愚民の日(9月3日)、DIAURAが新宿を占拠
昨年末には渋谷公会堂での単独公演を成功に収め、来年1月31日には中野サンプラザでのワンマン・ライブが決定しているDIAURA。 現在の、そして今後のビジュアル界を担ってゆく存在として高い期待を集めているように、今のシーンで勢いを持ったバンドの筆頭株と言えようか。 彼らは、自分たちのファンのことを「愚民」と呼んでいる。そこからDIAURAは、9月3日を「愚(9)民(3)の日」と命名。昨年より、9月3日にいろんな騒動を巻き起こすようになった。 事前に、9月3日に発売となったシングル『blind message』の発売を記念し、「メンバー自身の都内CD店へ挨拶周り」と「”愚民の日” 特別記念品ティッシュを全国CD SHOPにて配布」。18時より、「全国7大都市大型ビジョンにて『blind message』MV解禁」。19時より、「ニコニコ生放送で”愚民の日 記念特番”放送」と情報は告げられていた。さらに、愚民の日当日となる9月3日の正午に、DIAURAのオフィシャルブログより「緊急招集!!!愚民よ新宿に集まれ。」とメッセージが放たれた。これは、17時30分より「新宿東口アルタ前広場特設会場でのゲリラ・ライブを行うための告知だった。 同日の昼より、バンドは各地でキャンペーンを実施。その最中でも、バンドの公式ブログや公式twitter、各メンバーのtwitter上を通して拡散された情報を目にした愚民たちが、新宿東口アルタ前公演広場に設置した特設ステージのもとへ、次々と押し寄せていた。 17時40分、DIAURAが新宿東口アルタ前公園広場特設ステージ上に姿を現した。メンバーの登場と同時、公園中にこだました数多くの叫び声。フラッグを振り翳しボーカルのyo-kaが姿を現すと同時に、ゲリラ・ライブが幕を開けた。 この日は、アンコールを含め全部で5曲を演奏予定だったが、1曲目を飾った『赤い虚像』の時点で、観客たちが、がっちり固定した鉄柵を大きく揺さぶるくらい、頭振りまわすどころか、全身を激しく揺らすほどに熱狂。その様を見て興味をそそり、足を止め、ライブに視線を注ぐ人たちもいれば、愚民たちのヒートアップした様を見て、苦笑いしながら、設置された道を通り過ぎる人たちも。 その後も、最新シングル『blind message』『胎動』と演奏し、公園中をヘドバンの嵐に包み込んだDIAURA。本編最期に『MASTER』を演奏。が、yo-kaが唄い始めたとたん、ステージ前がライブを行うには危険な状態へと陥り、スタッフがメンバーたちの演奏を無理やり止め、ライブは強制終了となった。 呆然と立ち尽くす大勢の観客たち。やがて18時になると同時に、公園背景にあるアルタビジョンに、『blind message』のPVと告知映像が流された。そこへ映し出されたのが、20時よりBirth Shinjukuにてライブを行うという告知。その情報を目にし、愚民たちが一斉にBirth Shinjukuへと走り出した。 19時からDIAURAは、Birth Shinjukuを舞台に、ニコニコ生放送にて特番を実施。その放送中、Birth Shinjukuには場内を埋めつくすほどの人たちが詰めかけていた。 ニコニコ生放送も同時に、実施。Birth Shinjukuを舞台にしたライブは、場内をギュウギュウに埋めつくした愚民たちを前に,20時よりスタートした。 冒頭を飾ったのは、この日発売となった最新シングル『blind message』。演奏が始まったとたんに、ヘヴィ&パンキッシュな演奏に合わせ騒ぎ出す愚民たちによって、床が大きく揺れだしていた。同期音が流れると共に歓声が沸き起こりヘヴィな唸りをあげたのが『Code:0』、数多くの拳突き上がった『赤い虚像』と、愚民たちの感情を熱く掻き立てる演奏を叩きつけ、前半時点で会場に汗ばむ熱気が生まれるほどの状態まで、DIAURAは導いていった。 中盤では、ニコニコ生放送を観ている視聴者たちからのリクエストに応じ、DIAURA初期の名曲『Imperial Core』を演奏。その後も、『Beautuful Creature』で会場中を揺らせば、最後を飾った『十三階は絶望』でも暴動のような様にまで愚民たちを熱狂させたDIAURA。アンコールで奏でた『ホライゾン』を通し、会場中を大きな合唱の渦に包み込みながら、愚民の日のライブの幕を閉じていった。 Birth Shinjukuでも、会場を壊しそうな勢いで一体化した暴れ祭りな様を描き出したDIAURA。今年の愚民の日にも彼らは、様々な嬉しいサプライズを投げ続けてくれた。来年の愚民の日には何をやらかしてくれるのか!?その前に、秋から来年初頭に掛けての展開に注目し、DIAURAと一緒に大騒ぎしてくれ。PHOTO:MOTO /TEXT:長澤智典