板野友美はAKBに何をもたらした?
板野友美が東京ドームでの卒業セレモニーを終え、8月27日の最後の劇場公演でAKBを卒業する。 板野友美といえば、ファッションリーダーとしてAKBでは一足先に卒業をした篠田麻里子と双璧をなすおしゃれなメンバーとして有名。どこかAKBファン、特に男性ファンは近寄りがたいイメージがあった。しかし、ネットでは「板野△」と非常に愛されたメンバー。ちなみに板野△は、「板野さんかっけー」と読み、ネットでは本田圭佑など一部の尊敬スべき人間に使われる言葉だ。板野友美がアンチAKBも多いネットで愛されたのはなぜか?真面目すぎる性格、そして愛すべきエピソードがあったからだ。どこか近寄りがたいイメージは、研究生や後輩のメンバーにも持たれたようで、板野友美が怖いと話すメンバーは多かった。しかし、実はAKB一番の人情家。秋元才加とともにチームKを作り上げた板野は努力家で熱い一面を持つ。板野の本質に触れれば触れるほど、後輩メンバーはみな板野信者になり、ネットで様々な伝説やエピソードを語るようになっていった。それが、Twitterなどで拡散しネット住民にも認知され愛された。 しかし、逆にどこか抜けている天然でもあり楽屋で先約の場所取りを無視し堂々とその椅子に座ったり、携帯の充電最優先で前もって挿してあったコンセントを抜き自分で使用するなど大物感満載な天然エピソードをメンバーにバラされたり、とんでもなく味オンチで番組でも度々検証されるなどどこか憎めないキャラも人気に拍車をかけた。そんな板野友美がAKBで起こした革命は、「チャラいギャル的容姿なのに努力家」というギャップを十分にファンに認知させたところだ。アイドルといえば、とにかくブリブリで可愛く、愛されキャラ!が今も昔も人気が高い。AKBが初期には全員黒髪にしていたのもそういった理由だ。特に幻想のアイドル像とは真逆の、【生身】の女が見えやすいギャルはアイドルとは絶対に融合できないものと言われてきた。その壁を、板野友美は自然体で悠々と乗り越えた。そして、ファンに媚びない姿勢も従来のアイドル像を大きく壊すものだった。様々な雑誌やブランドでのモデル仕事と、バリバリのアイドル仕事を一緒にこなすスキルは、とんでもないバランス感覚が無ければ出来ない名人芸だ。それを、天性の感覚で板野友美は持っている。 しかし、天性の感覚を持ちながらも孤高の天才タイプではなく握手会でのファンとの交流での評判の良さ、そして前述した後輩やメンバー思いの一面という人間性の良さが、天性の芸能人としての才能に更に磨きをかけ、今の板野友美が出来上がった。その時に、ギャルとアイドルの融合を実現させたのだ。 板野友美がAKBにもたらしたもの、それはアイドルの可能性を広めたこと。現に、ファッションモデルになりたくてAKBに加入するメンバーも出てくるように、板野が切り開いた道は着実にAKBの可能性を広げている。また、国民的アイドルとして女性や子供の人気を獲得したのも、板野友美の功績。今後はソロのタレントとして、様々な仕事で成功を収め【卒業後のAKBメンバー】の可能性を広げる活動をしていってほしい。板野友美ソロ曲を全網羅!今すぐ確認!(C)AKS