片平里菜が語る「エレキの無敵感」「歌を伝えるための信念」
10代に圧倒的な人気を誇る片平里菜。楽曲のクオリティーの高さが注目される彼女だが、日本人女性初のエピフォン公認アーティストへ任命されるなど、ギターとの関係性も深い。 今回、片平里菜に千葉県幕張にあるエピフォンも数多く飾られている、ホットラインミュージックショールームにて、ギターに囲まれながらインタビューを敢行した。 -2014年8月6日、待望のアルバム『amazing sky』を発売しました。聴き所は? 片平里菜1stアルバムということで、今回は100曲くらいストックがある中から、10代初めの頃に書いた初期曲とか、いまのわたしが10代の頃を思い返して作った曲だとか、多感な年頃の子たちに響くアルバムにしたいなと思って作りました。 -今回、豪華なプロデューサー陣も話題となりました。 片平里菜元々つながりのあるミュージシャンの方を中心に、人選をさせていただきました。ヒトコトでは言い表せないんですけど、濃い豪華な皆さんにプロデュースをして頂いていろんな色を引き出してもらいました。でも、最終的には自分の歌にしっかりと出来たのが良かったと思います。皆さん、本当に意見を尊重してくださって、歌を壊さないようにアレンジをしてくれたので、さすがだなあと思いました。 -『amazing sky』にOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDで参加した、BRAHMANのTOSHI-LOWさんからも「歌詞やメロディーを追わない」というアドバイスもありました。 片平里菜わたしはずっと弾き語りでLIVEをして曲作りをしてきたので、バンド編成になった時に歌を伝えるために自分の信念を持ってどんなことを伝えたいか、ということをキチンと想って歌わないと埋もれちゃうよ、ということを教えて下さいました。 -スタジオに入って作業はどう進めるんですか? 片平里菜一日の流れが決まっていて…いつの間にか始まっている感じで(笑)、リズムから録ろうとかなんとなく始まります。スタジオに入る前に準備をかなりしておくので、スタジオに入ってからは割りとスムーズです。 -ストックが100曲以上あるということですが、採用される曲とされない曲の選別は? 片平里菜話し合って決めることが多いです。スタッフさんたちに聞いてもらって意見を頂いています。意外なところで刺さる曲があったりして初めて気づくことも多いです。曲は全部出来たらすぐに聞いてもらうんですよ。 -すべての曲というのも珍しいですね。自分のストックとして誰にも聞かせずに貯めておくミュージシャンの方も多いですが。 片平里菜貯めておく、それいいですね(笑)。でも、わたしは聞かせないと自信がつかなくて…人に聞いてもらって初めて成立すると思っているので、貯めておくのは無理ですね。 -では、殆んど曲として成立している状態で100曲以上あるとなると、かなり多い印象ですが、作曲の原点は? 片平里菜最近は東京に出てきてからなかなか生活が落ち着かなくて、思うように曲作りができていないんですけど、昔は1ヶ月に5曲のペースで作ったりしてました。元々小さい頃から何か作るのが好きなので、自然と量産してましたね。 ―メロディ、言葉が次々と湧き出てくる? 片平里菜湧き出てくることもあるんですが、絞り出したり、自分でノルマを作って頑張って作ることもあります。今月は何曲作ろうって決めて…でも、結局は達成しないですけど(笑)。 ―作曲は、ギターがメインですか? 片平里菜アコギをつま弾きながら作ることが多いです。鍵盤とか使ってみたいんですけど、なかなかまだうまく行かなくて…。 ―言葉よりもギターフレーズの方が先に出てくる? 片平里菜う~ん、適当です(笑)。感覚で作っていきます。あ、これ良いメロディだ、と思ったら録っておいて、そのメロディに合う言葉が見つかったら上手く結合させていきます。 -そこに、これからはエピフォンのエレキが加わるわけですね!? 片平里菜そうですね、いまはまだ自分のものにできてないんですが、エレキが弾けたら、間違いなく作曲の幅も広がりますよね。 ―表現の幅も広がりますよね。 片平里菜広がりますね。エフェクターとか凝りだしたら楽しいんだろうなー。 ―日本では、女性として初のエピフォン公認アーティストとして認定されています。 片平里菜こんなすばらしいブランドの公認アーティストということなんで、もう本当に音楽的にもしっかりしていきたいなっていうのはすごい感じます。エピフォンギターの公認アーティストとして選んでいただいて、今年の年明けにカリフォルニアのアナハイムの楽器見本市に出させていただいたりとか、ちょっとずつ視野も広がったんで、エピフォンのギターとともに、どんどん日本だけじゃなくって海外でも通用できるように頑張りたいなって思いました。 ―エピフォンかっこいいですよね。 片平里菜かっこいいんですよ!ただ今は、弾き語りばっかりやってるんでなかなか構ってあげられてないんです。ワンマンでバンド編成の時にガンガン使いたいなって思っているので、練習中です! ―アコギとエレキでは気持ちは変わります? 片平里菜変わります。アコギをずっと使ってきたからそっちの方が断然馴染みあるし弾きやすいと思っちゃうんですけど、エレキ弾きこなせたら無敵感はあるなと思いますね。エレキはかき鳴らすだけでもかっこいいし…無敵感が本当にあるなと思います、見た目的にも!私の使わせて頂いているのがエピフォン「カジノ」の赤なんですが、本当に色も可愛いし、カッコイイ! ―楽器を選ぶポイントは? 片平里菜そうだなあ…フィーリングで、見た目ももちろんなんですけど、弾いたときの相性。なんかこの音色はやばい!って、わかります(笑)。 ―やっぱり自分の中でピンと来るものがあるんですね。 片平里菜なんかありますね。 ―試し弾きはする方ですか? 片平里菜します。今回のカジノはいただいたので、完全にそのルックスに惚れた形ですけど。ちょっとこれから音作りをしてかないといけない。 ―やっぱ赤で? 片平里菜赤が可愛いなあ…。良いですね。なんか今までアコギがナチュラルで地味な色だったんで、可愛いですね。 ―女の子だったら赤がかっこいいなあ。 片平里菜可愛い!けどかっこいい。渋いっていう両面を持ってますね。 ―未だにギターショップは行きますか? 片平里菜ギターショップは、最近は本当に弦買いに行ったりとかくらいですけど。ニューヨークにお仕事で言った時にギター見に行きました。 ―見るのは好き? 片平里菜大好きです。 ―見たら鳴らしたくなりますか? 片平里菜確かに…。見て、触ってみて弾いてみて、一通りいじくります(笑) ―ギターが可愛いって、同年代の女の子からすると特殊な方だと思うんですけど、どの辺が可愛いですか? 片平里菜本当にちょっとしたこだわりです。ヘッドの形とか。ピック、ピックガードの珍しいクラシック系の形。ピックアップ、つまみ、そういう細かいところが可愛い。 ―じゃあ一回弾いて見ません? 片平里菜おお!いいんですか! ~演奏~インタビューは後編へ続く 片平里菜楽曲はこちらから