ミネムラアキノリ生誕40周年イベント、バンド仲間続々祝福
BadeggBoxの代表として、さらに、花少年バディーズのリーダーとしてビジュアル界に君臨し続けてきたミネムラアキノリ。 彼の生誕40執念…もとい、40周年を記念し、10月下旬にオープンしたばかりの池袋P’PARCO内にある「ニコぶくろ」の特製スタジオを舞台に、彼と宴の…もとい、縁の深いバンドマンを中心に20人の愛すべき仲間たちを集めたオールナイトのトークライブ「滑る!ミネムラ40御殿!!」を、11月7日(禁)…もとい(金)の深夜0時スタートで行った。 折しも、この日の夜にミネムラアキノリは、池袋EDGEを舞台に「BadeggBox9周年 & [B]10周年記念イベント「そして、ミネムラアキノリ40周年」」も開催。このライブの熱狂を受け継ぐ形で、深夜のトークライブは行われた。 イベントは、「ときめき☆ビジュナイト」のパーソナリティでもお馴染み、星野卓也を司会に迎え、主賓の40歳、プリンスな恰好をしたミネムラアキノリを中心にスタート。 永遠のプリンスらしい?王子姿は、10年前に浦和ナルシスで単独ライブを行ったときに着た衣装。この日は、あえてニコニコ生放送を行わないクローズドなトークショー。つまり、「ここでしか聞けない話」を次々噛ましてやろうということ。それが、このイベントの醍醐味でもあった。 最初のゲストで登場したのが、花少年バディーズの琢磨、ツブク、サポートメンバーふうじの3人。花少年バディーズは6月1日に活動を休止。昨年、数多くライブを行っていたのとは異なり、花少年バディーズの活動休止以降、メンバーそれぞれがほぼライブ活動を停止状態。ここでは、花少年バディーズとしてライブ活動をしていた頃のことを振り返っていた。とはいえ話の矛先はすぐに脱線モードへ。 ARTPOPツアーなどで地方をまわっていた頃の想い出話から、何故か「地方から人が来るから、地元の飲食店が儲かる」「バンドマンとおっかけの人がいるから地方のお店も助かる」という話へ。客席からも「あー」と納得の声。博多の山ちゃんや目黒のガストなど、バンドマンやバンギャたちの行きつけの場所の話も登場。 花少年バディーズの活動休止以降、「今年は、全員一緒にステージに立って演奏するのはやめよう」と決めていた花少年バディーズのメンバーたち。でも、「来年は一緒にステージに立つ機会もあるかも」との話も出ていた。 「20代の頃はバンド一筋、バイトやってんじゃねぇ」が、当時のビジュアル系バンドマンたちの口癖。「バイトをしているのは恰好悪い。だってDのASAGIさんがガソリンスタンドでバイトしてたら変でしょ(たとえ話です。)」と例題を出しながら、知らず知らずこのシーンには「ビジュアル系バンドはバイトしちゃいけない」空気が漂っていたことを、ミネムラアキノリは熱く語りだした。 とはいえ、「口には出さないだけで、密かにバイトしている人たちもいる」という話へ。「でも、そういうのは言わないほうがファンとしてはいい」という話に、ファンたちも納得。花少年バディーズのサポートとして活動してきたドラムのふうじは、仕事とバンド活動の掛け持ちで、だいぶ会社から顰蹙を買っていた話もしてくれた。ちなみにミネムラアキノリは、「俺は音楽で駄目になったら、東京ドームでアイスも売れば、ガソリンスタンドでだって働く」と宣言。このトークの結論は、「ビジュアル系のバンドマンもバイトをするのは健全だ」ということに。さっそく、バンドマンの見せたくない裏側を話していた。 「DIAURAのボーカルが、自分でマスターと言いながらも、お店で「マスターはあちらです」と案内しながらバイトしてたら変じゃない(たとえ話です。)」という話には、場内から納得の爆笑も。 続いて登場したのが、伏見慎一郎、amber grisの手鞠、絶リン☆ハグキの岡澤雅史。この3人は、池袋EDGEのイベントで、花少年バディーズやビリーの楽曲をカバー演奏していたメンバーたち。 