米のヒット甲子園グランプリは北海道産の「ななつぼし」
11月23日(日)にイオンモール幕張ホビーコートを舞台に「米のヒット甲子園〜うまい特A米の審査会〜」が行われた。 この日のイベントは、「くいしん坊万才!」のリポーターでも有名な阿藤快さんをゲストに、日経TRENDYの編集長である渡辺敦美氏が進行のもとで進められた。今回の審査用に、今年2月に「特A」を取得した38産地のお米を、秋に収穫されたばかりの新米として用意。審査員には、阿藤快さんや渡辺敦美編集長を中心に、料理評論家やグルメブロガー、料理研究家など7名が参加。 エントリーした全国38産地のお米の中から最終候補として選ばれたのが、「北海道産・ゆめぴりか」「宮崎産・ひとめばれ」「石川産・コシヒカリ」「秋田産・あきたこまち」「宮城産・つや姫」「鳥取産・きぬむすめ」「北海道産・ななつぼし」「栃木産・こしひかた」「福岡産・元気つくし」と9産地のお米。それを、「味わい」はもちろん、「和食(朝ごはん)に合う」「洋食(夜ごはん)に会う」「オールマイティに味わえる」など、様々な視点から味を食べ比べ、グランプリを厳選。その食べ方も、「匂いを嗅いだり」「艶を見たり」といろんな角度から行われた。ゲストの阿藤快さんは、「一番美味しいのはこれ、二番目に美味しいお米はこれと、直感勝負で決めていった」そうだ。 細かな分析から、「自分が美味しいと感じたお米」という直感まで、7名の審査員たちがいろんな味覚や感覚を駆使。すでに厳選された9産地の「美味しいお米」だけに、どれも甲乙つけがたく、審査は難航を極めていたそうだ。その中から、最終候補として2品目まで選出。それが、「宮城産・つや姫」と「北海道産・ななつぼし」。 この2品目まで絞る中、面白い特徴として出てきたのが、男女の味覚の趣向性の違い。女性審査員全員の支持を得たのが、「宮城産・つや姫」。男性審査員全員が高く評価したのが「北海道産・ななつぼし」。「どちらも、何もオカズなしに食べても美味しいのは当然。炊きたてはもちろん、お弁当用など冷めても美味しい」という前提があったうえで、「どちもご飯だけを食べても美味しい甘みを感じること」。とくに女性陣が「宮城・つや姫」を支持したのは、お米の甘さが突出していたから。 最終的に選ばれ、晴れてグランプリを獲得したのが、「北海道産・ななつぼし」。「ななつぼし」を選んだ理由の一つとして、阿藤快さんが、「たまごかけご飯の上にシラスをのせ、お醤油をかけて食べるのが僕の最後の晩餐にしたいくらいのベストなご飯。そのご飯に一番合うなと思ったのが、北海道産の「ななつぼし」。お米の艶といい、シラスが目の前にないにも関わらず、頭の中にシラスが浮かんできたほどの美味しさなんです」と回答。グルメリポーターらしい言葉に、会場に訪れた人たちもウンウンと納得。 この日のご飯は、象印マホービン社の手による「南部鉄器 極め羽釜」で炊いて用意。というのも、南部鉄器の羽釜で炊くと、より美味しさが際立つから。美味しいお米を、あるべき美味しさで食べるうえで、炊飯器選びも大切なポイント。渡辺編集長いわく、「5万円以上の炊飯器のほうが本当に美味しく食べれる」そうだ。あまりにもご飯が美味しくて食べ過ぎたときは、「からだすこやか茶W」を呑んで、脂肪と糖の吸収を抑えてくれ。 本当に美味しいお米は、甘く、ご飯だけ食べても「美味しい笑顏」になれる。ぜひ、ここに掲載した9産地のお米を、あなたも食べ比べてみてはいかがだろうか?それぞれのお米の味わいに合わせ、朝ごはんや晩ごはん、和食用、洋食用に合わせたお米を選んで炊き、より美味しく日本の食の心である「ごはん」の美味しさを楽しんでいただきたい。最後に阿藤快さんが語った、「戦後の配給で食べていた頃のお米から、今ではこんなにも進化したお米を、私たち日本人は食べている。これも、誇れる文化」という言葉に納得。渡辺編集長も、「個性を持ったお米を知っていただくのは重要なこと」と言ってたように、これを機会に、改めて身近なお米の魅力に目を向けてはいかがだろうか。