渡辺麻友が総選挙1位で加速する原点回帰の意味
選抜総選挙で指原莉乃の二連覇を阻止し、渡辺麻友が1位を獲得したことで、AKB48は正統派路線になり、原点回帰すると言われている。 そんな渡辺も現在20歳。アイドルとして成熟期を迎える年齢である。渡辺は2006年12月にAKB48の3期生として加入。当時13歳の中学1年生。加入から約8年の月日が経過し、やっと上り詰めた地位だが渡辺にとってはこれまで多くの困難があった。 2007年4月8日に劇場デビューとなったのだが、わずか2日で足を怪我してしまい、いきなり戦線離脱することとなる。当時はこのまま戻ってこないのでは?とファンの間で噂にもなったが、約2週間で足を完治させ復活を果たす。しかし2週間も舞台を離れたことで、他のメンバーの人気は上がり、渡辺はファンの間でも当初は知名度が低く、決して今のような人気は無かった。渡辺は他のメンバーより遅れをとってしまったが、焦ることなく自分のスタイルをしっかり保ち、周りに惑わされること無く前へ突き進んでいった。負けず嫌いの渡辺は、常にストイックな気持ちを持ち公演に挑むようになり、劇場デビューからわずか3ヶ月で、AKB48のシングルの選抜メンバーに抜擢された。ここで初めてチームを離れて先輩である前田敦子や大島優子と一緒に活動することとなるのだが、先輩に対しても物怖じすることなく、自分の意見をしっかりと伝え、先輩たちも渡辺に対して一目置くようになってきた。怪我からスタートしたことで何処か俯瞰でAKB48を見られたのだろう。アイドルとしてどうあるべきかを常に考え、アイドルとしての完璧さを求め、自分の目指すアイドル像を着々と作り上げていった。 【評価はまゆゆ以上?「やっぱり指原がすごい」の声多数】 ビジュアル的な可愛さはもちろんだが、このストイックさもファンにとって大きな魅力でもある。人気も上昇し2009年にスタートした総選挙では、多くの先輩を蹴散らし4位となり、先輩メンバーやファンを驚かせた。この頃から「次世代センター」と呼ばれるようになるのだが、渡辺本人は外野の声を気にすることなく、常に我が道を行き、他のメンバーに対してライバル心を抱くこともなく、自分の道を常に突き進んできた。 そんな渡辺も今年で20歳になり、成人した年の総選挙で見事に1位を獲得。怪我からスタートしたAKB48人生だが、ここから這い上がりAKB48が誰よりも大好きになった渡辺。その姿を見続ける後輩たちは、自ずと渡辺麻友を中心としてまとまり、結果として劇場を大切にし、パフォーマンスを常に磨き、ファンの期待にこたえるためにひたすらに理想のアイドル像を追い求める、「原点回帰」をしていくことだろう。 まずは8月に控える東京ドームツアーで何を魅せられるのかがターニングポイントになるのではないかと思う。総選挙楽曲である大島優子がセンターを担った『ヘビーローテーション』や指原莉乃がセンターを務めた『恋するフォーチュンクッキー』は、AKB48を代表する曲となったが、果たして渡辺がセンターとなる新曲『心のプラカード』が発売後、世の中にどれだけの影響力を発揮するのかも、今後のAKB48グループの明暗を分けると考えられる。(C)AKS 【AKBグループその他の記事はクリック】『ラブラドール・レトリバー』【クリック】