島崎遥香 感謝の手紙に込めた永尾まりやとの変わらない絆

21日開催された「高城亜樹・永尾まりや卒業コンサート」は、永尾の同期である9期生が集まったり、6期生高城の唯一の同期である野中美郷が駆けつけたりと、”苦楽をともに頑張った仲間”が彼女たちの門出を祝ったあたたかなコンサートだった。

そんなコンサートの終盤に永尾の同期生である島崎遥香が、いままでの感謝を込めた手紙を贈った。

「ぱるるからのお手紙があります」と紹介されると会場は「おおー」とどよめく。「大勢の前で読むタイプでもないし、マジ緊張する。気持ち悪くて吐きそう」といつもの表情の島崎は「まりやのために読みます!」と静かに「まりやへ」と切り出す。

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「思い返せばわたしが同期の中で初めてお話ししたのがまりやだったと思います。初めてのレッスンの時、行くまでの道のりで、”何歳ですか?””あー同い年ですねー””わたし踊れなくて…””わたしもです”みたいな会話をした記憶がうっすら残っています。案の定わたしたちだけダンスがとても下手で、毎日のように夜まで居残りさせられたよね。みんなが休憩している時も、出来ない人は休んではいけないみたいな空気が流れていて、意識が朦朧としながら、出来ないのに、出来ないもの同士で教え合いっこしたね。辛かったね…。疲れた時はチョコレート。レッスンの時は毎回”今日こそはみんなに付いていけますように”ってお守りみたいに”今日もチョコ持ってきた?””持ってきた”っていう会話から始まって、帰り道になると”いつ辞める?””辞める時はいっしょに辞めようね”っていうセリフが、”明日もレッスン場に来ようね”という言葉と引き換えに、毎晩毎晩つぶやきながら帰ったのをよく覚えています。6年前から、気付いたらまりやは何も言わず、わたしの隣にいて、わたしだけがひとりぼっちにならないように、わたしだけが大人数の中でひとりだけ浮かないようにしてくれいていた優しさに気付き、離れ離れになると聞いてから、今まで当たり前だったことが当たり前でなくなると思って、わたしは”まりやが卒業してしまったらどうしたらいいの?”って心細いよ。でも最近のまりやは前より充実しているようにみえて、強い意志もしっかりみえて、カッコいいです。だからわたしも強くなれるように、まだAKBで頑張りたいと思います。今日は”いつ辞める?””辞める時はいっしょだよ”って言葉ではなく、離れていてもどこか隣にいて、寄り添いながら、”これから先もいっしょにお仕事ができますように”って言葉を贈りたいと思います。今までありがとう。そしてこれからもよろくね。まりや、卒業おめでとう。島崎遥香より」(抜粋)

島崎は時折声を詰まらせながら、辛かったデビューまでのさまざまな思い出をひとつひとつ紡ぐように話し、永尾も目を真っ赤にして聞き入っていた。

永尾は「ダンスの壁があった時にいっしょにいたのがぱるるだったなって思い出して、すごい感動しました。お互い辞めるって約束も思い出した。(ぱるるが手紙書くなんて)めずらしいね、すてきな手紙ありがとう」と感謝を述べると、島崎は「もう一生読みませんよ」と照れ笑いしていた。

永尾と島崎の変わらない絆を感じる、感動的な場面だった。

写真(C)AKS