幻自在な表情でオーディエンスを盛り上げていく。 また、後半戦では『ニート姫』を披露。毎回、曲の途中でポテチを客席に投げ込むのが定番になっているこの曲。前日の渋谷公会堂ワンマンでは、ただ投げるのみでなく、メンバー全員がステージを降り、一階席と二階席へ直接配りに行くという演出をしていたのだが、この日は、チケットの半券を使った「カメレオジャンボ宝くじ」を実施。見事当選した幸運の持ち主に、全オーディエンスが祝福を送っていた。 そして、ラストの『万歳\(・∀・)/Music!』では、この日の出演者全員がステージに登場し、カラーボールを客席に投げ込むなど大暴れ。全曲終了後、「素敵な仲間がいてくれて、僕は本当に幸せです。でも、僕らはこんなところでまだまだ満足出来ませんから。これからもみんなでヴィジュアル系シーンを盛り上げてきます!」という、実にハッピーで、実に頼もしいHIKARU.の宣言で、3日間に渡った3周年記念イベントを締め括った。 最後に。この日、カメレオの5人は、出番を終えたばかりの出演者達にインタビューを実施。その模様を転換中のステージに張られた斜幕に流していた。 「カメレオの第一印象は?」といった出会った当初を振り返るものから、「カメレオのメンバーで誰が一番嫌いですか?」というドギツい内容まで、戦友同士が盛り上がっている様子を、オーディエンス達も楽しそうに眺めていた。 「カメレオは本当にファンのことを考えている」というユナイト・結の発言は、このコーナーを受けてのもの。常にオーディエンスを楽しませたいと全力を尽くすカメレオと、そんな彼らのオーダーを快諾し、協力していた戦友達のショーマンシップが、ここにもよく表れていたことを記しておきたい。(カメラマン:釘野孝宏/TEXT:山口哲生) ☆カメレオその他の写真は【クリック】☆カメレオの曲買うならドワンゴで!