モー娘。'14、Juice=Juiceで注目!NEXTパフォーマンス系アイドルは誰だ?
2013年は数多くの話題を提供したアイドルシーン。AKBグループ、ももいろクローバーZ、ハロー!プロジェクトを筆頭に大きな成長を遂げている。 王道の萌え系、ギミックを多用したリアクション系が多くを賑わす中、もう一つの潮流である「パフォーマンス系」が2014年、覇権を握ろうとしている。E-Girlsの本格的ブレイク、アップアップガールズ(仮)の台頭、大胆なサンプリングと激しいダンスで話題を呼んだDancing Dolls、楽曲とダンスのクオリティーが高い東京女子流など、昨年メディアで取り上げられた注目株は高いポテンシャルを前面に押し出したパフォーマンスによって注目を浴びるグループが多い。 その流れの中で最も「パフォーマンス系」を象徴するのがハロー!プロジェクトの再評価だ。再ブレイクを果たしたモーニング娘。’14を筆頭に、レコード大賞新人賞をわずか結成1年未満で獲得したJuice=Juice、一糸乱れぬ動きで大輪の花を咲かせた℃-ute、彼女たちはその圧倒的なスキルで業界人をも巻き込んで一代ムーヴメントを作り出した。今では彼女らのステージを見ずして何も語るなと言わしめるほどだ。 歌番組が減少し、アイドル達の露出機会が減っていく現状、上記のグループのほとんどがライヴを主戦場としている。そして、彼女たちはそのライヴで持ち前のスキルを駆使することでファン獲得を拡大していることに注目したい。ライヴで魅せるハイレベルなパフォーマンスは場内にいるファンはもちろん、口コミ、次々にネットにアップされていくソーシャル・メディアの評価などで、普段アイドルを知らない国民にもダイレクトに「何かスゴイことが起こっている!」という情報を伝え、さらなる集客を呼び、各地でホールクラスを満席にする。 また、「踊ってみた」の影響力の強さもここに記したい。アップアップガールズ(仮)の関根梓、℃-uteの岡井千聖を筆頭に、踊ることの楽しさを伝えた動画は各方面に飛び火し、海外の視聴者からは「Amazing!」との声が上がり、また女性ファンの増大にも貢献した。特に岡井千聖による℃-ute『Danceでバコーン!を踊ってみた』はYoutubeの視聴回数ランキングで上位に入り込むなど、多くの話題を呼んだ。 【リアルタイム人気記事】・大雪予報!Juice=Juice、℃-ute、スマイレージのイベントは?・ソチで大注目!羽生結弦選手SP曲「パリの散歩道」の原点・いま話題のハロプロのすべてを知るなら【クリック!】 そんな中で、2014年に注目のパフォーマンス系アイドルグループを紹介。まずは、仙台のDorothy Little Happy。モーニング娘。’14メンバーの石田亜佑美を輩出した事務所所属の5人組ダンスボーカルグループ。メインボーカル・高橋麻里の歌唱はクルクルと変わる歌世界を見事に表現し、リーダーの白戸佳奈を中心としたダンスも変幻自在の姿を見せ、ステージ上に一つの完成された世界観を構築する。その圧倒的なステージングは数多くの語り草を残し、昨年のTIF2013野外ステージで魅せた『デモサヨナラ』はもはや伝説と化している。男性ファンはもちろんのこと、ライブ会場では彼女たちのフリコピをする女性ファンが多く見受けられるのも特徴的。 同じ地方発のグループとして愛媛の5人組、ひめキュンフルーツ缶も外せない。ほぼノンストップで駆け抜ける前のめりな姿勢、その勢いのまま繰り広げられるダンスはパワフルさと調和を併せ持っており、数々のフェスに出演しては多くのロックファンを驚愕させてきている。パンクやハードなロックサウンドを基調としたサウンドのため、ライヴは常に激しく、メンバーはまるでアスリートのように動き回る。ハイスキルでありながら個々の個性が渦巻いており、その中でどんなに激しいダンスでも決してブレない岡本真依の歌声はハイトーンながらドスが効いており迫力満載だ。 そして最後に、約17年ぶりに復活を果たした「東京パフォーマンスドール」も注目したい。現在渋谷にある演劇ホールCBGK(シブゲキ)を拠点に、本格的な演劇に加え、タップ、ヒップホップなどを駆使したダンスサミットと呼ばれるノンストップパフォーマンスを繰り広げている。まだまだ結成1年未満ということもあり粗削りな部分があるものの、10人各々がハイセンスな能力を持っている。演劇界の大物や振付師、楽曲制作陣にいとうせいこうなど力強いバックアップもあり、人気がでる日はそう遠くないはずだ。グループアイドルばかり取りざたされる中、ソロでは定期ライヴを経てついに完全覚醒しようとしている吉川友、メジャーデビューを果たしたライヴアイドルの姫・小桃音まいも鍛え上げぬかれた地力で着々と知名度を上げてきているのに注目したい。 多様化が進むシーン。もはや把握しきれないほどにふくれあがった現状、生き残っていくためには個性や物語を越えた普遍的なものが絶対に必要である。そういった中で老若男女誰しもが観れば惹かれてしまうパフォーマンス力をもったアイドルこそがこれからのアフター戦国時代において台頭していくのではないだろうか。以上に挙げたアイドルたちはどれもその力を持っており、きっと今年のシーンを大いに沸かせてくれるに違いない。