モーニング娘。復活の秘密!EDMとは何なのか?
モーニング娘。が復活を果たそうとしていることは、ネットメディアや民放のワイドショーでも取り上げられ大きな話題となっている。 その原動力となっているのが、「本格的なダンス」と音楽ファンをもうならせる「楽曲」だ。かつて、『LOVEマシーン』で天下を取ったモーニング娘。は、デビューから一貫して王道のアイドルソングを歌いつづけていた。バラードやマイナー調になるなど想定内の変化はあったが、ベースにはアイドルソングがしっかりと根付いていた。 それが、ガラリと変わったのは田中れいなが主軸となり始動し始めた記念すべき通算50枚目のシングル『One・Two・Three』、そしてその一つ前の作品『恋愛ハンター』あたりから。特に『One・Two・Three』は評価が非常に高く、ボーカルにも大胆にエフェクト処理を施し話題になった。これが、モーニング娘。とEDMの衝撃的な出会いとなる。その後、℃-uteやBerryz工房など他のつんく♂プロデュース作品、そして他のアイドルソング(AKBはEDMの並には乗らなかった)に波及していき一大ムーブメントとなった。2013年のアイドルソングを語る上で、EDMとアイドルソングの融合は外せないテーマとなる。 このEDM、「エレクトリックダンスミュージック」の略で、実を言えばハウスでもテクノでもHIPHOPでもEDMといえばEDMとなり、これといった定義はない。しかし、2013年でいうところのEDMは、ハードなシンセに、ダブステップやジャングルなどのハードな打ち込みトラックが絡み、それでいてメロディーは馴染みやすい音楽が定義されている。海外ではDavid GuettaがこのEDMの創始者と言われ、SkrillexやAviciiなどはマドンナのリミックスを手がけるまでに成長している。馴染みやすく、それでいて最先端のトラックなのが魅力だ。 (アイドルがロックフェスに出る理由は?) さて、日本では若干このEDMの捉え方が違う。モーニング娘。では、『One・Two・Three』『ブレインストーミング』『ワクテカTake a chance』『わがまま気のまま愛のジョーク』、℃-uteで言えば『Crazy 完全な大人』『悲しき雨降り』、9 nine 『Re:』、アップアップガールズ(仮)『SAMURAI GIRLS』などを聞いてみて欲しい。メロディーは昔ながらのド直球なアイドル歌謡曲なのに、トラックが過剰なシンセ、キックスネアの組み方が複雑、急な転調、アイドルソングの生命線であるボーカルにエフェクト処理をする(中にはピッチシフトでいじくり倒す演出も)という、最先端のリミックスアレンジを大胆に起用しているのだ。妙な不協和音で中毒者が続出。その波に乗り、次々と様々なアイドル達がEDMアレンジの楽曲に挑戦をしている。 かつて90年代~00年代にもアイドルソングに最先端の作曲アレンジ手法、またはサブカルチャー界隈で流行っていた音楽の流行を起用することが多かった。しかし、どれも成功したとはいえない。それは、誤解を恐れずに言えば制作サイドの思惑と、実際に演じるアイドルの技術が必ずしも伴わず良い結果を産まなかった場合が多かったからだ。しかし、現在のアイドル歌謡×EDMが、クオリティが高くセールス的にも成功しているのは、アイドル達が高い技術で難しい楽曲を歌いこなしているから成立している。モーニング娘。をはじめとするアイドル達のスキルがここ数年で格段に上がったことで、こういった大胆な楽曲や挑戦がキチンと行える土壌が出来上がったのだ。もはやアイドルソングはアイドルファンが聞くだけのものではなく、もっとも冒険、挑戦をしている、最先端の音楽に生まれ変わろうとしている。今後もEDMに限らずに様々な最先端の音楽がアイドルの楽曲に取り入れられていくと思われる。その度に、今回のEDMバブルのように、アイドル達が「神曲」へと昇華をしてくれることだろう。 ・2013年最高のEDMアイドル歌謡『SAMURAI GIRLS』クリックで詳細へ・ハイクオリティ℃-ute楽曲買うならdwango.jpで!・いまのモーニング娘。がすぐ聞ける!モーニング娘。名盤ばかり!EDMとアイドルの奇跡の融合はクリック