かなでももこ、1stミニアルバムに詰め込んだ「七色(曲)の軌跡」
昨年12月に「革命機ヴァルヴレイヴ」の4thエンディングテーマ『赤いメモリーズをあなたに』を歌い、デビューを飾ったかなでももこ。 同シングルのC/Wに収録した『Can you save my heart?』も「革命機ヴァルヴレイヴ」第6話の挿入歌へ起用されていたこともあり、「革命機ヴァルヴレイヴ」ファンの支持を得て、まずは大きな注目を集めたアーティストだ。 彼女は、これまで「直接触れ合うことで繋がりあう」関係を求めた活動を中心に行ってきた。デビューするための条件として、3カ月半で「100本ライブ」を実施。配信限定で発売になった『Ocean of Lights』のリリースを獲得するため「ライブ出演150回」「ハイタッチ500回」という目標を掲げ、それを達成。ここで紹介している1stミニアルバム『KANADE』をリリースするためにも、かなでももこは、設定された短い期間の中、「ハイタッチ777回」「『Ocean of Lights』のダウンロード数+ミュージックカード購入合計数777」という2つの課題をクリアーし、その権利をつかんできた。今も彼女は、「ライブ出演200回」「ハイタッチ1000回」を目標に、日々ライブ活動に勤しんでいる。また、この企画を「かなでチャレンジ」と呼んでいる。 「人と触れ合い、人の心と繋がること」で仲間を増やし続けてきたかなでももこ。彼女が10月15日に発売する1stミニアルバム『KANADE』には、かなでももこの歩んできた生き方に共鳴した想いを、「宮下浩司/俊龍/米倉千尋/霜月はるか/摩天楼オペラ/YOFFY(サイキックラバー)」という6人のプロデューサーが、「色」をテーマに、それぞれ楽曲へ投影。リ・レコーディング歌を加えた計7曲をここに収めている。 かなでももこが楽曲について語ったミニ・インタヴューを公開。ここでは、サイキックラバーのYOFFYが提供した『Dream on Dreamer』を紹介したい。 ――サイキックラバーのYOFFYさんが手がけた『Dream on Dreamer』は、「白」をイメージして制作。まさに、YOFFYさんらしさの出た、明るく開放的な楽曲じゃないですか? 「YOFFYさんは、ミニアルバムを制作する前からライブやイベントで共演したこともあれば、私のライブにも何度か足を運んでくださっているように、いろんな課題に挑戦しては乗り越えてきた「かなでチャレンジ」のこともよく知ってくださっていて、かなでももこの活動をいろいろと見ている方なんです。それもあって、最初に『Dream on Dreamer』のデモ音源をいただいたときから、「なんでこんなに私の気持ちを知ってるの?!」と大感激!聴きながら、泣いちゃった曲なんです。『Dream on Dreamer』に関しては、YOFFYさんから「かなでももこへ向けた応援歌」をいただけた印象を最初に感じました。だからこそ私も、レコーディングでは「行くぞー!!」とガッツ漲らせて歌いました。たとえ「転んでも立ち上がって前へ進んでいくぞ!!」という、そのストレートな想いを記した言葉は、胸にグサッと刺さって来ましたからね」 ――YOFFYさん自身が、真っ直ぐな感情のままに、想いを楽曲や行動で示していく方ですよね。 「本当、YOFFYさんは真っ直ぐな方ですよね。私がレギュラーで出演しているイベント「音楽晩餐会」にYOFFYさんがゲストで登場してくださったときも、一緒にトークやデュエットをし、その姿勢を身近に感じました。だからこそ、楽曲プロデュースしていただいた『Dream on Dreamer』を受け止めたときも、YOFFYさんがこの曲に込めた想いがドカーンと私の胸に伝わってきましたし。YOFFYさんが私に教えてくれたアツい姿勢で、この『Dream on Dreamer』を歌いました」 ――いろんな苦難を乗り越えてでも明日へ向かい走ってゆく。そんな熱い気持ちが『Dream on Dreamer』には記されています。 「まさに、夢を追いかけ続けてゆくドリーマーな気持ちが、この歌にはたくさん詰め込まれています。YOFFYさんの届けてくれた応援歌のような言葉をしっかり受け止めたうえで、私も『Dream on Dreamer』に込めた想いを胸に、ズッと奏で続けていきたい気持ちで歌いました。YOFFYさんのように、私の歩んできた道のりを何度も見ている方が提供してくださる歌にはとても心が動かされると言いますか…歌ってて気持ちも熱く漲ると言うか。「本当に私のことを理解してくれるプロデューサーの方」というのを実感しています」 ――完成した『Dream on Dreamer』、今のかなでさんにとってどんな楽曲になりましたか?! 「最初にデモ音源をいただいたときに、仮歌をYOFFYさんが歌ってくれていたんですね。その楽曲を聴いたときに感じたのが、ロックなビートを抱いた力強い歌という印象でした。それを私が歌うことで、弾けたロックなイメージはありながら、どこかキラキラとした歌に仕上がったかなと思います。『Dream on Dreamer』はキラキラと輝き放つ、夢を追いかける人へ向けた、そして、YOFFYさんが夢に向かって走り続る私の背中を押してくれた応援歌になりました」 ――ビジュアル面には、炎に包まれた凛々しい姿が映し出されました。 「『Dream on Dreamer』に詰め込んだ想いの裏テーマが、「正義」。そこもYOFFYさんらしいテーマだなと思ったんですけど。その「正義」というイメージを映し出したビジュアルが、この白い衣装を身につけながらも炎の中にたたずむ姿なんです。なんか、戦い続けてるイメージがありませんか?!。私は、そんな風にも感じました」 ●プロデューサーからのコメント●●YOFFY(サイキックラバー)(「Dream on Dreamer」)今回、縁あってアルバムに楽曲提供させていただきました!この楽曲「Dream on Dreamer」は壁にぶち当たりながらも夢に向かってひたむきに進んでいく女性を描いた、ズバリ“スポ魂ROCK”です。一見クールな印象のかなでさんですが、何度かステージを観させていただき、 猛烈にタフなイベントスケジュールをこなすその姿はまさしく昭和の”スポ魂”そのものだったのです!倒れても倒れても不屈の闘志でステージに立ち向かう勇者かなでももこ!!勝利を掴み雄叫びを上げるその日まで走り続けてください、ガオーーー!! 完成したミニ・アルバムの『KANADE』に対し、本人は以下のように述べてくれた。「今回は、「七つの色」をテーマに楽曲制作をし、その色に合わせたビジュアルも打ち出しています。そこも大きな特徴になりました。収録したのは、1曲1曲じっくりと語れるくらい、どれも強い思い入れを持った曲たちばかり。1枚通して聴くことで、かなでももこの持つ、いろんな表現の可能性も実感していただけるんじゃないか?!と思います。どの歌も、聴いた人の心に寄り添えたらなぁと思っています。」 このミニアルバム『KANADE』を手に、これからもかなでももこは精力的にイベント活動を行っていく。今後も、「かなでチャレンジ」と題された挑戦してゆくべき課題が彼女にいろいろ突きつけられることだろう。でも、その負けん気と天性の明るさがあれば、その試練の数々もかならず乗り越えられるはず。まずは、「かなでももこが奏でた、七色の世界」に触れ、彼女が持つ無限の可能性を感じていただけたら幸いだ。TEXT:長澤智典