40mPが話す未来のクリエイターへの提言
人気ミュージシャンである40mPが、専門学校・日本工学院にて高校生、在校生を対象としたセミナーを開催した。 40人近く集まった生徒たちを前に、40mPは日本工学院の教員である原田氏と共に登壇。40mPは自己紹介をし、名前の由来となった『Melody in the sky』の動画を一緒に閲覧。この動画の中で描かれた初音ミクのイラストが「この初音ミクは40メートルだ」とユーザーから書き込みをされたことが40mPの由来だと話した。また、そのまま代表曲として『からくりピエロ』『恋愛裁判』『ドレミファロンド』『シリョクケンサ』を一緒に閲覧した。 ミュージシャンとなった経緯は、「中学生くらいから自宅にあった電子ピアノをいじっていた」のがキッカケで、高校時代は宅録に明け暮れていたと話すと受講生たちは共感の眼差しで40mPを見ていた。 最近の仕事として用意された現物のCDや書籍などを実際に手に取り体験。目の前のクリエイターが創りだした創作物に興味津々の様子だった。ここで、NHKみんなのうたにて放送された『少年と魔法のロボット』の貴重な映像が流されるサプライズも。この他にも、映画音楽や、岡山市のPR楽曲、アニメの主題歌提供など多岐にわたる作品群を紹介し、受講生たちは目を輝かせた。 そして話は制作に踏み込んだものとなり、スケジュール管理の仕方や、実際のスタジオ映像、またDTM編集の映像を見ながら一緒に制作過程を勉強。雑誌で取材された自宅スタジオを公開し5畳程度の広さで、DTM機器周りとギター、スピーカーという簡素な機材で制作することを話し受講生たちは感心しっぱなしだった。 ここで、ボカロの未来を聞かれ、「この先どうなっていくのかは自分たちでもわからなくて、ただボーカロイドの文化は黎明期を経て、注目された成長期があり、いま成熟した文化になっているのかなと思います。この先もっと盛り上がっていくにはどうしたらいいか考えた時に、もっと新しいクリエーターの方が増えて競い合って、いい作品が生まれるというのがより良い文化になっていくのかなと思います。」と未来のクリエイターに向けエールを送った。 最後に受講生とのQ&Aにて「一番好きな作品」から「パーカッションやドラムの音源について」、「ベースラインを考える上で気をつけていること」など専門的な質問、そして「奥さんとの馴れ初め」まで白熱した意見交換が行われた。 セミナーを終えた40mPに、セミナーの感想を聞いた。 -イベントを終えて、いかがでしたか? 40mP今回、事前準備をする中で自分の活動を振り返ってすごく新鮮でした。 -次世代のクリエイターに向けてのセミナーでしたが刺激はありましたか? 40mPみなさん、制作の現場に踏み込んだ話を聞いてくれて、ものづくりに興味がある方が多いんだなと改めて思いました。雑誌のインタビューでは聞かれることがあっても、生で制作の話をすることがないので楽しかったです。 -今回の受講生は高校生を含め、音楽に関わる仕事を夢見ている学生たちでした。 40mP本当に真剣に話を聞いてくれていて、何か吸収して帰ろうという気持ちが凄く感じました。 -プロのミュージシャンになるためのコツはありますか? 40mP自分はもともと、プロになろうと思って活動を始めたわけではなく、とりあえずボカロという面白い文化があって、そこに発表したいものがあって、続けている内にいつの間にかプロになっていたんです。現在はネット上で発表をする場が切り開かれている時代だと思うので、作りたいものを作り続けていって、発表をし続けることが大事だと思います。 日本工学院のオープンキャンパスはこちら☆40mp『少年と魔法のロボット』を聞くならスマホで