2015年夏、長渕剛 富士山麓で10万人ライブ決行
37年間のキャリアを網羅した初のオールタイム・ベストアルバム を引っさげた約2年ぶりとなる全国アリーナツアーを敢行中の長渕剛。 そんな長渕が、東京都内のホテルニューオータニで緊急記者会見を開き、そのアグレッシヴな生きざまにふさわしい一大イベントを2015年の夏に開催することを発表した。それは、男性ソロ・アーティスト史上初となる10万人規模の野外ライヴをオールナイトで開催すること。 場所は、日本の象徴であり、世界遺産である富士山のふもと。57歳にして攻め手を休めない長渕は、このイベントにかける想いを熱く語った。 「表現者として、やらなければならないという使命感で、このライヴを決意しました。10年前に自分の故郷である鹿児島県・桜島で7万5千人のファンが集まってくれたライヴを夜通しで行いました。あれから10年経つんですが、いまだに情熱が冷めないんです。もっともっと喜んでもらうことをやりたいとか、みんなが拳を突き上げることをやりたいとか。昔と少し違ってきているのは、ひとつずつ歳を重ねるごとに愛おしくてしょうがないんです。毎回毎回のライヴ、そこに携わるスタッフたち、来てくれるオーディエンスの一喜一憂する表情、突き上がる拳、叫ぶ声…それを見ていると毎回毎回が二度とないんだっていう気持ちになり、全てが愛おしいんです。そして「ありがとう!」っていう気持ちになるんですね。 桜島から10年経って改めて考えると、もう一度何かしら鼓舞して、日本のど真ん中であり世界遺産である富士山に、同じ国の人間が集まって、自然のなかで虫の声を聴いたりだとか、星降る夜を眺めてみたり、牛や馬の生き物の匂いを嗅ぎながら、夜通し叫びたくなったんです。そして、「あ~、愛おしい。生きてるって本当に愛おしいよね」っていう気持ちを共有してみたい、生きる意味を皆と一緒に考えたい、そういうふうに強く思ったんです。 勝った気がしないんですね、いつまでも。勝負しながら毎日を生きているような気がするんです。「誰に」ってわけではなく、もちろん「自分自身に」ってことが最初なんでしょうけども、自分なりに一生懸命頑張ってきたつもりですが、まだまだ勝った気がしない、という感情に駆られるんですね、いまだに。僕は縦の尊敬、横の連帯というものがとても大事だと思っていて、それを生涯きっと死ぬまで、音楽というかたちで表現していきますから、自分が命を懸けて何ができるかな?って、ふと思うんですね。そして「共有したい」という願望がひとしお強くなっていて、何を共有するかというと、悲しみも苦しみも喜びも、「あ~、今この空きれいだな」っていうのを独りで見ていてもつまらないんですね、「キミ」と共有しなければ。そうした「キミ」という人間が本当は僕たちの中にはたくさん居るんだよっていうことを教えてあげたいですね。何かを共有しなければ生まれないんですよね、連帯っていうものは。 ライヴをおこなう場所=ふもとっぱらは広大な敷地で、その真正面に富士山が高くそびえています。日本の中央に突っ立って、いろんな歴史をかいくぐってきたんだろうなと。美しくも、気高くもあり、日本の父であり、母であり、そんな思いで抱かれていきたい、そんな感じがしますね。桜島は雄々しくてゴツゴツしていて「おやじ」って感じだけど、富士山には父性と母性の両方があるんですね。吸い込まれるような思いです。もうひとつは、海抜ゼロから登らなきゃという気持ちなんですよ、今。自分が新人のつもりで新しいことにトライしていくんだという思いで、まったくのゼロから、今日より「富士一途」で、富士の父、富士の母へ向かって生きていくわけです。 プロモーションも自分が先頭に立ってやっていきます。TOKYO-FMで「SCHOOL OF LOCK!」の特別枠として番組を始めます。10代の子たちと本気で、ガチで話をしてみようと思っています。10代の魂が大好きなので、自分の10代と現実の10代がどういうふうに交錯してぶつかり合うのか、とても楽しみです。 ファンの皆様に申し上げたいことは、ただひとつです。「8月22日に10万人、集結しよう。そこでみんなで何かを見つけよう。とにかく、そこに来やがれ!」と。」 長渕剛に浸れ!