SIAM SHADEのNATCHIN新バンド「21g」で描き出す「陰と陽」
SIAM SHADEのNATCHIN(B)と謎の覆面ヴォーカリストGeno(Vo)を中心に、紅一点ギタリストのmi-ya(G)と長身イケメンドラマーのAct.(Dr)という面々のもとに誕生した21g。 「”21g”というのは人間の魂の重さ。命を張って音楽へぶつかってゆくメンバーたちの集合体が、この21g」(NATCHIN)と語るように、21gは、魂を一つ一つ削りながら楽曲を紡ぎ続けているバンドだ。 その最初の形として誕生したのが、10月4日(土)に2枚同時発売になるシングル(CD+DVD)作の『天照賛歌』と『エメラルドグリーン』。「21gを始動するに当たり最初に生まれたのが、「陰と陽」それぞれに際立った表情を持ったこの2曲だった」(Geno)と語るように、この2枚の作品には、21gのメイン・コンポーザーであるGenoが、このバンドを通して描きたい想い(メッセージ)とヴィジョン(方向性)が、それぞれに投影されている。面白いのが、詞/曲を含め表現のベクトルは異なれど、2楽曲ともにGenoらしい「毒を放つリアルな想い」が詰め込まれていること。 【クリックで大きな画像】 「けっして好んで”毒を放つ言葉”を書いてるわけじゃない。人が隠したがる感情も含めて伝えないことには、俺という存在自体が成り立たない。これまでもズッとオブラートに包むような生き方をしてこなかったぶん、その毒さえも自分の素直な言葉として吐き出すのは、俺にとっては当たり前のこと」(Geno) 「Genoの記すそれぞれの歌詞の中、かならず「心にひっかかる生々しい言葉」がある。俺ら自身も、そこへ惹かれてるんで」(NATCHIN) 21gの特徴の一つとしてあるのが、「楽曲と映像の両面で世界観を伝えてゆくこと」。だからこそ彼らは、2枚のシングル盤にもそれぞれに映像を付けたわけだ。 スタジオ映像と臨場感を持ったライブ映像とをミックス。鋭利な刃突きつけたようなスリリングな演奏を魅力とした、”痛い毒”を持った『天照賛歌』。壮大な緑映える草原を背景に、空撮も大胆に取り入れた映像美に惹かれてゆく。高揚したGenoの歌声とメロディーの持つ強さにグッと心つかまれた『エメラルドグリーン』。陰と陽…毒と華…捉え方は何であれ、2曲に共通しているのが「歌に心つかまれる」こと。 「俺らのライブや楽曲へ偶然に触れた人との出会いを必然とするには、その場で聞いたメロディーや歌詞が家に帰ってもズッと残ってる。それくらいの印象を与えてこそ。そこを念頭に、21gの楽曲は作ってる。もちろん、高ぶる熱いエナジーは、どの楽曲にも詰め込んでいるもの。こんだけ世の中に音楽があふれている中、魂をぶつけた音楽でないと、人の心には届いていかないんだよ」(Geno) そんなGenoの言葉も受け止めつつ。ぜひ、21gが音と映像を通して描き出した「魂を震わせる歌」に触れていただきたい。もちろん、21gの音楽を一番リアルに体感出来るのがライブ。2枚の作品の発売日である10月4日(土)に、21gは初台DOORSを舞台に、初ライブであり、いきなりのワンマン公演となる「21g LIVE「Genoration」Chapter 1」を行う。その後も続々とライブの日程は決まっているように、まずは、「生でその衝動と、心に響く歌の数々」に触れていただきたい。 まだまだ21gは大海へ向け出航したばかりとはいえ、最初から衝撃与えるだけのインパクトを突きつけてきた。その衝撃が何なのか?!。まずは、直接ライブに足を運ぶなり、2枚の作品『天照賛歌』と『エメラルドグリーン』に触れてもらいたい。きっと、その船へ一緒に乗り込みたくなるはずだ。(TEXT/長澤智典)