「人の歌を唄う機会はあまりない、歌い癖が人によって違うから真似るのに苦労したのと、人の書いた歌詞は覚えられない」と言ったのが、伏見慎一郎。「♪君が隣ブンブン♪♪もうギュッてしたい♪とか言う言葉は歌ってて恥ずかしい」と言いつつも、「この歌詞を書いた人はギュッとされたいんだな」と思っていたと感想も述べていた。 岡澤雅史も、「♪ギュッとして♪という歌詞は照れるねぇ」と発言。「『ベーコンレタスチーズバーガー』にはラブとハッピーがあふれてるじゃないですか。♪クーポンいらない♪とか、「歌詞を覚えよう」とラーメンを食いつつ聴きながら、「どんな顔して歌ったらいいかわからなかった」と、練習していた頃のエピソードを語っていた。同時に、「こういう歌を唄うと不思議と幸せになる」という名言も放ってくれた。 amber grisの手鞠は、「ビリーの曲の中では『カサブランカ』が好き」と語りつつ。「『バナナ』とか唄うのも全然いいです」「ガチなラブソングはうちにはないですね」と、この日ライブ演奏していたことを振り返っていた。amber grisのイメージをガラッと覆すよう、手鞠にコミカルな突っ込みをしていくミネムラアキノリ。どんな人もマイワールドに染め上げていく様は、さすだが。 岡澤雅史は、「『Bible』はすごいっすね。あれはすごい、すごい」と連発。その話を聞いて、ツブクが涙ぐんでいたエピソードも。ちなみに岡澤さん、「すごい」の理由は言ってないですから(笑)。 三番手に登場したのが、BrandXの矢田耕平さん、fiveStarsの堀田武見さん、ミネムラアキノリの小中高の同級生でカラオケ店とラーメン店を経営している千代田英司さん。 ここで千代田英司さんが、ミネムラアキノリの高校生時代のエピソードを紹介。千代田英司さんとミネムラアキノリは一緒に高校の学園祭でバンドをやっていた中、当時のミネムラアキノリはボーカルを担当。「高校時代はZIGGYやBUCK-TICKのカバーをやっていた」そうだ。その話を受け、BOOWYの氷室京介の歌うときの格好をしまくっていたミネムラアキノリ。すっかり頭の中はキッズに逆戻り状態?! 高校時代のミネムラアキノリは生徒会長として活動。2年で生徒会長になったとき、「俺に勝てる奴はいない」と天狗になっていた。その天狗っぷりから先輩に睨まれ、多少心が病んでしまったそうだ。その反省もあり、3年生のときに全校集会で発表した、「時には己の過ち知り、人と比べながら」という書き出しから始まる訓辞が生まれたという話へ。 名古屋のCDショップfiveStars店長の堀田さんと池袋BrandX店長の矢田さんのトークの中、堀田武見さんの「名古屋にミネムラアキノリファンはいるんですかね??」は、果たして名言?!それとも迷言?!?! 四番手に登場したのが、THE BEETHOVENのマコトとYURAサマ。ここでは「同世代トーク」を行っていた。ミネムラアキノリが25歳の頃、諦~アキラ~というバンドをやっていた時期にドレミ團のマコトといろいろ絡んでいた話が登場。当時、諦~アキラ~が大阪までライブ遠征に行ったとき、ドレミ團やKISAKI PROJECT、D’espairsRayらと共演。初めて挨拶された話などが語られた。そこから話は、「どうすればバンドマンの付き人になれるか??」という内容へ。YURAサマはブログで手伝いを募集したが、一人も応募がこなかった経験を語れば、マコトは「ライブ遊びにこない??」と誘うことで、しっかり付き人をつかんでいたエピソードを披露。やはりそこは、人の心を巧みにつかむテクニシャンこそが成せることのようだ。 ここへ、THE BEETHOVENの那オキ、UCHUSENTAI:NOIZの叫、ADAPTERの福助。が遅れて登場。ミネムラアキノリと叫が初めて会ったとき、叫はモヒカン姿で、今よりもズッと細かったという話へ。昔の叫は、女形を目指そうとしたこともあったらしい。その頃の福助。は坊主頭だったそうだ。 福助。