石井竜也「到底三年で治るような傷ではない」復興へ願い込めコンサート
石井竜也が東日本大震災復興支援活動に援助するチャリティー・オーケストラ・コンサートを、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて、発生からちょうど3年目を迎える3月11日に開催した。 本公演は自身の出身地である茨城県北茨城市も大きな被害を受けた石井竜也が、被災がれきを使って防波林を築く活動をしている「―瓦礫を活かす―森の長城プロジェクト」に援助をしようと企画されたもの。 石井は2月に同プロジェクトの事務局を自ら訪問し、理事長を務める細川護熙氏からプロジェクトの概要や現在の活動状況などを聞き、また自身の復興に向けた強い想いを伝えた。 コンサートは被災地への想いを寄せた日本情緒を歌った曲などを中心に構成され、バンドとオーケストラの編成の中に尺八、篠笛、箏など日本古来よりの和楽器を盛り込み、全22曲が表情豊かに演奏された。 また今回は石井の想いに賛同したゲストも駆けつけ、被災地の学生たちを支援するために『風の子守歌~あしたの君へ~』を共に作った谷村新司が同曲を石井と共に歌唱。公私ともにつながりの深い音楽家の千住明、そして世界的ヴァイオリニストの古澤巌の3名がそれぞれに石井と共演しステージに花を添えた。 石井はステージで、「到底三年で治るような傷ではないが、こういう場を作ることで、自分が日本人であることを、【3.11】という日をもう一度考えるきっかけとなり、また自分自身がそれぞれにやれることを考えられればよいのでは」と復興に対する想いを語った。 コンサートの最後、観客2,000人全員で、東北の方角に向かって深く頭を下げ祈りを捧げるとともに、スタンディングオベーションが会場が包む中、コンサートは終演した。本公演の収益金の一部は「―瓦礫を活かす― 森の長城プロジェクト」へ寄付される。今後3月26日には、震災の年からスタートし、全国に優しい月の光を灯したコンサートシリーズの最終章となった『WHITE MOONLIGHT』のDVDをリリース。また、4月5日からは、1部にアコースティック・ライブ、2部にアート・パフォーマンスと、アートと音楽を融合した「ART NUDE―縁―」を12年振りに全国4か所6公演をスタートさせる。 【リアルタイム人気記事】・島崎遥香「まだまだ復興は終わっていない」・土屋アンナ「歌に対する本気」と「3月11日」・AKB48グループ266人で「掌が語ること」・モー娘。’14に続くハロプロの最終兵器Juice=Juiceの凄さ