May J.初武道館「感謝の気持ちでいっぱい!皆さんに恩返しができたかな」
2014年一躍脚光を浴びたMay J.、デビュー9年目にして初の武道館公演「May J. Budokan Live 2015〜Live to the Future〜」が1/18開催された。 当日は、子ども連れの家族からシニアカップルまで、May J.の支持層が広いことを感じさせる幅広いファンが集まり、武道館は早くも熱気に包まれる。 17時、デビュー当時からのフォトグラフがステージ上のスクリーンに次々流れ、現在へと近づいていく。一瞬暗転のあと、再び明転するとエプロンステージにピンクのドレスを纏ったMay J.が立っている。観客は驚嘆と歓声を上げ、一気にヒートアップ。DJ KAORIが姿を表しカバー曲『Garden』からスタート。 May J.最初のMC「武道館元気ですかあ!」に呼応して、観客からは「May J.(武道館公演)おめでとう!」の声があちこちから聞かれ、「ついに武道館のステージに立っています。思ったより皆さんとの距離が近くて、守られているようです。デビューからの8年分をすべて表現します!でも今すでに泣きそうです。」と初武道館の感想を語った。 May J.の武道館を祝い、ステージにはさまざまなゲストが駆けつけた。DJ KAORIに続いて登場したのが、Zeebra。 『風になりたい』『ONE MORE KISS』をパフォーマンス。彼の真骨頂であるグルーヴィーなRAPを操り会場を盛り上げる。「ジブさんは私が14歳の頃からお世話になっていて、実は初めて武道館のステージに立ったのは、ジブさんの2008年の公演の時なんです。その時、今度はMayが武道館に立つ番だ。って言ってくださって…ジブさんをゲストに呼ぶって約束したんですよね。今日それが叶いました、ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。Zeebraは「May、ほんとによかったね。」と優しく微笑みかけた。 その後、『366日(HY)』や『ハナミズキ(一青窈)』などのカバーメドレーを披露。一旦「DJ TIME」となり、m-floのVERBALが登場。ヘッドセットを付けた、ミニスカファッションのMay J.が再び舞台へ駆け込み、彼女のデビュー当時のナンバー『HERE WE GO』『MY GIRLS』『DO tha’ DO tha’』と激しいダンスチューンを披露。歌い上げるイメージがあるMay J.だが、「最近、あまり踊る曲とかやらなんで…どうですか!?」の問いかけに大きな歓声が上がった。 つづいてSPゲスト、キマグレンがステージへ。初めて会った時の話に触れ、KUREIが「コーラスをお願いした時に渋谷で待ってると、向こうから赤いコートを着たきれいなお姉さん歩いてきて、それがMay J.だったんだよね。」と第一印象を語ると、May J.がISEKIを指差し「この人は(コーラスに関して)厳しかった。」と、何かと指導されたというエピソードを暴露すると、ISEKIは「なんでこんなに大物になる人にねえ…いや、もう、なんか…オエッ!」と当時の自分を戒めていた。 そんな同級生のような温かい会話から、『もし君と…』とキマグレンのヒットナンバー『LIFE』をコラボし、会場もコール&レスポンスで大いに盛り上がった。 再び、『元気を出して(竹内まりや)』や『キラキラ(小田和正)』などのカバー披露の後、「キットカット」の受験生応援歌『My Sweet Dreams』をライブで初披露、受験シーズン真っ只中の学生たちにエールを贈った。 ライブ終盤、May J.は「デビューして6年後の2012年12月に6thアルバムをリリースしました。全曲作詞させていただきました。毎回アルバムを作るとき「これ以上良い物はない!」と思うんですけど、皆さんになかなか届かない。思うような結果をいただけない。いつも落ち込んでいました。こんどこそは!と奮い立たせて作るんですが、自分はこういう仕事向いてないんじゃないか?自分が思う理想って現実にはないんじゃないか?って考えてました。あのどん底だった私が当時持っているすべてを出して作った曲を、今、この夢の舞台で歌います。」と6thアルバムのリード曲『TSUBASA』を熱唱した。 ライブは徐々にアッパーチューンとなり、May J.得意?の「クレヨンしんちゃん」「タラちゃん」のモノマネも披露。タオルを観客全員で振り回し『Shiny Sky』で本編は終了した。 鳴り止まないアンコールの中登場したMay J.のMC中にチャイムが流れ、サプライズのお祝いメッセージが流された。「えっ!なに!」と戸惑う彼女がスクリーンに目をやると、葉加瀬太郎/ローラ/T.M.Revolution/日本エレキテル連合/神田沙也加、そして八代亜紀から続々メッセージが届けられ、目を潤ませる場面も。 『本当の恋』をフルバンドで披露したあと、最後のSPゲスト、クリス・ハートが登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。彼とのコラボはやはりディズニーソングということで、「アラジン」テーマソングの『A Whole New World』を披露。圧巻のハーモニーに観客は息を飲んだ。さらにふたりが初めてデュエットした曲という『白い雲のように(猿岩石)』をこれも息のあったコラボを見せ、観客を魅了した。 クリスは「最後に言わせてほしいと。2年前、これからの人生も不安な時期にMay J.さんのツアーに参加させていただいて、とても勉強になった。今日Mayちゃんが武道館のステージでこんなに輝いてるのを見てもう嬉しくて…あの頃から素敵な先輩でいてくれて…これからも応援します!」と感謝の気持ちを伝え、期せずして会場から大きな拍手が沸き起こった。 このあとMay J.は合唱曲である『Believe』を歌いながら、アリーナまで降り、ファンと握手を交わし、子どもたちには目線を合わせ、優しく微笑んで、ファンとの時間を慈しむように熱唱し、これで大団円と思いきや、ファンの「May J.コール」はいつまでも止むことはなく、Wアンコールへ。 みたび登場したMay J.はなんと紅白の衣装で登場!「1回しか着ないのもったいないんだもん(笑)」とつぶやき、歓声を浴びていた。 「わたしはディズニー映画が大好きで、ディズニーはいつも夢の世界へ連れて行ってくれます。そんなディズニーソングを歌う歌手になりたい。と子供ながらに思ってました。おととし「アナと雪の女王」の主題歌のお話を頂いたときはほんとうに信じられず、映画のエンドロールに流れる自分の声を聞くまで実感が湧きませんでした。「夢を思い描いていれば、必ず叶う」っていうウォルト・ディズニーの言葉は本当だったんだって実感しました。この曲と出会っていろんな経験をさせていただきました。苦しかったけど、これも人生だと思えます。今日はこの曲で皆さんに魔法をかけたいと思います。」と語り、『Let It Go[劇中歌/英語歌]』を感情豊かに熱唱、さらにフルーオーケストラも入り、壮大で感動的な『Let it Go』となった。 「この2年間の経験が、この今日のステージを近づけてくれたと思います。でもなによりここに来ていただいたひとりひとりのみんなが集まって、私をこのステージに立たせてくれたんです!感謝の気持ちでいっぱいです!デビューしてから武道館でライブすることを目標にやってきて、今日叶って、皆さんに恩返しができたかなって思っています。この武道館公演のタイトルが「Live to the Future」、未来に向かって行くためのスタート言う意味で付けました。ほんとうにここからがスタートだ思っています。そして2015年が勝負の年だと。これからもみなさんと、もっと素晴らしい未来に向かって歩み続けて行きたいと思います。」と万感の思いを込めて『ありがとう』を熱唱。全28曲、3時間半を超える夢の舞台は幕を閉じた。 ☆歌姫May J.のナンバー【クリック】☆