との出会いは、ミネムラアキノリが諦~アキラ~としてメトロノームと浦和ナルシスで対バンしたとき。諦~アキラ~のほうがメトロノームよりも若干先輩とのことから、多少強気だったらしい。 さらに、Psycho le Cémuをやっていた当時のYURAサマは、対バンするバンドに対して、「みんな可哀相、全員俺らのファンとして持っていかれる」と強気に思っていたことも語っていた。 最後のブロックに登場したのが、えんそくのぶうとJoe、GIGAMOUSの式とseiya。ここは、「後輩バンド」たちとしての繋がり。とはいえ、えんそくのぶうは、「本当に何繋がりがわからない余りものチーム」と。GIGAMOUSのseiyaは、ミネムラアキノリに対して「この人は鼻くそ食ってますからね」と発言。「でも、まぁいい奴ですよ」と超上から目線発言連発で挑発してゆく様も。「GIGAMOUSはギラギラしてるから」「でも、一番ギラギラしてるのは矢田さんですかね」という発言まで、ここでは飛び出していた。 ここで、「何を境に人として落ち着こうとなったか??」トークへ。YURAサマは「自分一人で生きていけなくなったとき」と本音を吐露。それを受け、叫から「THE BEETHOVENに入れるかな??」発言が。 逆に若手陣は、まだまだギラついている状態。トークの中、えんそくのぶうが、岡澤雅史のギャグセンスをライバル視していることが判明。ぶういわく、岡澤雅史は「目の上じゃなくて、目の下のたんこぶ」。理由は、「やたらしゃべるし、自分よりも面白いから」とのこと。岡澤雅史いわく、「ぶうはLED電球のような存在。ズッと光が持つ」と、さりげなく持ち上げ、心の余裕っぷりを見せていた。 ここでは他にも、ビジュアル系ショップの危険な勢力分布図の話も。様々な爆弾発言が矢田さんから飛びだしていた。 ここでミネムラアキノリの生誕40周年を祝い、バースデーケーキが登場。感想を求められ、「迷惑をかけてまでは思わないけど。好き勝手にやろうとしていくと、みなさんも好き勝手に楽しんでくれるからありがたいなと思うんですよね。今回も、自分のエゴで始めたら、いろんな方々に来ていただいき、こんなサプライズまであって、ありがとうございます」と、素直に想いを語っていた。 twitterを通して届いた質問コーナーでは、「ミネムラアキノリさんの好きなどころは何処ですか??」の質問に対し、叫が「水をあげたくなること」。手鞠が「このシーンでこの衣装を着れるのはν[NEU]の華遊くんとミネムラアキノリさん」。YURAサマは「二人でご飯に行くと奢ってくれる」なと、その愛されキャラぶりを発揮していた。 「40歳で挑戦したいことは?」の質問に対して「ゴルフや山登り、肉体改造がしたい」と言いながら、お客さんのジュースをさりげなく飲み、みんなから突っ込まれる場面も。 花少年バディーズとビリーのセッション演奏に対する感想では、花少年バディーズチームの繊細さ、ビリーチームの情熱でぶつかっていく姿。さらに、どの人たちも音楽好きであることをミネムラアキノリは熱く語っていた。 最後にミネムラアキノリ主賓が、「これからも時には戦い、時には共に寄り添いあいながら。共通してるのは、みんなビジュアル系が大好き、ロックが大好き。これからもよろしくお願いします」と語り、トークショーのパートは終了。 ここからは、会場に足を運んだ全員が、それぞれのスマホなどを用い、出演した20人との撮影会を実施。さらに、それぞれに希望するアーティストたちとの2ショット撮影会も行っていた。 そうそう、忘れてはなるまい。えんそくのぶうが披露した一発ギャグ。その見事な滑りっぷりもしっかり記憶に残ったイベントだった。 最後に。ミネムラ、琢磨、ツブクが、新バンド「The Benjamin」 (ベンジャミン)を結成。2015年2月にミニアルバム『Bobbin』をリリースする。そちらも楽しみにしていてくれ!TEXT:長澤智典 ☆花少年バディーズ聞くならクリック☆