AKBドラフトで見えた明暗、各チームの獲得メンバーを徹底分析
2013年11月10日(日)に開催されたAKB48グループ ドラフト会議。 様々なドラマが生まれ、9人の候補者が指名無しとなったが、も今後、各チームで行われるオーディションで最終審査から参加できるという。 今回のドラフトで、何が変わるのか? まず本家のAKB48。チームAは、高橋みなみ総監督も所属するAKB48グループの象徴であり顔でもある。それを踏まえて最初の指名に大きな注目が集まった。横山由依キャプテンが選んだのは、48グループ初の青森県出身の西山怜那(12)を1巡で指名。ステージではキラキラ輝いていて、言葉は青森弁というギャップが決め手となり、今までのチームAにはいない「クセのある」メンバーを選んだ印象。2巡目では、正統派美人の田北香世子(16)を指名。モデル系のルックスで、本人もチームA入りを希望していたこともあり、チームAの即戦力になる可能性も高い。今までにいないタイプの西山とチームAを継承するタイプの田北の2名を指名して、チームAのドラフトは終了した。チームAの特色は「王道」。今回は、西山が青森弁という変わった「色」があったとしても、見た目もバランスも正統派美少女。チームAはあえて冒険をせず、王道アイドルチームにふさわしい、王道な人材を選んだ印象だ。 大島優子率いるチームKは、大島優子と秋元才加の作り上げた「体育会系」のイメージ通り、1巡目に最年少で元気イッパイの後藤萌咲(12)を指名。2巡目も同じく最年少の下口ひなな(12)を指名した。チームKの結成当時の奥真奈美と小野恵令奈の最年少コンビを凌ぐ存在感であり、当初の予定通りの人材を確保できたのではないかと思う。この12歳コンビを、チームKでビシバシと鍛え上げれば、大化けする可能性は大!先行投資をした印象だ。 梅田彩佳チームBは、所属する柏木由紀や島崎遥香を見ても分かる通りアイドル性が最も高いチームである。そこに欠けている点として、梅田は積極的に前に出れて、チームの起爆剤になれるようなメンバーを求めていた。それを踏まえてアドリブ性も高く、物怖じしない横島亜衿(13)の単独指名に成功した。続いて2巡目では、今回のエントリーの中では、最もアイドル性が高いと言われていた川本紗矢を指名した。しかし、ここで何と5チームが競合してしまった。クジ引きはキャプテンの梅田ではなく、島崎が登場。大方の予想を裏切り、見事に当たりクジを引き当てて、チームBに決まった川本は「希望通りのチームに行けました」とご満悦。即戦力といえる川本、そして物怖じしない横島の加入で、チームも一層レベルアップが望めそうだ。終わってみれば、AKB48の3チームは、思った通りの良いドラフトになったのではないかと思う。 SKE48に話を移す。松井珠理奈を筆頭にダンスレベルが48グループで最も高いと言われているストイックなチームS。リーダーの中西優香が、まずは松本慈子(13)を単独指名。ダンスは未経験でチームSのカラーとは逆のような気もするが、中西リーダー的には、「SKE48にいないタイプ」ということで、未知の可能性があることを指名理由として挙げていた。チームSはこの1名の指名のみで終了した。AKBの3チームが自分たちのカラーを踏まえつつメンバーを獲得したのに比べ、いささか獲得理由が不明瞭だった印象だが、果たして今後はどう成長するのか? さて、ここでチームKⅡとチームEには波乱が待っていた。この2チームに加え、NMB48チームNが1巡目で、ドラフト前から注目されていた、須藤凛々花(16)を指名。3チームによるクジ引きとなるのだが、ここでチームNのキャプテンの山本彩が当たりクジを引き当てたのだ。チームKⅡは、島根県出身の神門沙樹(17)、チームEは、小石公美子を獲得。2巡目ではAKB48のチームBがクジで引き当てた川本紗矢を重複指名となり、両チーム共に窮地に追い込まれてしまった。