DIV目黒鹿鳴館、熱狂のツアー初日
9月7日(日)、DIVがワンマンツアー「1st oneman TOUR CHANGE MY POV」を、目黒鹿鳴館を皮切りにスタートさせた。 5月にEX THEATER ROPPONGIで行なった2周年ワンマン公演にて、「Ⅲ」と銘打った3周年特別企画を行なうことを発表したDIV。その第一弾となるのが、シングル『Point of view』のリリースと、バンド初の全国7カ所8公演のワンマンツアーである。 チケットは発売と同時に全国各地ソールドアウトが続出。また、ツアーファイナルとなるAiiA Theater Tokyo公演もチケットが完売したことを受け、追加公演を11月30日に新宿LOFTにて開催することを発表。チケットをツアー初日である目黒鹿鳴館にて先行発売するということで、当日はライヴを観に来たオーディエンスのみでなく、チケットを手に入れようと訪れた多くのファンによる長蛇の列が会場前に出来ていた。おそらく追加公演の完売は時間の問題、宇都宮、仙台公演のチケットも残りわずかとのことなので、参加を予定している方は急いだ方がいいかもしれない。 ライヴは定刻通りにスタート。CHISA(Vo.)のMCによると、今回のツアーの目的は「これまでたくさんの曲を出してきたけど、ライヴで育て切れなかったものもあって。今回のツアーでは、いろんな曲の楽しみ方をみんなで作っていきたい」とのこと。ちょび(Ba.)も「激しいものだったり、静かなものだったり、いろんな曲があるから音楽は楽しいし、それでこそDIVだと思う」と話していた。 そんな宣言通り、ライヴはバラードからダンスチューンまで、幅広い選曲のセットリストとなっていたが、中でも印象に残ったのは、バンドの核であるエレクトリーモ・サウンドをメインとしたハードナンバー。そして、それをノンストップでひたすら叩き込んで行く4人の姿だった。『I HATE YOU』ではモッシュでフロアをぐちゃぐちゃにかき回し、『DEATH GAME』ではウォール・オブ・デスが発生。CHISAは何度も熱いスクリームを轟かせ、将吾(Gt.)とちょびは、ステージを所狭しと暴れ回りながら、オーディエンスを挑発する。更に『毒彩ギーク』では、普段は俯きがちにパワフルなドラムを黙々と叩き続けるsatoshi(Dr.)もステージ最前線へと飛び出し、「かかってこいよ!」と声を荒げながらフロアを煽るなど、いつもの彼らとはひと味違う、超攻撃モードのライヴを繰り広げていた。 また、最新曲『Point of view』も、もちろん披露された。この曲は「シュワっと弾けるスプラッシュロック炸裂!」というキャッチフレーズ通り、夏に似合う爽やかなアッパーチューン。「見方を変えれば、今の自分に自信を持てるようになる方法があるということを伝えたくて歌詞を書いた」とCHISAは話す。ちなみに、この曲の歌い出しは【君の目に映る世界は小さく見えるかな】だ。 CHISA「今日、僕の目に映る世界は最高です! 僕達はステージからお客さんを観ることでしか、自分達のライヴを観ることが出来なくて。だからね、これからもみんなの目に映る僕達を教えてください」 約2時間半、超至近距離による熱狂の空間をオーディエンスと共有したDIV。とにかく楽しそうに笑っている4人の笑顔が、この日のライヴの充実振りを物語っていた。 ツアー初日から圧倒的な熱狂を巻き起こしたDIVは、ここからAiiA Theater Tokyoでのツアーファイナル「POINT OF VIEW」、そして追加公演の新宿LOFT公演まで一気に駆け抜けて行く。尚、追加公演のタイトルは「DIV 1st oneman TOUR CHANGE MY POV追加公演“無題のドキュメント”」。新宿LOFTはDIVが初めてライヴを行なった会場であり、“無題のドキュメント”とは、彼らがリリースした1stアイテムのタイトルである。推測するに、自分達の原点に戻るということだろうか。それは当日会場で判明すると思うが、このツアーを経てブラッシュアップされるDIVのサウンドは、より衝動的なものとなるに違いない。2年振りの凱旋公演へ向けて、DIVの終わらない夏が始まった。(ライター/山口哲生、カメラマン/Akihiko Yokoi) 【ヴィジュアル系ニュースはクリック】・DIV新曲チェックはクリック!