結果、2巡目でチームKⅡは高塚夏生(13)、チームEは高寺沙菜(13)を選択。3巡目では、かつてSKE48のオーディションを受けた経験のある福士奈央(14)をチームEの松井玲奈リーダーが指名。チームKⅡはこの後も指名を繰り返し、グループ最大の5名を指名。まさにプロ野球さながらのドラフトを経験したのがこの2チーム。思い描いたドラフトと違う方向に進んでしまったが、指名権利を獲得したドラフト生をどんな形で磨き上げていくか、これからの各リーダーの手腕に期待したいと思う。 NMB48に話を移す。チームNは11月19日にスタートする新公演も迫り、キャプテンの山本彩を筆頭にやる気も気合もマンマン。どのキャプテンより気合が入っているように感じた山本は、1巡目で須藤凛々花(16)をSKE48チームKⅡとチームEと競い合い見事に山本が当たりクジを引き当てた。偏差値67で夢は哲学者という変わった存在である。山本は「キャラクターが強く、パフォーマンスの時も目で追っちゃって惹かれました」という惚れっぷり。それを受けた須藤が「一番指名されなさそうなチームからの指名で驚いています」と心境を明かした。さらに「これからペナントレースが始まるので、チームNが最強になるために死ぬ気で貢献していきたい」と戦闘姿勢を見せてくれた。頼もしいドラフト生を引き当てたことで、チームNの選択は終了となった。 島田玲奈率いるチームMは、AKBグループでも一番の個性派が集うチームである。1巡目で指名したのは、武井紗良(15)。武井はこれまでにNMB48のオーディションを4回も受けてすべて落選。何度も落ちても頑張る姿を知った島田は「負けん気があるところがいい」と評価。個性派揃いのチームに入り込むのはかなり勇気が必要となるが、この負けん気を貫けばチームMの起爆剤になる可能性は大だ。特に、「いじる」のが旨いNMBメンバー。どれだけいじりをうまく受けられるかが今後の課題だ。 NMB48の中で一番新しいチームの上枝恵美加率いるチームBⅡは、年少者が多い。そこで、逆にチームに新しい風を吹かす存在として、最年長の磯佳奈江(20)を指名する荒業を披露。2巡目で指名した内木志(16)はドラフト前に行ったパフォーマンスを見て、凄く丁寧だったことから指名の決め手になったという。各チーム少数の指名だったが、チームに必要な人材を補うことができた良いドラフトになったのではないかと思う。 最後にHKT48のチームH。国内48グループでは最も新しいチームであり、良い意味でまだチームカラーが薄く、どんなメンバーが加入しても一緒に活動できるチームである。指原莉乃支配人と穴井千尋キャプテンは、かなり前からドラフト生のメンバーを念入りにチェック。そして運命のドラフト会議がスタートし、1巡目指名の時間となった。HKT48は福岡県出身の山本茉央(17)を単独指名。ここで競合することもなく交渉権利の獲得に成功した。指名を受けた瞬間に山本は涙を流し、山本自身もHKT48が希望だったことが伺える。指原の一本釣りが見事に成功した。美人系でチームに加入が決まれば、すぐに人気が出そうなタイプなので、努力次第では、即戦力としてHKT48の中心メンバーになる可能性もある。2hdシングル『メロンジュース』で研究生の田島芽瑠がセンターに抜擢された前例もあるので、山本がドラフト出場者の中で、いち早くブレークする可能性もある。 総論としては、AKB48は各チーム無難に戦力となるメンバーを獲得、大してNMB48とSKE48は未知数ながら大化けしそうなメンバーを獲得、そしてHKT48は即戦力を獲得した。ペナントレースが開幕し、果たしてどのチームの「補強」が成功したのか、明らかになる。 日本一のAKB記事!一気読み今からでも遅くない!!『恋するフォーチュンクッキー』を聞いて、MVも買える!AKB48楽曲を買うならドワンゴ! (C)AKS